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2009年度 ポニーキャニオンOB会 PC-KAI  総会

2009-09-30 19:03:34 | 総会  会合
2009年度 ポニーキャニオンOB会 PC-KAI  総会・懇親会


日時 10月7日〔水〕 午後 6時 開宴 6時30分

場所 市ヶ谷 アルカデイア市ヶ谷 私学会館

3階 富士の間 


2. ニッポン放送 LF会 総会・懇親会


日時 10月15日〔木〕 正午から午後 2時 

場所 大手町サンケイプラザ 4階ホール

旧 サンケイ会館

ポニーキャニオン、インディーズの「クエイク」を子会社化

2009-09-30 18:56:05 | 虎ノ門 便り 
ポニーキャニオン、インディーズの「クエイク」を子会社化


 ポニーキャニオンはインディーズ(非メジャー)系レコード会社「クエイク」(東京・港)への出資比率を15%から50%に引き上げ、子会社化することを決めた。30日にクエイクの加藤和宏社長から株式を取得する。ダンス音楽に強みを持つクエイクを子会社化することで、多角的な事業展開を加速する。

 出資額は数億円で、自己資金で賄ったとみられる。残り50%の株式は加藤社長が保有する。


2. NY映画祭 今年の注目作は?

 9月25日~10月11日の17日間、ニューヨーク映画祭が開催されている。会場はニューヨーク・リンカーンセンター内で改装を終えたばかりの「アリス・タリー・ホール」。

 期間中は17カ国から集められた29作品が上映される。47回目となる今年のトップバッターは、フランス出身のアラン・レネ監督による「ワイルド・グラス」。女性物の財布を見つけ、次第にその持ち主の女性に心を奪われていく男の物語。今年はレネ監督の長編デビュー作「ヒロシマ・モナムール(邦題・二十四時間の情事)」(日仏合作、1959年公開)から50年の節目の年だ。

 最終日には、スペインのペドロ・アルモドバル監督と同国出身の女優、ペネロペ・クルスの4回目のコンビ作となる「ブロークン・エンブレイシズ」が上映される。盲目の脚本家にまつわる複雑なラブストーリーで、クルスはコールガールを副業とする秘書役を演じる。アルモドバル監督にとっては同映画祭への8回目の出品作となる。

 注目作品は「ブロークン・エンブレイシズ」とリー・ダニエルス監督の「プレシャス:ベイスド・オン・ザ・ノベル・プッシュ・バイ・サファイア」。「プレシャス」はハーレム街に住むティーンエージャーが、虐待を受ける過酷な日々から抜け出す物語で、主人公プレシャス役は新人女優、ガボリー・シディベが、彼女を虐待する母親役はコメディアンのモニークが演じる。同作は今年のサンダンス映画祭で、審査賞グランプリなど3部門を獲得した。

 このほかのラインアップは、「白いリボン」(ミヒャエル・ハネケ監督)、「ライフ・デュアリング・ウォータイム」(トッド・ソロンズ監督)、「アンチクライスト」(ラース・フォン・トリアー監督)など。

 今年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した「白いリボン」は、第一次世界大戦直前のドイツの村で起きた残虐な出来事を描き出す。「ライフ・デュアリング・ウォータイム」はアリー・シーディとアリソン・ジャニー出演のコメディー。「アンチクライスト」では、ウィレム・デフォーとシャルロット・ゲンズブールが子供を失った夫婦を演じる。また、名作「オズの魔法使い」の公開70周年を記念し、高解像度のリマスター版も上映される。

北米映画興行収入=「くもりときどきミートボール」が連続首位

2009-09-28 14:15:28 | 映画 話題等
北米映画興行収入=「くもりときどきミートボール」が連続首位


映画スタジオの推計に基づく9月25日―27日の北米映画興行収入ランキングは、3Dアニメーション映画「くもりときどきミートボール」が、2460万ドル(約21億9000万円)を記録し、前週に続き1位となった。 
 コロンビア・ピクチャーズが配給する同作品は、好調な成績を維持しており、10日間の累計興行収入が6000万ドルに上っている。

 そのほか、ブルース・ウィリス主演のSFスリラー「Surrogates(原題)」が、1500万ドルで初登場2位。

同じく初登場で、1980年のミュージカル映画をリメークしたファミリー向け作品「Fame(原題)」が1000万ドルで3位に付けた。

 また、デニス・クエイド主演のSF映画「Pandorum(原題)」は、業界関係者の予想を下回る6位にとどまった。


2. 北米映画興行収入トップ10

 映画スタジオの推計に基づきロイターが27日にまとめた9月25─27日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。

  順位     興行収入

1 (1) Cloudy with a Chance of Meatballs . 2460万ドル
2 (*) Surrogates ........................ 1500万ドル
3 (*) Fame .............................. 1000万ドル
4 (2) The Informant! .................... 690万ドル
5 (3) I Can Do Bad All By Myself ........ 480万ドル
6 (*) Pandorum .......................... 440万ドル
7 (4) Love Happens ...................... 430万ドル
8 (5) Jennifer's Body ................... 350万ドル
9 (6) 9 ................................. 280万ドル
10 (7) Inglourious Basterds .............. 270万ドル
 [ロサンゼルス 27日 ロイター]

マイケル、マドンナ、ホイットニー… 80年代スター、今なお光

2009-09-28 14:10:26 | エンターティメント情報
マイケル、マドンナ、ホイットニー… 80年代スター、今なお光


 80年代から活躍する洋楽の大物たちの話題がにぎやかだ。急死したマイケル・ジャクソンは旧作が好調に売れ、同じ年に生まれたマドンナは今月末、ベスト盤を発売。ホイットニー・ヒューストンは7年ぶりの新作で復活を遂げた。スーパースターの栄光と、その後の波乱の人生が人々をひきつけるのだろうか。
 「マイケル・ジャクソン、フォーエバー」。東京・新宿のタワーレコード新宿店は、マイケルの追悼コーナーを今も設けている。
 亡くなった直後は往時を知る世代が目立ったが、次第に20代以下の若い世代が増えた。担当の河田良介さん(32)は「曲の良さやダンスの素晴らしさが幅広い世代に再認識された」。
 旧作を扱うソニー・ミュージックによると、死後のCDやDVDの売り上げは国内で計約100万枚。幻となったコンサートツアーのリハーサルを盛り込んだ映画「THIS IS IT」が10月28日に公開され、同名の新曲を含むアルバムも同じ日に発売される。
 ベストアルバム「セレブレイション」が今月30日に日本発売されるのはマドンナだ。82年のデビューから書き下ろしの新曲まで四半世紀を網羅し、音楽性の変容ぶりが分かる。10月2日にはミュージックビデオ47曲を収めたDVDベストも出る。
 発売元のワーナーミュージック・ジャパンの担当ディレクター、三樹門太さん(42)は「時代の先端の音楽をいつも採り入れていた。セルフプロデュース能力にもたけている」とその魅力を語る。
 ここ数年はボビー・ブラウンとの離婚や薬物中毒などで騒がれたホイットニー・ヒューストン。新作「アイ・ルック・トゥ・ユー」は日本では今月16日に発売された。米国では92年の「ボディーガード」以来となるアルバムチャート首位を獲得している。
 ソニーやワーナーはマイケル、プリンス、REOスピードワゴンなどの80年代のヒットアルバムを紙ジャケットで再発売。「フットルース」「トップガン」など80年代の映画のサントラの人気も高いという。
 音楽評論家の萩原健太さんは、米国に音楽専門テレビ局「MTV」ができ、世界的にミュージックビデオが流行した80年代から90年代初期を「スーパースターを世界中で共有できた時代」と分析する。その後、音楽シーンは細分化し、ヒットの規模も小さくなった。「世界規模で人々の記憶に焼き付くスターを生み出せた最後の時代だったのかもしれない」



2. 台本保存で「放送文化守れ」 日本放送作家協会が保存推進

 「樅(もみ)の木は残った」「犬神家の一族」「太陽にほえろ!」といったテレビドラマやバラエティーなどの台本の保存を、日本放送作家協会が進めている。特にビデオテープが貴重だった30年ほど前までの作品は、映像が残っていない番組も多いが、「台本さえあれば内容を知ることができる」と同協会理事長で脚本家の市川森一さん。既に3万5千冊を収集し、将来は保存施設の設立を構想している

 東京・新宿で今月23日まで開かれた同協会の50周年イベントで、戦前のラジオ番組や「私は貝になりたい」(昭和33年)など多くの台本が展示され注目を集めた。これらは東京都足立区の生涯学習施設内にある「日本脚本アーカイブズ準備室」や同区立図書館に保存されているものだ。
 「脚本は放送史を理解するかけがえのない手がかりだが、映像に比べて軽視され、制作や放送が終わると散逸してしまう」と危惧(きぐ)した同協会のメンバーが、文化庁やNHK、民放連などの支援を受け、平成17年10月に準備室を発足させた。
 今年3月に女優の三田佳子さんが自身の出演作を中心に約1千冊の台本を寄贈するなど、放送作家や制作スタッフ、出演者、遺族から既に3万5千冊あまりが集まった。昨年9月にはデジタルデータ化の研究も始めた。
 市川さんは「今は収集と管理に手いっぱいだが、将来はセンターを作って公開し、放送研究者の調査や若手放送作家の勉強はもちろん、昔の番組を懐かしむ一般の方に役立ててほしい」と意気込む。
 ただ、台本は書籍とは異なり、もともと制作スタッフや出演者らに限って配布する前提で作られている。公開するには、放送作家や遺族の了解を得る必要もある。「手をこまねいていると、所有者が亡くなって遺族が廃棄するなどして、時間とともに脚本は失われていく。保存活動は待ったなしです」と市川さん。
 米国、フランスなどでは台本の保存施設が充実している。韓国でも昨年1月、政府の支援で台本のデジタル図書館が設立されており、「日本は大きく後れを取っている」と市川さんは指摘する。
運動を推進する脚本家の香取俊介さんは「今村昌平監督は生前、『映画の成否の7割は脚本、2割が役者、1割が監督』と言っていた。よい作品には必ずよい脚本があり、後世に伝える必要がある」と話す。
 市川さんは「残すという概念のないところに文化はない。手元に眠っている脚本があったら、ぜひ連絡してほしい」と呼びかけている。同準備室は(電)03・3882・1071。

カメラ史100年をたどる

2009-09-27 10:35:01 | エンターティメント情報
カメラ史100年をたどる


 東京・半蔵門の日本カメラ博物館で「日本のカメラ100年の歩み」展が始まった。開館20周年を記念して、専門家や学識経験者が選定している「日本の歴史的カメラ」約760点を一堂に展示し、国産カメラの発展史をたどる内容だ。
 日本で初めて量産されたカメラは、明治36年に小西本店(現コニカミノルタ)が売り出した「チェリー手提暗函」だった。そんな時代から最新のデジタルカメラに至るまで、「名機」と認定された数々のカメラが展示されている。「ハンザキヤノン」「マミヤシックス」「リコーフレックス」「ニコンF」「オリンパスペン」…。日本のカメラ産業が国際的ブランドになるまでに発展した過程を“モノ”の姿から実感できる。
 「時代の流れとカメラの移り変わりがわかるような展示にしました」と学芸員の島貫咲子さん。レンジファインダーや一眼レフのような“正統的進化”をたどった製品群はもちろんだが、インスタントプリントのできるデジタルカメラ、MP3プレーヤー内蔵カメラ、リストカメラなどの“アイデア商品”も時代を映し出す。むしろ傍流のカメラのほうが、カメラ付き携帯電話やトイカメラ全盛の現代的状況への流れを強く感じさせる。
 カメラメーカーの統廃合を示す年表や、発売時の価格を比較できる物価の推移表など、鑑賞の手引きも充実。来年2月7日まで、月休、一般300円。



2. 音楽CD“大人”照準 レコード各社、若者からシフト


 レコード各社が「大人」をターゲットにしたCDに力を入れている。ユニバーサルなど大手3社は10月末から共同で「大人の音楽」のステッカーを張ってレコード店の特設コーナーに並べるほか、コロムビアも9月から「大人の音楽」シリーズの展開を始めた。背景には、音楽配信の普及などで若者層のCD離れが進む中、販売促進に結びつけたいという狙いがある。(竹中文)
 共同で「大人の音楽」キャンペーンを行うのは、ユニバーサルミュージックとエイベックス、テイチクエンタテインメントの3社。10月28日から40歳~64歳をターゲットにした同年代のアーティストのCDに、プレゼント応募券付きの「大人の音楽」のステッカーを張る。ポップスや歌謡曲のように「大人の音楽」をひとつのジャンルとして分類し、レコード店には特設コーナーを設置。販売員には大人の購買層が多いクラシックとジャズの販売マニュアルを配り、“音楽ソムリエ”を育てる予定だ。
 この展開には成功例がある。2社に先駆けてユニバーサルは3~5月、「オトナの音楽」キャンペーンを実施した。布施明や稲垣潤一など29タイトルのCDにホテルの宿泊券が当たる応募券付きのステッカーを張り付け、全国約650店のレコード店に特設コーナーを設けたところ、旧譜は前年同期比1・7倍の売り上げを記録した。
 同社のセールスマーケティング&デジタルセールス本部長の深尾尚宏さんは「3社で合同キャンペーンを行えば広告費や販促費を分けられるので、大規模な展開ができる。若い世代は音楽配信に興味を示しているが、40歳以上はCDを手に取る実感を好む傾向にあるので、大人マーケットは魅力的な市場です」と説明する。
 ◇
 中高年で歌手デビューして成功するケースもある。代表例が秋元順子(62)だ。平成17年にメジャーデビューした秋元の3枚目のシングル「愛のままで…」は、今年上半期のオリコンシングルセールスで3位を記録。今月9日に発売されたアルバム「愛する人のために」も約1週間で7万枚を売り上げた。
 秋元は「この年齢だから持っている、というものを聴いてもらえたらいい」と控えめに語るが、歌には実体験が生かされている。たとえば7月にリリースされ、約2カ月で10万枚を売り上げたシングル「黄昏Love again」。「別れの経験はたくさんあるので、歌詞を見たときは自分の思い出と重なった。これまでの人生では、ひとつひとつの出会いを大切にしてきましたからね」
                   ◇
 コロムビアミュージックエンタテインメントも今月2日から、70代をメーンターゲットにしたCD「おもいでの童謡・唱歌」など10タイトルに「大人の音楽」というステッカーをつけた。制作担当者は「売れ行きは上々。歌詞カードの文字は大きくして、縦書きにしています」と話す。
 こうした傾向について、団塊世代への応援歌ともいえる「夢は眠っていないか?」の作詞を手がけた音楽評論家の富澤一誠さんは「大人世代は、競馬にたとえると第3コーナーを回って直線コースに入った世代。そんなときに同世代の歌手の歌声を聴くと、自分も頑張れるのではないかと感じる。少子高齢化の影響でヤングマーケットが縮小している今、『大人の音楽』に力が入るのは必然です」と分析している。

石田さんは、私にとりまして 永遠のオトーさんであります。

2009-09-26 09:14:33 | 特集 石田達郎 石田のお父さん !
石田さんは、私にとりまして人生の師であり 永遠のオトーさんであります。



                            速水 彰夫


昭和40年新入社員として入社した私は、編成部に配属され石田編成局長にご挨拶
したのが、石田さんと言葉を交わした最初でありました。
それから2ヶ月、5月末に業務局への内示を受け、その旨ご報告に行きますと、
「そうか、ご苦労、それでは今晩餞別のメシを御馳走してやろう。」と言って頂きました。
場所は麹町の「服部」。何しろ編成局長と新入社員ですから。
しかも個室で。その緊張したの何のって。生涯忘れられない、そしてものすごく嬉しい思い出です。




私が営業配属後最初の社内旅行での記念写真
男性ではオトーサンお1人背広姿。多分遅れてのゲスト参加と思われます。

昭和60年平山社長誕生と共に私は秘書となり、石田社長は取締役相談役となられ
ました。この時からお亡くなりになられる平成2年7月19日迄、5年間ずっとお側にお仕えする事になりました。

この間のオトーサンとご一緒した際のエピソードを、お話し出来る範囲で書かせて頂きます。

1.通路側がお好き
出張の際オトーサンは、飛行機でも新幹線でも絶対通路側を選ばれました。
秘書の私はいつも窓側でした。

2.とっても奥さん思い

出張で東京駅着のときは、いつも山手線ホームに一度寄られそこで売っている駅弁
を奥さんが大好きだと買って帰られました。

3.お土産は2つ

この時期バブルの良い時代でした。多くの会社の周年記念、社長就任パーティー
がよくありました。普通秘書には土産は用意されていないものですが、オトーサンは必ずお開き口で「もう一つ」と言って私の分も頂きました。

4.グルメだったオトーサン

東京国際映画祭がらみでフランスへ出張され帰国した翌日夜、早速オトーサンの
お供。代官山の「マダム・トキ」に行きシェフを呼び出し、やおら胸ポケットから出し
たのは、パリのレストランのメニュー。「これが美味かったんだ。これを作ってくれ」

5.食べさせ上手

当時オトーサンはビデオ協会の会長をされており5,000億産業の講演で広島に
行った折、広島ディノスの社長別荘で、テレビ新広島吉川社長、松本寛専務等とすき焼きパーティー。

地の松茸が山盛り。オトーサンは「オイ速水!肉より松茸食え食え」とご自身は勿論、私の皿にガンガン入れていただきました。その食べたの何のと。後にも先にもこんな贅沢なすき焼きは有りませんですし、松茸をイヤという程食べたのもありません。

6.叙勲よりハーフ30台



昭和63年、オトーサンは勲二等旭日重光章を叙勲されました。
それはそれは嬉しそうでした。記念写真撮影の為ご自分ですぐに写真屋さんを
予約したほどです。(ポニーのあった一口坂の光陽)。
しかしご本人は、同じ年に出されたレイクウッドゴルフクラブ西コースアウト
でのスコア39の方が嬉しいとのこと

勲二等旭日重光章受章記念写真でした。
於(株)写真光陽

プロアマ戦でのオトーサンの華麗なるショット
パートナーは尾崎将司と岩下志麻さん


7.ヤクザの親分

オトーサンを囲んでの会がいくつもありました。チャンちゃん会、アバウト会、
留萌の会等。ある年、泊まり込みでの伊豆ゴルフ会。メンバーは阿久悠さん、黒井
和男さん、石ノ森章太郎さん他。日差しが強く何人もの方々がサングラスをかけてのプレイ。皆さんがオトーサンを呼ぶのは「会長、会長」。キャデイさんは、ハーフ終るまでてっきりオトーサンをヤクザの親分と思い、超ビビったそうです。

8.オトーサンの怒り

やはり何かの会で伊豆でのゴルフ会。ご存知阿久悠さんは、大の高校野球通。批評
も書いておられました。春の選抜大会の時だったと思います。ホール間を歩いている時イヤホーンで聞いてましたが、一瞬イヤホーンが外れ音が外に漏れました。それを運悪く他の組に聞かれ我々が上がって来た時にフロントで注意を受けました。
阿久悠さんは、申し訳ないと謝られましたがこれを聞いたオトーサンが烈火のごとく怒り始めました。「俺は石田だ。阿久悠さんを知らないのか。阿久さんは、伊豆の為に色々尽力してらっしゃるのだぞ。第一音が漏れたのはプレイ中じゃないぞ、ホール間を歩いていた時に一瞬漏れただけだ。言った奴を呼べ、支配人を呼べ。」とその怒り方はもの凄かったです。震えました。初めてオトーサンの怒りを見ました。




9.オトーサンのフォロー







オトーサンは、亡くなる1年位前から足を引きずる所謂老人歩きになっていました。

ある日羽佐間社長と私と3人でパーテイーに出掛けようと、5階からのエレベーターを降り玄関に向かうオトーサンの歩く後ろ姿を見た羽佐間社長が驚かれ、
「オイ、速水、オトーサン急に歩き方が老人になったな。気を付けた方が良い。今日から俺のフォローは良いからオトーサンを徹底的にフォローしろよ」とおっしゃられたのを今でも強烈に覚えております。

10.オトーサンの涙

オトーサンは東海大東京病院(代々木)に4月から入院されました。秘書である
私は毎日通いました。5月11日に常務の斎藤さんが急逝されました。その報告を
病床のオトーサンにするという辛い任務を受けました。聞いたオトーサンは、
「エッ!」と驚かれ「斎藤のバカ者、まだ若いのに俺より先に行きやがって」と大粒の涙を流され、横を向かれました。

ニッポン放送グループ年末懇親ゴルフ会オトーサンはいつも後ろで皆を
支えていました。




この写真は亡くなる半年前です。

オトーサンが亡くなられたのは、72歳でした。余りにも早すぎました。
もし御存命なら、その後グループに起きたあのクーデターを、あのホリエモン騒動を、あの親子会社逆転をオトーサンは、どう思われたでしょうか。どうされたでしょうか。

それを考えますと感慨深いものがあります。
長くなり申し訳ありません。
まだまだ思い出は尽きませんが、オトーサンが「いいかげんにせい」とおっしゃっておりますのでこの辺で失礼します。



海外の秀作、六本木に集う 来月17日から東京国際映画祭

2009-09-25 13:28:43 | エンターティメント情報
海外の秀作、六本木に集う 来月17日から東京国際映画祭


 第二十二回東京国際映画祭が十月十七日から九日間、六本木ヒルズをメーン会場に開かれる。コンペティション部門のほか、世界の映画祭で話題になった作品やアジア映画などがそろい、海外の秀作と出合う貴重な機会といえそうだ。主なラインアップを紹介しよう。 (石原真樹)
 コンペ部門には、七百四十三作品から選ばれた十五作品が出品され、最優秀作品賞「東京サクラグランプリ」をかけて競う。
 世界を襲った不況を反映してか、不安定な社会や失業を扱う作品が多いようだ。「エイト・タイムズ・アップ」(仏)は「七転び八起き」を意味し、職も住居も失った女性が前向きに生きようとする。「永遠の天」(中)は、親を失った少女の成長物語で、中国の急速な近代化を背景に描く。「イースタン・プレイ」(ブルガリア)はアルコール依存症の画家と、彼の弟の物語。
 恋愛がテーマの作品も。「テン・ウィンターズ」(伊、露)は“友達以上恋人未満”の関係を描き、舞台はベネチアとレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)。「台北に舞う雪」(中、日、香港、台湾)は、台湾の情緒あふれる風景の中で繰り広げられる青春ラブストーリー。
 ほかに、ロシアの革命家トロツキーの生まれ変わりだと信じる少年が主人公の「少年トロツキー」(加)など。
 日本から唯一出品されたのが辻仁成監督「ACACIA」。アントニオ猪木演じる元プロレスラーと孤独な少年の心の触れ合いが主題で、辻監督は「一緒に暮らすことのできない子供に、『毎日思っている』ことを伝えたいという個人的な思いで作った」と話す。アントニオ猪木は映画初主演。
 「アジアの風」部門は、東アジアや中東など、日本で公開されることの少ないアジア映画がそろう。特集は、昨年死去したエジプトの巨匠ユーセフ・シャヒーン監督、今年七月に急逝したマレーシアのヤスミン・アフマド監督、香港の女性監督アン・ホイ監督ら。
 日本を代表する“映画人”の講演と上映をオールナイトで行う企画「映画人の視点」は、「歩いても歩いても」の是枝裕和監督、「ラスト サムライ」など海外でも活躍する真田広之が登場。また、松田優作さんの没後二十周年を記念するイベントも。
 独立系邦画を集める「日本映画・ある視点」部門や、世界の映画祭で注目され国内配給が未定の作品を集めた「ワールドシネマ」部門、自然と人間との共生をテーマにする作品なども上映される。
 オープニングは、海のドキュメンタリー「オーシャンズ」(仏)、クロージングはディズニー「カールじいさんの空飛ぶ家」。ほかに、年末に公開を控えるジェームズ・キャメロン監督最新作「アバター」の部分上映もある。
 昨年までは渋谷と六本木に会場が分かれていたが、今年から六本木のみに。アニメ部門や「ニッポン・シネマ・クラシック」部門が休止となったことなどで上映本数も減り、全体的に規模は小さくなったようだ。昨年に続きチェアマンを務める依田巽さんは会見で「高品質な作品をなるべく多く、を目指した。日本で上映されない作品も多く、たくさんの人に見てほしい」と語った。
 入場券はチケットぴあなどで十月三日から販売。当日券もある。問い合わせはハローダイヤル=03・5777・8600。上映スケジュールなどは同祭のホームページ(http://www.tiff-jp.net/ja/)へ。



2. 電通が乗り出した電子雑誌のコストと付加価値


 電通が約30の出版社と組んで電子雑誌事業「MAGASTORE(マガストア)」に進出した。若い世代を中心にケータイ小説やケータイコミックが注目され、ウェブ上での電子配信も徐々に市場を広げつつあるなか、雑誌媒体をデジタル化することの意味を考えてみる。

■電通が手がけるプラットフォーム
 個々の出版社が専用のビューワーや配信環境を用意するのは効率が悪いし、リスクも大きい。そこで複数の出版社をとりまとめて雑誌のデジタル配信プラットフォームを作りましょう、というのが今回のMAGASTOREである。そしてそのとりまとめ役に電通が名乗りを上げた。
 こうしたコンテンツ配信プラットフォームは放送メディアでは「スカパー!」がある。スカパー!の場合は番組供給会社(各専門チャンネル)と衛星会社、それらの親会社である商社などが相互のメリットを満たすようにビジネスを考案した。衛星事業も放送事業も多額の投資と再編を繰り返し、多チャンネル専門放送という今のビジネスモデルを実現させている。それと比較すると今回のMAGASTOREは、新たなビジネスの創出というより既存の雑誌ビジネスの変容と見るべきなのかもしれない。
 少なくともスカパー!およびその前身の衛星プラットフォームが動き出したころ、電通は衛星放送には消極的と言わざるを得なかった。当時のテレビは地上波の力が圧倒的で、衛星にはあまり目を向けようとはしなかった。
 その電通がここにきて雑誌の配信プラットフォームに乗り出す背景には、いうまでもなく雑誌媒体の不振がある。電通にとっても雑誌広告は重要な収益源の1つなのだが、このままでは先行きが明るくない。そこで自らが中心となってプラットフォームを構築し、既存の紙の雑誌広告枠に加えて、新たなデジタル媒体の広告枠を押さえようという目論見だろう。「全枠買い切り」のような旧来型の広告代理店的発想も感じるが、ウェブ上での有料モデルとして成立させることができるのだろうか。

■「紙の雑誌」のデジタル化にかかるコスト
 雑誌をデジタル化する場合、まず課題となるのは表示端末の問題である。MAGASTOREは当初、アップルの「iPhone」「iPod touch」からスタートした。将来は携帯電話やパソコンともシームレスにしていくのだろう。アマゾン・ドット・コムの「kindle」のような専用端末にもトライするに違いないが、これらで普及させるのは一筋縄ではいかない。
 もう一点はコンテンツ。雑誌の誌面をそのまま利用するにしてもデジタル化作業は必要だ。雑誌の編集工程はもちろんすでにデジタル化されているが、それをビューワーで再生できるように加工したり、目次やインデックス用のメタタグを組み込んだりするのに手間がかかる。また、いずれはデジタル配信用の専用コンテンツに手を広げていくかもしれないが、それではウェブのコンテンツとの違いがあいまいになるという悩ましさがある。
■デジタル化による付加価値はあるか
 肝心の使い勝手はどうか。現在のところ、雑誌のラインアップや更新タイミングなど課題が満載だが、これらは解決することが容易なのであえて言及しない。
 ビューワーのアプリケーションソフトが115円と有料なのも仕方ないだろう。実は今のプラットフォームはスカパー!のようにすべて自前で構築したのではなく、アップルのそれに乗っかっている。アップルは有料コンテンツの決済システムを提供しているが、有料コンテンツを配信できるのは有料アプリ向けだけという制約がある。ユーザーにしてみれば二重課金という不満はあるが、提供者側としてはやむを得ないだろう。
 ユーザーインターフェースは現時点では優れていると十分に言えると思う。小さい画面と非力なマシンパワーの制約のなかではよくできている。ただ、これで十分なのか、それとも雑誌的なコンテンツをデジタルで表現するより優れた方法があるのか。提供者はもちろんユーザーも、実際のビジネスとして運用されるなかで吟味していかないといけない部分だ。
 個人的な感想としては、書店では見られないバックナンバーを購入できるのはありがたい。ただし雑誌のバックナンバーを見たいという欲求は、リアルな書店の店頭ではなく、友人、仕事、テレビなどの「何らかの外部要因」によって発生する。そうしたいわゆるコミュニティー、ソーシャルメディア的なウェブの機能を十分生かし切っていないのが残念だ。個々の要素で新たな付加価値を生むことなく、従来型の不動産業的ビジネスの電子版に終始するだけなら、わたしは紙がなくなるまで紙媒体の方がありがたい。



3. 「救命病棟24時」最終回、視聴率19.3%

 フジテレビの連続ドラマ「救命病棟24時」の最終回(22日放送)が平均19.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を獲得したことが24日、分かった。瞬間最高は23.5%で、シルバーウイーク中のトップタイ記録に。それを受けて、今冬のスペシャルドラマ版の放送が決定した。また、21日放送の映画「おくりびと」(TBS系)は平均21.7%を記録した。

ウィキペディア、岐路に 英語版で書き込み承認制度

2009-09-24 14:18:37 | エンターティメント情報
ウィキペディア、岐路に 英語版で書き込み承認制度


 誰でも自由に編集できるネット上の百科事典「ウィキペディア」が曲がり角を迎えている。英語版で、主に人物に関する記述変更に特別な承認が必要となることが決まったのだ。誹謗(ひぼう)中傷などがあった場合、標的となった人物への影響が大きいためだが、日本でもタレントの上戸彩さん(24)を紹介するページに殺害予告が書き込まれる事件が起きたばかり。日本語を含む他言語でも同様の規制論議が起きる可能性がある。

 ■自由か信頼性か

 「ネットは現実の一部。サイト荒らしは一定の割合でいる」。ウィキペディアを運営するウィキメディア財団(米サンフランシスコ)のボランティア・スタッフ、デビッド・ジェラードさんは、同サイトの現状をこう説明する。
 従来のシステムでは、ユーザーの互選で選ばれる「管理者」が、荒らし行為対策として書き込みを一時的にブロックするなどの措置をとれるが、書き込みは原則として自由だ。
 英語版で今回、導入が決まったのは、一般ユーザーが記事を書き換える際、その内容が妥当かどうか、管理者がチェック、承認してからでないとアップロードできなくする仕組み。上位ユーザーである管理者が“検閲官”の役割を担うことになり、「誰でも平等に」という理念が一部放棄されることになる。
 財団側の声明によると、ユーザー側から提案があったことを受けて、約2カ月のテスト期間の後に、主に人物に関する記事で新システムに移行する。今年8月現在の管理者数は約1700人だが、管理者が別のユーザーに承認権限を与えることもできる。

 ■いたちごっこ

 実は、同様のシステムは昨年、ドイツ語版で運用が始まっており、英語版はこれを参考にした形だ。狙いは記事の信頼性確保だ。
 誰でも参加できるのがウィキペディアの特長だが、利用者増に伴い、人格攻撃や明白な誤りも増加している。世界有数の閲覧数だけに、社会的影響も大きい。
 たとえば、英語版ではオバマ米大統領の容姿に関する悪質な書き込みなどが、2007年1~4月だけで約200件あった。8月24日付の米紙ニューヨーク・タイムズ電子版によると、今年3月には、英大手紙ガーディアンとインディペンデントがウィキペディアに基づき、死去した仏作曲家について誤った記事を掲載する“事故”もあった。
 こうした問題に対し、サイト発足当初から、不適切な記述を見つけるたびに削除するいたちごっこが続いた。しかし、07年ごろにはユーザー数が頭打ちとなったことから、積極的に編集に参加するユーザーらの間で、荒らし行為への対処についての議論が行われ、今回の提案につながった。
財団側は、記事の質向上のためにチェック機能の必要性を強調、「サイトを使いづらくするためではない」と理解を求めている。

 ■他言語に波及も

 ドイツ語版に続き、記事数300万件超と最大規模を誇る英語版で承認システム導入が決まったことで、他の言語に広まる可能性もある。
 現時点で日本語版への導入予定はないが、「今後、ユーザーがいいアイデアだと考えるようになれば導入されるだろう」とジェラードさん。ウィキペディアなどウェブサイトのデータ解析を専門とする東京大学「知の構造化センター」の中山浩太郎助教は「承認権限のあるユーザーが適切な判断ができるのかなどの問題がある」としながらも、「誹謗中傷を含む編集合戦の問題に対する一つの有効な答え」と話す。
 自由と信頼性のバランスをどう取るか、日本語版についても、ネット空間では議論が始まっている。


2. 『東映まんがまつり』今秋に帰ってくる 復活のカギは立体CG

 一九六九年から、三、四本の短編アニメをまとめて上映していた「東映まんがまつり」。「アニメまつり」「アニメフェア」と名前をかえて二〇〇二年まで続いた。アニメ映画の流行が長編ものに移行し、伝統は途絶えたが、この秋、「とびだす!3D 東映アニメまつり」として帰ってくる。復活のカギは、今年が“元年”といわれている立体(3D)CG。国産初の劇場用立体アニメで、「まんがまつり」が担っていた「子どもが人生で初めて見る映画」を目指す。 (宮崎美紀子)
 十月三日から、「Tジョイ」「ワーナーマイカル」など立体映画の上映設備がある全国約九十館で封切られる「東映アニメまつり」は、三十分の新作「きかんしゃ やえもん」と、七~十四分の短編「ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の幽霊電車」「デジモングランプリ!」「デジモンセイバーズ3D」の三本を合わせた計四本立て。
 今年はアニメ「ボルト」や、年末公開のジェームズ・キャメロン監督「アバター」など米国製の立体映画が続々入ってくるが、実は東映アニメーションも立体アニメを作っていた。それが今回の短編三本。ただし、劇場用ではなく、遊園地のアトラクションで上映されていた。
 一方、「~やえもん」は国産初の劇場用の立体アニメとして新たに作られた。七四年の「まんがまつり」でアニメ化された、東映アニメとは縁が深い作品で、今年は阿川弘之さん原作の絵本の出版五十年でもある。当時のアニメ「~やえもん」は実写映像で機関車の迫力を再現したが、今はCGという武器がある。
 四本続けて見ると、映画における立体効果の使い方の変化がわかる。旧作三本はビックリ箱のように飛び出すが、「~やえもん」は、それほどではない。貝沢幸男監督は「昔は驚かせる手法として立体効果が使われたが、最近はスクリーンから飛び出すよりも、奥に広がっていって、世界観をふくらませ、物語にひきこむための手段になっている」と語る。氷見武士CGプロデューサーも「アトラクション用の短い映像ならいいが、長い作品で連続して飛び出すと見る人が疲れてしまう」と補足する。
 国産の3DCGアニメに携わった二人は、その可能性についてこう話す。
 「CGとアニメのノウハウが結び付けば、日本はもっと面白いアニメが作れると、ずっと以前から思っていた」(氷見プロデューサー)
 「ドラマを伝える技術の一つにすぎないが、すごい技術ではある。演出家として、子どもが楽しめる作品を作るために、うまく取り入れていければ」(貝沢監督)
    ◇
 東映アニメは、「プリキュア」「ワンピース」など長編映画で収益を上げているのに、なぜ昔の「まんがまつり」のような複数本上映を復活させたのか。
 「アニメのすそ野を広げたい。本来、ピラミッドの頂点にマニア向けの作品があり、すそ野に多くの子ども向け作品があるべきなのに、そうではなくなってきている。男の子や女の子、大人も見られる映画が必要。それに、子どもは一時間半を超えると集中力が続かない」と同社の関弘美テレビ企画部長兼映画室長は説明する。テレビ発ではないアニメが子どもに受け入れられるかどうかも調べたいという。
 立体CGの将来性を探るのも狙いの一つ。立体映画は普通の映画より料金が割高であるのが通例だが、今回は、東映アニメのいつもの映画と同じか、むしろ安い大人千三百円、中学生以下の子ども千円(一部の映画館は八百円)に設定した(ただし、前売り券はなし)。上映館は「プリキュア」の半分ほどで大もうけは狙えないが、少子化や技術革新などアニメを取り巻く環境の変化を見据えての老舗の挑戦といえる。関さんは、こう話す。
 「『まんがまつり』は子どもが生まれて初めて見にいく映画だった。テーマパークで並んで数分の映像を見ても一時間かかる。映画を見に来るというよりも、映画館に遊びに来る感覚で子どもたちに見てもらいたい」



3. 違法ダウンロード規制法が成立、罰金4000万円 フランス

 フランスの国民議会(下院)は22日、インターネットの違法ダウンロード規制法案を賛成258、反対131で可決した。施行は2010年1月から。
違法コピーの音楽や映画などをネットからダウンロードした場合、罰金30万ユーロ(約4000万円)や禁固刑が科せられる、厳しい内容となっている。
同法案は21日に上院が可決していた。

M・ジャクソンの映画、プレミアを世界15都市以上で同時開催

2009-09-23 10:39:17 | エンターティメント情報
日本版FCC「通信・放送委員会」11年に法案提出へ


 政府は22日、総務省から通信・放送行政の一部を切り離して、通信・放送委員会を設置するための関連法案を2010年中にまとめ、2011年の通常国会に提出する方針を固めた。同委は電波の割り当てや放送免許の付与、番組規制など通信・放送業界への規制監督全般を担う方向で検討する。
 日本では総務省が放送局を規制監督しているが、世界では米連邦通信委員会(FCC)をはじめ政府から独立した機関による規制監督が主流だ。ペルーを訪問中の原口一博総務相は21日(日本時間22日)、海外の独立機関を参考にして通信・放送委員会(日本版FCC)の具体的な姿を描く考えを示し、「1年ぐらいの間は、国民的合意を得ることに力を尽くすべきだ」と語った。原口氏は、通信・放送行政の独立が「言論、報道、放送の三つの自由」を確保する手段になることを強調した。
 内藤正光総務副大臣も22日、東京都内で講演し、日本版FCCについて「専任の作業チームをつくって議論し、2年後の通常国会で成立させる」と明言。総務省の通信・放送行政のうち「規制監督部門だけ切り出して、新たな機関として設置する」と話した。通信・放送行政のうち、企画や産業振興部門は同省にとどまる見通しだ。
 モデルとする米FCCは5人いる委員の過半数が与党寄りとされる人物から選ばれているといい、欧州の独立機関に比べて政治色が強いとの指摘もある。内藤氏は「FCCをそのまま日本に持ち込むわけではない」と述べて、日本独自の組織形態や運用方法を検討する考えを示した。


2. M・ジャクソンの映画、プレミアを世界15都市以上で同時開催


米映画大手ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントは21日、急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんのリハーサル映像などをまとめた映画「This Is It(原題)」のプレミア試写会を、世界の15以上の都市で同時に行うと発表した。
 同作品は10月28日から2週間限定で公開されるが、プレミア試写会は公開前日の27日にロサンゼルス、ニューヨーク、リオデジャネイロ、ロンドン、ベルリン、ソウルなどで同時に実施する。
 ロサンゼルスでのプレミア試写会に到着するハリウッドスターの様子を世界各地の会場に衛星中継する、といった企画も予定されている。


2.

CDこの1枚 連休に心地よい3オクターブの7色ボイス

2009-09-22 08:54:42 | レコード・ビデオ
【CDこの1枚】連休に心地よい3オクターブの7色ボイス


 連休中のドライブや旅行のBGMに3オクターブの美声を持つ歌姫はいかがだろうか。東京音大の研究科を卒業後、サラ・ブライトマンの歌唱法に深い感銘を受けたという日本人シンガー、Yuccaによる3枚目のアルバム「プリ・マドンナ」(ポニーキャニオン)

 彼女は音域だけでなく、ジャンルの幅も広い。前作で7種類・7色の歌唱法に挑戦。オペラ、クラシック歌曲、ボーイズソプラノ風、ヒーリング、ミュージカル、ポピュラー、J-POPをこなしてみせた。

 新アルバムにはトヨタ・アルファードのCMに採用された「VICTORY DRIVE」を収録する。モーツァルトの歌劇「魔笛~夜の女王のアリア~」をモチーフに超高音のミラクルボイスを響かせたアップテンポの曲だ。ほかに、ヴィヴァルディの「四季・夏」や、アルハンブラの思い出、ベートーベン「歓喜の歌」、グレゴリオ聖歌「今宵キリストは生まれ給えり」など名曲をベースにしたクラシカル・クロスオーバーを計11曲。優しく軽快に歌いこなす。


2. 違法ダウンロードは若い芽つぶす

 英国政府が音楽を繰り返し違法にダウンロードするユーザーらのインターネット・サービスを遮断することを提案。若手シンガーのリリー・アレンさんは、こうした動きに反対を表明したレディオヘッドやピンク・フロイド、ブラーなど大手ロックバンドのミュージシャンを批判している。

 アレンさんは「違法音楽は英音楽業界に危険な影響を及ぼしていると信じている。だが、ピンク・フロイドのニック・メイスンや、レディオヘッドのエド・オサリバンのような一部の実際に裕福で成功したアーティストらはそうは考えていないようだ」と、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のマイスペースの自らのブログに書き込んだ。

 前述の3グループに属するミュージシャンのほか、アニー・レノックスなどのミュージシャンらが形成したフィーチャード・アーティスツ・コーリション(FAC)は今月上旬、英政府のダウンロード違法化案が平均的な音楽ファンを疎外し、処罰する恐れがあるとの見解を示した。

 マンデルソン英民間企業担当相は、書簡による警告を無視し、違法に音楽ファイルをダウンロードするインターネットユーザーに対するサービスを遮断する案を後押ししている。同様の案はフランスでも議論されているほか、アイルランドの電話会社エアコムは音楽会社とともに文書で、違法ダウンロードの警告を無視した顧客へのサービスを差し止めると警告している。

 国際レコード産業連盟(IFPI)によれば、ダウンロードされた音楽の95%は違法なものと推測されている。2008年は400億回の違法ダウンロードがあり、米アップルのオンライン音楽・映像配信サービス「iTunes(アイチューン)」で1曲当たり99セントで販売されたと換算すると損失はほぼ400億ドル(約3兆6600億円)となる。

 こうした見方に対し、FACは音楽ファイルを共有する音楽ファンは商品やコンサートチケット購入によりアーティストの立身出世に貢献していると反論する。

 アレンさんは自身のブログで、多額の借金を背負ってレコード会社からデビューする新人にとって、違法ダウンロードは大きな障害になっていると指摘。「新人の道が険しくなれば、新たなアーティストは減り、英国の音楽界はサイモン・コーウェル(オーディション番組の審査員)の操り人形だけになってしまう」と皮肉っている。

3. 「違法ゼロ」 ギャオ逆襲 対ユーチューブ、映像業界一丸

 インターネット映像配信の「GyaO(ギャオ)」が、逆襲に打って出る。有線放送のUSENの新事業としてスタートしたが、高コスト体質と広告収入の低迷で事実上破綻(はたん)。今年4月にヤフーが51%株式を取得し、今月7日から同社の新サービスとして再スタートを切った。著作権問題をクリアした合法コンテンツだけを配信する方針を鮮明にするギャオに対し、テレビ局も出資に名乗りを上げ、映像業界が“挙党態勢”で支援する。目指すは違法コンテンツであふれるユーチューブの打倒だ。

 ≪投稿動画、経営に打撃≫

 「違法コンテンツのイメージが強い動画という言葉は使わない。われわれのサービスは、著作権が明確に処理されたコンテンツだけを提供する、映像配信サービスだ」

 新生ギャオを率いる川邊健太郎社長は、こう力説する。

 グーグルの「ユーチューブ」やニワンゴの「ニコニコ動画」などのさまざまな投稿動画サイトには、著作権を無視したテレビ番組などのコンテンツが大量に氾濫(はんらん)している。

 違法動画を検知し、削除するなどの対応を取るサイトもあるが、いたちごっこで、駆逐は難しい。

 コンテンツを有償で調達し、合法映像だけを配信するサービスを展開してきたギャオが事実上の破綻に追い込まれたのも、これらの投稿サイトが一因だ。

 「これほど投稿動画サイトが集客に成功するとは思わなかった」。USENの宇野康秀社長はかつて、ギャオが伸び悩む状況に対し、こう思いを吐露したことがある。

 加えて、コンテンツの自社制作にこだわった結果、制作費に見合う広告収入が得られず、ギャオは行き詰まった。

 ヤフーによるギャオ買収後、社長の内示を受けた川邊氏が、最も苦慮したのが収益性だった。高い制作費、通信回線システムの管理費、そして低迷する広告費。ギャオと統合させたヤフーの既存の映像配信サービスも同様の理由で赤字が続いており、「両者を足しただけで、もうかるサービスができるわけがない」と結論づけた。

 ≪視聴者数より収益性≫

 まずはシステム面の課題から手を付けた。通信回線をヤフーと共同で利用することにより、コストを抑えた。またコンテンツは、購入時に制作者側に料金を支払う体系ではなく、収益が出た段階で、それを分配する「レベニューシェア」方式を採用。初期投資を抑えた。

 サイトの視聴者数では、ギャオはユーチューブの約4分の1、総視聴時間では10分の1程度にとどまる。しかし、川邊氏はギャオは収益性でユーチューブより圧倒的に優位に立つと指摘する。

 「違法な投稿が続く限り、他の投稿動画サイトには収益性の高いナショナルブランドの広告は掲載されない。われわれは9~11月にも、大手飲料メーカーやアパレルなどの広告を獲得した」

 違法なコンテンツが掲載されるサイトに広告を出せば企業イメージが損なわれるため、広告出稿を控えている。ギャオの戦略に違法な投稿動画の氾濫に悩むテレビ局も後押しを決めた。

                   ◇

 ■有料配信の顧客獲得カギ

 日本テレビとフジテレビジョンは今月4日、ギャオにそれぞれ7%ずつ出資すると発表した。米大手映画会社も新サービスへの作品配信を表明した。テレビ局はこれまで自社サイトでの映像を配信を中心に進めていたが、日テレとフジテレビは、資本関係を持つことでギャオを映像配信の基盤(プラットホーム)としてお墨付きを与えた形だ。

 ギャオの収益源は無料サイト上の広告と、コンテンツの有料配信。広告では、番組を見ながら映像の横で広告を閲覧できる表示方法を採用するなど、見せ方も工夫した。

 またコンテンツの有料配信では、ドラマの1~3話を無料で見てもらい、有料サイトに誘導する戦略で視聴者獲得を目指す。

 ただ、ユーチューブなどで、無料が当たり前と考えるユーザーを有料サイトに引きつけることは容易ではない。

 ネット業界に詳しい野村総合研究所の北林謙主任コンサルタントは「パソコン向けの有料映像配信サービスでは、アニメなどニッチなファンが多いコンテンツでは成功例が多いが、ギャオはメジャーな番組配信を志向している。メジャーコンテンツの有料配信がネットでどれだけ受け入れられるかは未知数だ」と指摘する。

 テレビ局との関係づくりも課題だ。テレビ局の主力番組をネットでスムーズに配信するには、「テレビ局が番組作りの時点で出演者にネット配信の承諾を得るなどの取り組みが必要」(北林氏)だ。ギャオがテレビ局から協力を得られるかが焦点になる。

 違法コンテンツの駆逐を託され、全面支援を受ける形となったギャオだが、新サービスが行き詰まるような事態になれば、映像業界全体の“敗北”を意味することにもなりかねない。