電子書籍ビジネスの研究会設置へ 総務・文科・経産省
総務省と文部科学省、経済産業省は25日、電子書籍ビジネスを国内で普及させるための環境整備に向けた研究会を、3月中にも立ち上げる方針を決めた。出版や通信、書店、新聞など関係業界の代表が参加し、普及のカギになる規格統一や著作権保護、流通のあり方などでの合意づくりを目指す。
研究会の仮称は「電子書籍ビジネス環境整備研究会」。内藤正光総務副大臣、中川正春文部科学副大臣、近藤洋介経済産業政務官が推進役になり、書籍のデジタル化の制度設計などを政治主導で推し進めたいと考えている。座長には学識経験者を迎える予定。
米国ではアマゾンの「キンドル」など電子書籍端末が人気を集めており、日本語版の発売も見込まれている。
2. 本当にCG?VFX冨士川氏を直撃「不毛地帯」の舞台裏
フジテレビ開局50周年記念ドラマとして放送中の「不毛地帯」(木曜午後10時)。主演の唐沢寿明(46)ら豪華キャストが迫真の演技を見せる舞台裏では、テレビドラマの枠を超えた高度なVFX(特殊合成)技術を駆使するクリエーターの姿があった。フジテレビVFXプロデューサー、冨士川祐輔氏(41)を直撃した。
これまで「西遊記」「コード・ブルー」「救命病棟24時」といったヒット作のVFXを手がけてきた冨士川氏。「不毛地帯」では、昭和の風景の再現に挑戦している。
「都心は開発が進み、昭和の街並みがそのまま残っているところは少ない。でも江戸時代などと違って、視聴者は、実際に昭和の景色を見ている人が多い。その中でリアルさを出すのは大変ですね」と、冨士川氏。
連続ドラマは、限られた制作期間の中での作業のため、事前準備が欠かせない。
中でも手間をかけたのが、第7話の千代田自動車工場のシーンだ。
撮影現場では、クロマキーと呼ばれる青いパネルが窓に張られていたが、完成した映像では、CGで作った工場内の様子が窓越しに見える。
CGでは、現在と異なる当時の自動車の製造工程を細かく再現した。たった1分間の場面にもかかわらず、9人のスタッフが2週間かけて制作。これでも異例の早さだというのだから驚く。
「通常では30人のスタッフが1カ月かける作業だと思う。テレビドラマでは、制作期間が短い分、効率の良い作業を目指している」
制作期間が短い連続ドラマでは、作業効率の低下は命取りになる。そのため、なるべく少人数で、なおかつ作業分担を明確にし、効率を上げることに重点を置いているというのだ。
「もし外部から同じ仕事を依頼されたら、『無理です』と言ってしまうくらいの、制作期間と内容です(笑)」
今後の見どころといえば、石油開発のシーン。台本の出来上がりに先行し、掘削機の制作や、石油の飛沫の描写のシミュレーションテストなどを行っている。
「物語のクライマックスの1つなので、迫力のある絵にしたい」と、意気込む冨士川氏。これだけの労力をかけているにもかかわらず、「目標はCGだと気付かれないこと」と、あくまで黒子に徹している。
「見ている側の感情の流れを阻害しないことが一番大切。このドラマは、特にサラリーマンが、『分かるなぁ』と思うような、社会生活に渦巻く欲や嫉妬など、さまざまな人の感情が描かれている。自分や周りにいる上司などと置き換えてみても、面白いと思う」
ドラマはいよいよ佳境に。俳優陣の演技に加え、“縁の下の力持ち”の職人技にも注目だ。(加藤弓子)
■「不毛地帯」
山崎豊子の同名小説が原作。終戦後、11年に及ぶシベリア抑留という過酷な経験を経て帰国し、総合商社・近畿商事に入社した壹岐正(唐沢寿明)が高度成長期を時代背景に、ビジネスで世界を相手に戦う超大作。竹野内豊、原田芳雄、天海祐希、小雪、多部未華子、岸部一徳、遠藤憲一ら豪華キャストが出演。
佳境に入ったドラマの大きな見どころは、中東の石油開発をめぐる戦い。25日の回では、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、他社の入札価格を入手しようと画策する壹岐と兵頭信一良(竹野内豊)がイラン国王の側近である医師ドクター・フォルジがいるモスクワへ。シベリア抑留以来、2度と踏まないと誓ったはずのソ連に壹岐は渡る。
3. 米アップル、配信累計100億曲を突破 参入7年弱で大台乗せ
米アップルの音楽配信サービス「iチューンズ・ストア(iTS)」を通じた楽曲販売数が24日、累計で100億曲を突破した。2003年4月の参入から7年弱での大台突破。50億曲までは5年余りかかったが、50億曲から100億曲まではわずか約1年8カ月で達成した。
iTSは03年、携帯音楽プレーヤー「iPod」向けに“開店”。iPodや高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の普及とともに全世界に広く浸透した。現在の配信タイトル数は1100万曲以上と、アップルを世界最大の音楽配信事業者に押し上げた。
4. 【高嶋ひでたけの お便り夕焼け空】パイプカットと叫ぶ親父
2010.02.25
話題の中心はオリンピック。
投稿数ナンバーワンはフィギュア銅メダルの高橋選手よりもスノボー、ハーフパイプ、腰パンの国母選手。
「川柳」
*あのチャラ男 自分の子なら 殴ってる
(詠み人、橋本聖子議員)
*腰パンで ズボンも気分も ずり下がり(詠み人、国母会見を見た親父)
*滑りより 見てみたいのは 親の顔
(国母会見を見た国民)
「都々逸道場」
*ハンカチ王子にハニカミ王子 今年はハンケツ 王子かな
*うちの親父も 五輪に釘づけ パイプカットと 叫んでる
一言…熱狂しながらも知識が中途半端なのが面白い。
*銭湯に行くと タイルの上で 桶を滑らせ カーリング
*ゴルフ卓球 モーグルまでも アイちゃんばかり なぜ目立つ
*オリンピックは 将棋と違う 取れそで取れぬ 金と銀
最後に世相を数点。
「川柳」
*天国の 名人集めて にぎわい座(詠み人、玉置宏さん)
「都々逸道場」
*野党になって 声のトーンが 大きくなったよ 与謝野さん
*五輪ダメなら 仕方がないと 嫌いなパンダに頭下げ
ではまた来週!
■ニッポン放送「高嶋ひでたけの特ダネラジオ-夕焼けホットライン-」は、月~金曜15・30~17・25。
総務省と文部科学省、経済産業省は25日、電子書籍ビジネスを国内で普及させるための環境整備に向けた研究会を、3月中にも立ち上げる方針を決めた。出版や通信、書店、新聞など関係業界の代表が参加し、普及のカギになる規格統一や著作権保護、流通のあり方などでの合意づくりを目指す。
研究会の仮称は「電子書籍ビジネス環境整備研究会」。内藤正光総務副大臣、中川正春文部科学副大臣、近藤洋介経済産業政務官が推進役になり、書籍のデジタル化の制度設計などを政治主導で推し進めたいと考えている。座長には学識経験者を迎える予定。
米国ではアマゾンの「キンドル」など電子書籍端末が人気を集めており、日本語版の発売も見込まれている。
2. 本当にCG?VFX冨士川氏を直撃「不毛地帯」の舞台裏
フジテレビ開局50周年記念ドラマとして放送中の「不毛地帯」(木曜午後10時)。主演の唐沢寿明(46)ら豪華キャストが迫真の演技を見せる舞台裏では、テレビドラマの枠を超えた高度なVFX(特殊合成)技術を駆使するクリエーターの姿があった。フジテレビVFXプロデューサー、冨士川祐輔氏(41)を直撃した。
これまで「西遊記」「コード・ブルー」「救命病棟24時」といったヒット作のVFXを手がけてきた冨士川氏。「不毛地帯」では、昭和の風景の再現に挑戦している。
「都心は開発が進み、昭和の街並みがそのまま残っているところは少ない。でも江戸時代などと違って、視聴者は、実際に昭和の景色を見ている人が多い。その中でリアルさを出すのは大変ですね」と、冨士川氏。
連続ドラマは、限られた制作期間の中での作業のため、事前準備が欠かせない。
中でも手間をかけたのが、第7話の千代田自動車工場のシーンだ。
撮影現場では、クロマキーと呼ばれる青いパネルが窓に張られていたが、完成した映像では、CGで作った工場内の様子が窓越しに見える。
CGでは、現在と異なる当時の自動車の製造工程を細かく再現した。たった1分間の場面にもかかわらず、9人のスタッフが2週間かけて制作。これでも異例の早さだというのだから驚く。
「通常では30人のスタッフが1カ月かける作業だと思う。テレビドラマでは、制作期間が短い分、効率の良い作業を目指している」
制作期間が短い連続ドラマでは、作業効率の低下は命取りになる。そのため、なるべく少人数で、なおかつ作業分担を明確にし、効率を上げることに重点を置いているというのだ。
「もし外部から同じ仕事を依頼されたら、『無理です』と言ってしまうくらいの、制作期間と内容です(笑)」
今後の見どころといえば、石油開発のシーン。台本の出来上がりに先行し、掘削機の制作や、石油の飛沫の描写のシミュレーションテストなどを行っている。
「物語のクライマックスの1つなので、迫力のある絵にしたい」と、意気込む冨士川氏。これだけの労力をかけているにもかかわらず、「目標はCGだと気付かれないこと」と、あくまで黒子に徹している。
「見ている側の感情の流れを阻害しないことが一番大切。このドラマは、特にサラリーマンが、『分かるなぁ』と思うような、社会生活に渦巻く欲や嫉妬など、さまざまな人の感情が描かれている。自分や周りにいる上司などと置き換えてみても、面白いと思う」
ドラマはいよいよ佳境に。俳優陣の演技に加え、“縁の下の力持ち”の職人技にも注目だ。(加藤弓子)
■「不毛地帯」
山崎豊子の同名小説が原作。終戦後、11年に及ぶシベリア抑留という過酷な経験を経て帰国し、総合商社・近畿商事に入社した壹岐正(唐沢寿明)が高度成長期を時代背景に、ビジネスで世界を相手に戦う超大作。竹野内豊、原田芳雄、天海祐希、小雪、多部未華子、岸部一徳、遠藤憲一ら豪華キャストが出演。
佳境に入ったドラマの大きな見どころは、中東の石油開発をめぐる戦い。25日の回では、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、他社の入札価格を入手しようと画策する壹岐と兵頭信一良(竹野内豊)がイラン国王の側近である医師ドクター・フォルジがいるモスクワへ。シベリア抑留以来、2度と踏まないと誓ったはずのソ連に壹岐は渡る。
3. 米アップル、配信累計100億曲を突破 参入7年弱で大台乗せ
米アップルの音楽配信サービス「iチューンズ・ストア(iTS)」を通じた楽曲販売数が24日、累計で100億曲を突破した。2003年4月の参入から7年弱での大台突破。50億曲までは5年余りかかったが、50億曲から100億曲まではわずか約1年8カ月で達成した。
iTSは03年、携帯音楽プレーヤー「iPod」向けに“開店”。iPodや高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の普及とともに全世界に広く浸透した。現在の配信タイトル数は1100万曲以上と、アップルを世界最大の音楽配信事業者に押し上げた。
4. 【高嶋ひでたけの お便り夕焼け空】パイプカットと叫ぶ親父
2010.02.25
話題の中心はオリンピック。
投稿数ナンバーワンはフィギュア銅メダルの高橋選手よりもスノボー、ハーフパイプ、腰パンの国母選手。
「川柳」
*あのチャラ男 自分の子なら 殴ってる
(詠み人、橋本聖子議員)
*腰パンで ズボンも気分も ずり下がり(詠み人、国母会見を見た親父)
*滑りより 見てみたいのは 親の顔
(国母会見を見た国民)
「都々逸道場」
*ハンカチ王子にハニカミ王子 今年はハンケツ 王子かな
*うちの親父も 五輪に釘づけ パイプカットと 叫んでる
一言…熱狂しながらも知識が中途半端なのが面白い。
*銭湯に行くと タイルの上で 桶を滑らせ カーリング
*ゴルフ卓球 モーグルまでも アイちゃんばかり なぜ目立つ
*オリンピックは 将棋と違う 取れそで取れぬ 金と銀
最後に世相を数点。
「川柳」
*天国の 名人集めて にぎわい座(詠み人、玉置宏さん)
「都々逸道場」
*野党になって 声のトーンが 大きくなったよ 与謝野さん
*五輪ダメなら 仕方がないと 嫌いなパンダに頭下げ
ではまた来週!
■ニッポン放送「高嶋ひでたけの特ダネラジオ-夕焼けホットライン-」は、月~金曜15・30~17・25。