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EXILEがフジ月9に恩返し!主題歌を担当

2009-09-17 18:26:42 | エンターティメント情報
EXILEがフジ月9に恩返し!主題歌を担当


 人気グループ、EXILEが10月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「東京DOGS」(月曜後9・0)の主題歌を手掛けることが16日、分かった。メンバー全員で話し合い、書き下ろしたバラード曲「ふたつの唇」(11月発売予定)だ。デビュー曲が01年の月9ドラマ「できちゃった結婚」で挿入歌に起用され、それがきっかけで大ブレーク。昨年日本レコード大賞に輝くなど、日本を代表するアーティストに育った恩返しを月9で果たす!!
これまで数々の連ドラ主題歌を手掛けたEXILEが、連ドラの代名詞ともいえる月9を初めて担当。リーダーのHIRO(40)は「ドラマと一緒に楽しんでいただけたらうれしい」と力を込める。
 昨年の日本レコード大賞曲「Ti Amo」の作詞とプロデュースを手掛けた松尾潔氏(41)が今回も参加し、秋冬シーズンに強いEXILEらしい切ない“鉄板”サウンドが完成。主題歌制作にあたり「全員で張り切って話し合いを重ねた」といい、「男性にも女性にも共感していただけるようなバラードを用意した」と、HIROは自信を持って送り出す。
 「東京DOGS」は、小栗旬(26)と水嶋ヒロ(25)が演じるイケメン刑事2人のアツい友情を描いたシリアスコメディーで、まさに男性にも女性にも注目されそうなドラマ。同局も「男同士のやんちゃな感じや友情が、EXILEさんのイメージとリンクしました」と、絶妙なコンビネーションに“してやったり”だ。
 主題歌とは別に挿入曲も担当。こちらは疾走感あふれるダンスナンバーで、激しいアクションシーンも多い刑事ドラマをさらに盛り上げそう。
 これだけEXILEが月9に情熱を傾けるのには訳がある。実は6人組でデビューした01年、デビュー曲「Your eyes only~曖昧なぼくの輪郭~」が竹野内豊(38)主演の月9ドラマ「できちゃった結婚」の挿入歌に大抜てきされた。
 当時ほとんど無名だったが、これがきっかけで大ブレーク。5大ドームツアーにレコード大賞受賞と日本音楽界の頂点を極め、今年から14人組と名実ともに“大きく”なって8年ぶりに月9に凱旋することになった。
 「約8年ぶりにご一緒させていただけるチャンスに恵まれ、感謝の気持ちと『恩返し』したい気持ちでいっぱい」とHIRO。今度は月9初出演で主演する小栗を強力アシストする。


2. モデルさん、よ~くみるとパンツ一丁-ボディーアート国際大会


 タコになりきっているモデルさん、よ~くみるとパンツ一丁です。ボディーペインティングだから恥ずかしくないのか、それともモデル魂だから? ぜひ、うかがってみたいものです。ロシア・サンクトペテルブルクで開催されたボディーアートなどを競う国際大会でのひとコマでした。


3. ムーア監督 今度の敵は資本主義

政府救済を受けた銀行の本部に空の布袋を持ち込もうとしながら「米国民の金を取り返しに来た」。登場するのは、映画監督のマイケル・ムーア氏(55)だ。

 風刺の効いた作風で知られるムーア監督の「キャピタリズム:ア・ラブ・ストーリー(原題)」(日本では来年1月公開)が、第66回ベネチア国際映画祭で披露された。2008年9月のリーマン・ブラザーズ・ホールディングス破綻(はたん)と、それに続いた7000億ドル(約63兆7000億円)の銀行救済の顛末(てんまつ)を描いた2時間のドキュメンタリーだ。

 ムーア監督が描こうとするのは、同氏が「金融クーデター」と呼ぶウォール街の危機だけではない。作品は、資本主義そのものを糾弾する。

 最後のナレーションでは「資本主義は悪だ。悪を規制することはできない」と監督の声が響く。「(悪は)排除し、別の何かで置き換えなければならない。すべての人にとって望ましい、『民主主義』と呼ばれる何かと」と説く。

 ◆ウォール街酷評

 6日、ベネチアで記者会見したムーア監督は「ウォール街がわれわれに映画を作らせてくれる最後のチャンスだと思え」とスタッフに告げていた、と語った。そして「言わなければならないことを言い、提起しなければならない問題を提起する」のが作品の目的だったと強調した。

 「ロジャー&ミー」(1989年米公開)や「華氏911」(2004年)、「シッコ」(07年)など他の名作を彷彿(ほうふつ)させるムーア監督らしい作品となっている。

 「キャピタリズム」は、痛ましい差し押さえのシーンから始まる。若い黒人が、生まれたときから住んでいた家のドアに板が打ち付けられるのを見ている。白人女性が、立ち退き通告を持って現れた半袖シャツの保安官を見て泣き出す。

 ムーア監督の声が「これが資本主義だ」と解説する。「ギブ・アンド・テークのシステムだが、テークする方がほとんどだ」。

 次に、「コンド・バルチャーズ(コンドミニアムのハゲタカ)」という名前の会社で働くフロリダ州の男性が登場する。この会社がサービスを提供しているのは、差し押さえられた住宅を買い取って転売することで利益を上げる投資家だ。本物のハゲタカとの違いを聞かれた男性は「おれは自分の姿を見ても吐きそうになったりしないね」とうそぶく。

 作品はその後、資本主義の悪のさまざまな面を描くために金融危機から離れてズームアウトする。戦後資本主義のおさらいとして、ムーア監督は1950年代の自動車会社労働者の息子としての自身の子供時代を描く。これは80年のレーガン大統領選出で終わる。「この国は今後、企業によって経営されることになる」と監督の声。

 次に、資本主義が行き過ぎた最悪の例が描かれる。少年鑑別所を経営する会社が、利益を上げるために、繁華街での小競り合いやウェブサイトへの書き込みなどささいな違反行為で少年たちを収容したのだ。従業員に掛けていた生命保険で高い死亡保険金を受け取る会社や、給料が安過ぎて生活できないため血液を売ったり、夜中に犬の散歩のアルバイトをするパイロットも出てくる。

 ウォール街への酷評が始まるのは後半に入ってから。この部分には、前半は見られなかった緊迫感がある一方、効果的な風刺がちりばめられ爆笑を誘う面白さだ。

 バンカーを道で呼び止め、デリバティブ(金融派生商品)の定義を尋ねる。誰も答えない。1人のバンカーが「これ以上映画を作るな」と言い返すだけだ。リーマンの元幹部も、ハーバード大学の専門家も、この金融商品をうまく説明できない。

 ◆銀行救済も批判

 また、ムーア監督は銀行救済を一つ一つ批判する。ポールソン前米財務長官が就任前にゴールドマン・サックス・グループの最高経営責任者(CEO)だったことが、「ゴールドマンなどお気に入りの金融機関を救済すると政権が決めた理由だ」と言う。(ゴールドマンの広報担当者は、電子メールでの取材に対し、この部分に関するコメントを控えた)。

 作品の中では、事実と数字がすべてを伝える。これをムーア監督は、喜々として次々と出してくる。最後のシーンでは監督自身がウォール街で黄色いテープを張っている。テープには「犯罪現場、立ち入り禁止」の文字が見える。

 難点を挙げると、少し長過ぎ、多くを盛り込み過ぎている点だ。傑作「シッコ」のように焦点を1つに絞り、ウォール街だけをテーマとした方がよかったと思う。それでも「キャピタリズム:ア・ラブ・ストーリー」は、論者として、また米民主主義の代弁者としてのムーア監督の手腕を改めて示したと言えるだろう。