北米映画興行収入=「Act of Valor」が初登場首位
映画スタジオの推計に基づく24―26日の北米映画興行収入ランキングは、
米海軍特殊部隊SEALS(シールズ)の活躍をリアルに描いた「Act of Valor(原題)」が、
2470万ドル(約20億1000万円)で初登場首位になった。
同作品は、米中央情報局(CIA)エージェントの救出任務を遂行するSEALSを描いたフィクションのミリタリーアクション映画だが、
視覚効果に頼らず実弾を使ったシーンも話題になっている。
オープニング興収は制作会社レラティビティ・メディアが予想していた1700万ドルを大幅に上回った。
公開初日から3日間の観客は7割が男性で、25歳以上が6割を占めたという。
このほか、前週1位だったデンゼル・ワシントン主演のアクション映画「Safe House(原題)」は、
1140万ドルで3位に後退。
公開2週目となったスタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」の英語版、
「The Secret World of Arrietty」は450万ドルとなり、前週の8位から10位に順位を下げた。
2. 北米映画興行収入トップ10
映画スタジオの推計に基づきロイターが26日にまとめた2月24─26日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位 興行収入
1 (*) Act of Valor ..........................2470万ドル
2 (*) Good Deeds ............................1600万ドル
3 (3) Journey 2: The Mysterious Island ......1350万ドル
4 (1) Safe House ............................1140万ドル
5 (2) The Vow ...............................1000万ドル
6 (4) Ghost Rider: Spirit of Vengeance ...... 880万ドル
7 (5) This Means War ........................ 850万ドル
8 (*) Wanderlust ............................ 660万ドル
9 (*) Gone .................................. 500万ドル
10 (8) The Secret World of Arrietty .......... 450万ドル
[ロサンゼルス 26日 ロイター]
3. 無声の「アーティスト」作品賞 アカデミー賞、仏映画初
米映画界の最高峰を決める第84回アカデミー賞の授賞式が26日、米ハリウッドであった。
無声映画からトーキーに移りゆく時代のハリウッドを描いた白黒・無声映画「アーティスト」が仏映画初の作品賞を獲得。
ジャン・デュジャルダンが主演男優賞を、ミシェル・アザナビシウス監督が監督賞を獲得、
衣装デザイン賞と作曲賞もとって5冠となった。
主演女優賞は、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープで、29年ぶりの受賞。
助演女優賞は1960年代の米南部の黒人家政婦と白人女性の友情を描いた「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のオクタビア・スペンサーに。
助演男優賞は、「人生はビギナーズ」でゲイだと告白する末期がんの父を演じたクリストファー・プラマーがとった。
また、外国語映画賞には、インテリの一家と家政婦の一家を通して現代イラン社会を描いたイラン映画「別離」が輝いた。イラン映画の受賞は初めて。
映画スタジオの推計に基づく24―26日の北米映画興行収入ランキングは、
米海軍特殊部隊SEALS(シールズ)の活躍をリアルに描いた「Act of Valor(原題)」が、
2470万ドル(約20億1000万円)で初登場首位になった。
同作品は、米中央情報局(CIA)エージェントの救出任務を遂行するSEALSを描いたフィクションのミリタリーアクション映画だが、
視覚効果に頼らず実弾を使ったシーンも話題になっている。
オープニング興収は制作会社レラティビティ・メディアが予想していた1700万ドルを大幅に上回った。
公開初日から3日間の観客は7割が男性で、25歳以上が6割を占めたという。
このほか、前週1位だったデンゼル・ワシントン主演のアクション映画「Safe House(原題)」は、
1140万ドルで3位に後退。
公開2週目となったスタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」の英語版、
「The Secret World of Arrietty」は450万ドルとなり、前週の8位から10位に順位を下げた。
2. 北米映画興行収入トップ10
映画スタジオの推計に基づきロイターが26日にまとめた2月24─26日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位 興行収入
1 (*) Act of Valor ..........................2470万ドル
2 (*) Good Deeds ............................1600万ドル
3 (3) Journey 2: The Mysterious Island ......1350万ドル
4 (1) Safe House ............................1140万ドル
5 (2) The Vow ...............................1000万ドル
6 (4) Ghost Rider: Spirit of Vengeance ...... 880万ドル
7 (5) This Means War ........................ 850万ドル
8 (*) Wanderlust ............................ 660万ドル
9 (*) Gone .................................. 500万ドル
10 (8) The Secret World of Arrietty .......... 450万ドル
[ロサンゼルス 26日 ロイター]
3. 無声の「アーティスト」作品賞 アカデミー賞、仏映画初
米映画界の最高峰を決める第84回アカデミー賞の授賞式が26日、米ハリウッドであった。
無声映画からトーキーに移りゆく時代のハリウッドを描いた白黒・無声映画「アーティスト」が仏映画初の作品賞を獲得。
ジャン・デュジャルダンが主演男優賞を、ミシェル・アザナビシウス監督が監督賞を獲得、
衣装デザイン賞と作曲賞もとって5冠となった。
主演女優賞は、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープで、29年ぶりの受賞。
助演女優賞は1960年代の米南部の黒人家政婦と白人女性の友情を描いた「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のオクタビア・スペンサーに。
助演男優賞は、「人生はビギナーズ」でゲイだと告白する末期がんの父を演じたクリストファー・プラマーがとった。
また、外国語映画賞には、インテリの一家と家政婦の一家を通して現代イラン社会を描いたイラン映画「別離」が輝いた。イラン映画の受賞は初めて。