PC会ブログ

PonyCanyonグループ OBの会 情報告知 交換 等 

公取委、JASRACに排除措置命令 放送使用契約問題

2009-02-28 14:20:42 | エンターティメント情報
公取委、JASRACに排除措置命令 放送使用契約問題


 放送局が番組内で使う楽曲使用料をめぐり、著作権管理団体の日本音楽著作権協会(JASRAC)が現在、放送局との契約で採用する楽曲使用料の徴収方法が、他社の新規参入を制限しているとして、公正取引委員会は27日、JASRACの独占禁止法違反(私的独占)を認め、排除措置命令を出した。JASRACは不服として争う方針。
 命令では、JASRACが使用料を徴収する際に、放送局がJASRAC管理曲を使用した割合を反映させることを要請。仮に放送局が他社管理の曲を使用した場合、その割合に応じてJASRACが減額する仕組みなどを改善策の一つに想定している。
 公取委によると、JASRACは各放送局と包括利用契約を結び、年間放送事業収入に約1%を乗じた金額を使用料として包括徴収している。だが、この方式ではJASRAC管理曲だけ使った場合でも、競合他社の曲を何割か使った場合でも、JASRACへの支払額は変わらない。
 公取委は、放送局にとっては追加出費が必要となるため、他社管理の曲使用を控えることになり、作曲家などの権利者も他社への委託を取りやめることから、参入が困難になっていると判断した。
 01年にJASRAC以外の業者による楽曲管理が可能となった後の03年に、公取委は研究報告でこの徴収方法の問題点を指摘。また、05年9月には、競合他社の市場参入を見越した日本民間放送連盟も、JASRACに使用料の減額を提案したが、JASRACは拒否していた。
 その後、06年10月に音楽出版社「エイベックスマネジメントサービス」から管理委託されたイーライセンス(東京)が参入を試みたものの、各放送局がエイベックス楽曲の使用を控えたことから、約3カ月間で契約解消に追い込まれた。公取委は、これを競争阻害の事例と認定した。
 放送事業者による楽曲使用料の市場規模は年間約200億円。JASRACのシェア(市場占有率)は99%以上。
 27日夕に緊急会見を開いたJASRACの加藤衛理事長は「我々は新規参入を妨害していない。排除措置命令の根拠となった事実関係から徹底的に争いたい。審判を請求し、その後の訴訟も視野に入れている」と、公取委と全面的に争う考えを明らかにした。

2. 大作公開相次ぐ“3D映画元年”

最近の映画業界は、登場人物などが立体的に見える「3D映画」の話題で持ち切りだ。試金石とみられていた昨年十月公開のSFアドベンチャー「センター・オブ・ジ・アース」がヒットしたこともあり、大作の公開が続く今年は“3D映画元年”とさえ呼ばれている。

3D映画は、奥行きが感じられたり、物体が飛び出すように見えたり、立体的な映像を楽しめる。右目用と左目用で微妙に異なる映像を専用のメガネを通して立体視するのが基本だ。
 公開中のホラー「ブラッディ・バレンタイン3D」では、殺人鬼の持つつるはしがスクリーンから自分に向けて振り下ろされるように見え、かなりの迫力。「センター~」では廃坑をトロッコで走り抜ける迫力の映像が話題を集めた。アドベンチャーやホラー作品など、臨場感が生きる作品だと特に効果がありそうだ。
 立体映画研究家の大口孝之さんによると、3D映画の歴史は古く、米国に短編映画が登場したのは一九二〇年代。五〇年代には長編「ブワナの悪魔」が米国でヒット、テレビへの対抗策と期待されブームになった。七〇年代にはポルノやカンフーの3D映画が作られたこともあった。
    ◇
 現在のデジタル3Dブームは二〇〇五年、米国で映画館入場者数が落ち込んだことに危機感を持ったジョージ・ルーカス監督らが起爆剤にと声を上げたのがきっかけ。3D版が通常版の2Dと併せて作られたアニメ「チキン・リトル」を皮切りに、多数の作品が送り出されている。
 日本では現在「Tジョイ」「TOHOシネマズ」「ワーナー・マイカル・シネマズ」の計五十三スクリーンが3Dに対応。設備の変更には二千万円ほどかかるのだが、各社とも今後3D上映スクリーンを増やす方針という。
 ほかでは味わえない臨場感が3D映画の売り。ただそのメリットは観客よりむしろ業界の方が大きいかもしれない。
 「センター・オブ・ジ・アース」は年をまたいで十七週のロングランヒットとなり、入場者数減に悩む映画館主に、3Dの集客力を実証した。大口さんも「『チキン~』以降、3Dと2D両方で上映した場合に、単価が高いにもかかわらず3D上映の集客力は2Dの三倍」と指摘する。
 さらに、興行側にとっては、通常版より高めに設定できる単価も魅力。一般的に映画館の入場料は千八百円だが、前売り券やレディースデーなど割引があり、昨年の平均単価は千二百十四円(日本映画製作者連盟調べ)まで下がる。それが「センター~」の3D版は前売りなしで入場料二千円と強気。それでも客を呼べる。小人割引を考慮しても平均単価は千七百円前後だ。
 「撮影費はフィルムの一・三倍、予告編を米国で製作したのでその費用もかかったが、この単価はかなり魅力的」と「センター~」を配給したギャガの松下剛宣伝プロデューサー。「観客に提供する価値はそれ以上」と胸を張る。
 「マダガスカル2」(3月予定)や「ボルト」(8月予定)など、アニメ作品を中心に今年は3Dの大作が多数公開を控えている。注目が集まるのが、十二月に公開予定の実写映画「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)だ。キャメロン監督は「タイタニック」以降、大型映像や立体音響が特徴のIMAXシアター用に3D映画を撮り続けており、3Dが成功するか否かは「アバター次第」とさえ言う映画関係者もいる。
 3D映画が定着することで「映画界のデジタル化が一気に進めば、製作も流通もコストが下がる」(与田尚志Tジョイ常務取締役)と、波及効果に期待する声も聞かれる。
 一過性だった過去と違い、技術的には格段の進化を遂げ、「色の再現性が損なわれる」「目や頭が疲れやすい」などの欠点も改善されているというが、果たして今回のブームはどうか-

CDで夢コラボ♪日本の歌姫が“初共演”

2009-02-27 13:43:14 | エンターティメント情報
CDで夢コラボ♪日本の歌姫が“初共演”

 日本を代表する歌姫、宇多田ヒカル(26)、倖田來未(26)、DREAMS COME TRUE、浜崎あゆみ(30)がコラボレーションアルバムで“初共演”することが26日、分かった。

 この豪華コラボCDは、3月4日発売の「iアイ~ずっと、ずっと、愛してる
~」。発売元のEMIが20代の女性1万人を対象に実施した「永遠の愛の名曲は?」のアンケート結果から選曲。各所属レコード会社も賛同し、レーベルの枠を超えて実現した。

 全15曲の中で、特に“お宝”なのは宇多田の「Eternally-Drama Mix-」。昨年10月期放送のフジテレビ系月9ドラマ「イノセント・ラヴ」の主題歌だった同曲は、着うた配信しかされておらず、満を持してCDに初収録される。
 EMIの担当者は「なかなか実現しなかった共演なので、自信をもって多くの人に聴いてもらえると考えています」と胸を張った。


2. あっちもこっちも 開局記念特番花盛り

 あっちも、こっちも「開局○○周年記念」。日本テレビが五十五周年、テレビ朝日とフジテレビが五十周年、テレビ東京は四十五周年。どこのテレビ局も五年に一度は節目の“○○周年”がめぐってくるのは当たり前だが、今ほど一斉に各局の開局記念が重なり、盛り上がりを見せたことはないのでは。開局記念キャンペーンの狙いと効果を考えてみた。
  
 最初に、今回の「○○周年」の根拠となる“本当”の開局記念日の確認を。日テレは昨年八月二十八日、テレ朝は今年二月一日、フジは同三月一日、テレ東は同四月十二日。年度はズレているが各局とも前後一年以上もキャンペーンを行うので、記念期間が見事に重なった。
 規模で他を圧倒したのがテレ朝。「点と線」などの大型ドラマからスポーツ、映画まですでに四十八本の開局記念番組が放送され、一月三十日-二月八日は「50時間テレビ」として、連夜、記念番組を投下した。
 日テレは、昨年一月から今年三月末まで「日テレ55(go!go!)」キャンペーンを展開中。チャック・ベリーの名曲に乗せたCMは、チャックほか、鮎川誠、萩本欽一、「go!go!ガールズ」など十六バージョンもある。

 そして今週末、フジが三夜連続で午後七時から四時間超の特番を放送する

二十七日は「名曲で綴(つづ)るフジテレビ」で司会みのもんた

二十八日は「バラエティルーツの旅」で明石家さんま、三月一日は「激動!世紀の大事件」でビートたけし。「周年企画は来年春まで続くが、まず誕生日に合わせて、音楽、バラエティー、報道の振り返り番組で大きな花火を上げる」と鈴木克明編成制作局長。
 テレ東も三月八日から六夜連続で特番攻勢。八日「田舎に泊まろうSPドラマ」、九日「カンブリア宮殿SP」、十日「ガイアの夜明けSP」、十一日は敗戦後に実在した児童養護施設を取り上げる「エリザベスサンダースホームの60年」、十二日は「14歳~千原ジュニア たった一人の闘い」、十三日はドキュメンタリー「奇跡のキズナ」。ジャンルはバラバラだが「絆(きずな)」という統一テーマを設けた。
    ◇
 「周年記念は視聴者への感謝を伝えるためのもの。だから重厚感、お得感のある番組にしか冠は付けない」。フジの鈴木局長は、こう説明する。裏テーマは「日本を元気に」。日本人の心を見つめ直すドラマ「風のガーデン」「ありふれた奇跡」、来月の「黒部の太陽」などが、そうだ。特番を任されることが制作者の達成感、スキルアップにつながるという効果も期待できるという。
 「五十周年」を終えたばかりの日テレが「55」キャンペーンを始めたのは、五輪イヤーの二〇〇八年が視聴率首位奪還の勝負の年だったから。担当した岩崎達也エグゼクティブディレクターは「“go!go!”は元気になろうよ、という社内の合言葉であり、視聴者に『頑張ってるな』と感じてもらうためのものでもある」と話す。五十周年の時は、こういう“年齢”入り統一CMはなかった。散発的に記念番組を放送するのと、全体を「go!go!」で包んで提示するのと、どっちが盛り上がり感が出るかは明らかだ。
 テレ東の「絆」キャンペーンにも、デジタル化でのチャンネル変更という難事業を控え、自局への親近感を少しでも高めたいとの願いが込められている。
    ◇
 視聴者にすれば「開局記念」とあると「見てみるか」と思ってしまうもの。実際、テレ朝は顕著な効果があった。「50時間テレビ」の十日間の視聴率は、全日(6-24時)、ゴールデン(19-22時)、プライム(19-23時)、プライム2(23-25時)の四つの時間帯ですべてトップ。一日単位でも四冠の日が三日、三冠が二日あった。
 ネットの台頭やデジタル化などテレビの転換期と空前の不況がくしくも重なった今、「○○周年」は外にも内にも元気をアピールする、これ以上ない旗印といえそうだ。

aiko、デビュー11年目で初のシングル首位獲得

2009-02-26 12:23:41 | レコード・ビデオ
aiko、デビュー11年目で初のシングル首位獲得


 歌手、aiko(33)が2月18日にリリースした両A面シングル「milk/嘆きのキス」(ポニーキャニオン)が、オリコンシングルウィークリーチャート1位を獲得。今までアルバムでは「桜の木の下」「夏服」「暁のラブレター」「夢の中のまっすぐな道」「彼女」と数々の作品で1位を獲得してきているaikoだが、シングルウィークリーチャートで1位を獲得したのは実は今作が初めてというから驚きだ。
 aiko本人からも、「言葉に出来ないです。大きな声をあげる訳でもなく、ただただ放心状態で涙が出ました。本当に本当にありがとうございました。もっと頑張ります!」と、感激の様子。
 デビュー11年目にして、嬉しい初記録となった今作も、誰もが感じたことのある恋の切ない瞬間が見事に描かれている。
 さらに待ちに待った「嘆きのキス」のPVも到着。海辺にそっと置かれた1台のグランドピアノと、優しい光に包まれながら歌い上げるaikoの姿が、心に切なく染み入る映像は必見だ。
 また3月4日には、昨年の記念すべきデビュー10周年に行われた様々なライブの模様を収録したDVD「DECADE」をリリース。全国ホールツアーの追加公演「Love Like Pop add. vol.11.5」、茅ヶ崎でのフリーライブ「Love Like Aloha vol.3」、そしてプレミアムエディションにはファン待望のライブハウスツアー「裏 Love Like Rock」を収録した超豪華な内容に、aikoファンならずともリリースが待ち遠しい作品だ。今後もaikoから目が離せない!


2. 香取慎吾、特別ドラマ「黒部の太陽」に自信

 SMAPの香取慎吾(32)が25日、東京・台場のフジテレビで開かれた同局の開局50周年記念ドラマ特別企画「黒部の太陽」(3月21、22日後9・0)の記者会見に出席、「必ず見てほしい!」と自信満々にアピールした。
 富山・黒部ダム建設の最難関とされた大町トンネル工事の現場リーダー役。同トンネルは1958年の2月25日に貫通したため、会見も“貫通記念会見”と題された。
 撮影は昨年10月から4カ月。香取は「(工事のシーンで)水の中にずっといてツラかった」と苦笑い。制作費は「連ドラ2クール分」(同局)で推定約10億円で、「『黒部』には不景気は見えません。至るところに大金が積まれています! 本当に不況なのか?というくらい」と作品のスケール感を強調していた。
 他に小林薫(57)、ユースケ・サンタマリア(37)らが出席。香取の母親役の泉ピン子(61)は「とうとうSMAPのお母さんになれました!」とうれしそうだった。

PC会役員会 ポニーキャニオン9階会議室で

2009-02-25 13:41:59 | 総会  会合
PC会役員会 2009.02.24〔火〕ポニーキャニオン9階会議室で


議題


〔出席者 山際会長 山田事務局長 会計監事 安藤、古田 小川事務局 

PC 進部長〕


● 1. 第4回 PC会総会開催について 10月7日〔水〕予定



● 2. 会員会計会費状況

● 3. 第2号 会報 3月20日発行予定で進行する

● 4. その他 PC-KAI プログ テスト・オープンと記事についての意見交換


2. アカデミー賞の米視聴者、前年比13%増の3600万人超


22日に行われたアカデミー賞授賞式のテレビ放送を視聴した人は、米国内で3600万人以上に上ることが、ニールセン・メディア・リサーチの調査で23日分かった。
 授賞式は、ABCテレビが3時間半にわたって放送。調査によると、過去最低だった昨年の3200万人を約13%上回る3630万人が視聴したという。
 ただ同授賞式の視聴者数は、「タイタニック」が11部門で受賞した1998年の5500万人をピークに、過去10年間で漸減の傾向にある。
 今年の授賞式は、豪俳優のヒュー・ジャックマンが司会を務めるなど新しい趣向が盛り込まれたが、批評家の反応はどっちつかず。ワシントン・ポスト紙は、ジャックマンを「多才でエネルギッシュ」と称賛する一方、歌と踊りによるオープニングは「無意味で薄っぺらい」と酷評した。

11年目aiko、初のシングル首位獲得

2009-02-24 09:07:19 | レコード・ビデオ
11年目aiko、初のシングル首位獲得

 歌手、aiko(33)の新曲「milk/嘆きのキス」が、3月2日付オリコンシングルランキングで初登場1位を記録することが23日、分かった。98年7月のデビュー以来11年目にして初のシングル首位獲得だ。
 aikoはこれまで、アルバムでは00年3月の「桜の木の下」など5作で1位に輝いているが、シングルでは00年9月の「ボーイフレンド」など9作での2位が最高位。アルバム1位は、15年ぶりに再結成されたロックバンド、ユニコーンの「シャンブル」。


2. フジ系ドキュメンタリーカメラマン「宮崎あおい、心にしみるアフリカ」
やっぱり人間は面白い山崎 裕(やまざきゆたか)



フジ系ドキュメンタリー「宮崎あおい、心にしみるアフリカ」のカメラマン 山崎 裕(やまざきゆたか)
 3月1日にフジテレビ系で放送される「宮崎あおい、心にしみるアフリカ」(午後4時5分から)で、女優がルワンダの人々とふれあう様子をカメラで追った。
 「こんな反応をあおいちゃんにしてほしいと狙って撮ることはしなかった」。15年前に大量虐殺が行われた教会を訪れ無言になった宮崎。現地の女性たちと楽しげに会話をする宮崎。その変化する表情を見逃さないようにした。「無理に何かを伝えなくてはという気負いがない姿を全面に出せた」と、日に焼けた顔をほころばせる。
 隣国のコンゴ民主共和国では内戦が続くが、コンゴに接する国境の町ギセニでは、人々がほのぼのとした生活を営んでいた。「周辺の町は、ニュースで流れるイメージと違って何の緊張感もなかった」という。先入観を持たず、談笑する人々や活気ある市場などありのままのルワンダを撮った。

 「主立った西部劇は全部見た」というほど映画好きの少年だった。父の趣味で8ミリカメラや映写機が家にあり、頻繁に上映会が開かれた。映像の世界に興味を持つのは自然の流れだった。
 映画監督を夢見た時期もあったが、「文系より理系の方が得意」と、高校1年で機械を扱うカメラマンを志した。その時は「アフリカにでも行って動物でも撮るのも悪くない」と漠然とした考えだった。
 転機は高校3年生の時。所属していた映画研究部と交流があった演劇部の顧問に「本当に面白いのは人間だぞ」と言われた。「ドキッとする一言で、頭から離れなかった」。ドキュメンタリーという目標が明確になった。
 日本大学芸術学部映画学科を卒業し、CM撮影や撮影助手をしながら腕を磨いた。戦争映画「上海」(1938年)の撮影などで有名な三木茂の助手をしていた20代半ば、「好奇心が消えないうちにカメラを回さなければダメだ」と三木に諭され、27歳からドキュメンタリー撮影に専念するようになった。

 手持ちカメラと長回しを多用する。表情の変化に瞬時に反応するためだが、「これが決定的瞬間だとカメラマンが勝手に選んでいいのか」との思いもある。
 対象と真摯(しんし)に向き合ってきたカメラワークが高い評価を得て、「印度漂流」(94年、文化庁芸術作品賞)、「なぜ隣人を殺したか~ルワンダ虐殺と煽動(せんどう)ラジオ放送~」(98年、イタリア賞グランプリ)などのドキュメンタリー作品で数々の賞を受賞。近年は、是枝裕和監督や河瀬直美監督などから請われて映画の撮影も手がけるようになり、活躍の場を広げている。
 「人の生きざまや内面をひょっとしてとらえたかもしれないという感覚が好き」
 68歳。人間の感情にどう寄り添って撮るかと考える姿勢は、いつになっても変わらない。「やっぱり先生の言ったように、人間は面白い」

おめでとう ! 日本の「おくりびと」も外国語映画賞受賞

2009-02-23 13:14:16 | レコード・ビデオ
日本の「おくりびと」も外国語映画賞受賞


米映画賞の最高峰、アカデミー賞の発表・授賞式が22日夕(日本時間23日午前)、ハリウッドのコダック・シアターで始まった。日本から候補作に選ばれていた「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が、外国語映画賞を受賞した。授賞式では出演者の本木雅弘さん、広末涼子さん、余貴美子さんらが喜びを分かち合った。
 前日に外国映画賞の候補作の監督によるシンポジウムにも参加した滝田監督は授賞式への会場入りの際、「米国のみなさんがしっかりと作品を鑑賞してくれていることがわかり、とてもうれしかった」とコメント。本木さんは「まだ非現実的な気分だが、雰囲気をしっかりと自分の皮膚で感じてきたい」。広末さんは「緊張していないつもりだったが、やはり昨晩は眠れなかった」と話していた。

2. 短編アニメ部門で日本の「つみきのいえ」が受賞

米映画賞の最高峰、第81回アカデミー賞の発表・授賞式が22日、ハリウッドのコダック・シアターで始まった。日本から短編アニメ賞部門にノミネートされていた加藤久仁生監督の「つみきのいえ」がみごと栄冠を獲得した。
 オスカー像をしっかりと握りしめて壇上に上った加藤監督は「めちゃくちゃ重いね」と笑いを誘った後、「サンキュー・アニメーション、サンキュー・アカデミー、どうもありがとう」と、何度も感謝の言葉を繰り返した。
 今回のアカデミー賞では、外国語映画部門にも日本映画「おくりびと」がノミネートされている。滝田洋二郎監督のほか、華やかなベージュのロングドレスに身を包んだ主演の広末涼子さんらが、緊張した面持ちで発表を待った。
 このほか、ゴールデングローブ賞で作品賞など4冠を獲得するなど、高い評価を集めている「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)がまず脚色賞を獲得するなど、好調なスタートを切った。
 助演女優賞には「それでも恋するバルセロナ」のペネロペ・クルスさんが選ばれた。

北米映画興行収入=T・ペリーのコメディーが初登場1位

2009-02-23 13:06:17 | エンターティメント情報

北米映画興行収入=T・ペリーのコメディーが初登場1位

 映画スタジオの推計に基づく2月20―22日の北米映画興行収入ランキングは、タイラー・ペリー監督・主演のコメディー「Madea Goes to Jail(原題)」が4110万ドルを記録し、初登場1位となった。

 同作品は、俳優、監督、プロデューサーとして活躍するペリーの人気舞台劇を基に製作され、配給会社のライオンズゲートによると、黒人層のほかヒスパニック系や若年層の観客が目立ったという。

 先週3位だったリアム・ニーソン主演のスリラー「Taken(同)」は、1140万ドルで再び2位に浮上。

1110万ドルを記録して3位に入ったアニメ
「Coraline(同)」も、先週の5位から順位を上げた。

 また、アカデミー賞の有力候補とみられている「スラムドッグ$ミリオネア」は810万ドルで、22日の授賞式を前に前週の9位から5位にランクアップ。一方、先週初登場で1位となった「13日の金曜日」リメイク版は、780万ドルで6位に後退した。

<b2. 北米映画興行収入トップ10>

 映画スタジオの推計に基づきロイターが22日にまとめた2月20─22日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。

順位                   興行収入
1 (*) Madea Goes to Jail ............ 4110万ドル
2 (3) Taken ......................... 1140万ドル
3 (5) Coraline ...................... 1100万ドル
4 (2) He's Just Not That Into You .... 850万ドル
5 (9) Slumdog Millionaire ............ 810万ドル
6 (1) Friday the 13th ................ 780万ドル
7 (4) Confessions of a Shopaholic .... 700万ドル
7 (6) Paul Blart: Mall Cop ........... 700万ドル
9 (*) Fired Up ....................... 600万ドル
10 (7) The International ............. 450万ドル
 [ロサンゼルス 22日 ロイター]

アカデミー賞、レッドカーペットは今年も華やかに

2009-02-22 15:33:22 | エンターティメント情報
アカデミー賞、レッドカーペットは今年も華やかに

経済的苦境はウォール街などに多大な影響を与えているが、米アカデミー賞のレッドカーペット上の華やかさに影を落とすことはないだろう。
 米国映画産業最大のイベントであり、最も優れた俳優や監督、プロデューサー、脚本家らを称える授賞式は22日に行われる。コダック・シアターで開催される授賞式の前には、映画スターたちがファンの歓声の中、デザイナーのドレスを身に付けてレッドカーペットを歩く。その様子は世界各地にテレビで中継され、多くの視聴者が見ることになる。
 宝飾品や靴のデザイナーらは、今年の装いは例年に比べて派手さにはやや欠けるものの、純粋な「ハリウッドスタイル」になると予想している。
 宝飾ブランド「タコリ」のミシェル・アドジョラン氏は「多くのスターがあまりキラキラせずに豪華な見た目になるようスタイリングしている」と話した。タコリはレッドカーペットで際立った姿になるよう、多くの有名人のスタイリングをしている。
 大きくて揺れて立体感のあるダイヤモンドのイヤリングなどが、多くのスターに選ばれるとみられる。
 アドジョラン氏は「ダイヤモンドは光を反射するから、写真を撮られる度に微笑みを輝かせ、瞳をきらめかせる。ダイヤモンドのイヤリングは確実にレッドカーペットに登場する」と語った。
 一方、ロンドンの靴のブランド「マノロ・ブラニク」のスポークスマン、ジョー・ファウンテン氏は、靴は例年よりは地味なものになると指摘。「以前のデザインは、とてもキラキラしてメタリックで光沢があった。やり過ぎというところまで行った。今年はずっと落ち着いた感じになるだろう。靴のスタイルや色合いを重視したものになると思う」と述べた。

2. クリントン一家のペット猫が死亡、がん患い安楽死の処分

 米バージニア州の動物病院当局者は20日、クリントン元米大統領の一家がホワイトハウスで飼っていた猫「ソックス」ががんを患い、同日午前に安楽死の処分を受けたと述べた。
ソックスは1989年生まれで、年齢は19歳─20歳とみられる。口やあごの部分に発症したがんの治療を過去数カ月受けていたという。
クリントン元大統領が2001年にホワイトハウスを去って以来、女性秘書だったカーリーさんが引き取っていた。元大統領夫妻もその後、ワシントンを訪れた際、ソックスと会っていたという。
ソックスは野良猫だったが、元大統領がアーカンソー州知事だった時代に娘のチェルシーさんが家に迎え入れていた。
その後、ファンクラブも発足し、動物愛護関連の行事にも登場していた。ソックスの死亡を受け、クリントン一家は「我々だけでなく、子供や猫好きの人たちに長年にわたって幸福や喜びを与えてくれたことに感謝したい」との声明を発表した。

サル風刺漫画で謝罪文掲載 NYポスト人種差別の意図はない

2009-02-21 16:01:41 | エンターティメント情報
サル風刺漫画で謝罪文掲載 NYポスト、人種差別の意図はないとも主張


米紙ニューヨーク・ポストがオバマ氏をチンパンジーに見立てたととれる風刺漫画を掲載し、「人種差別を連想させる」と非難されていた問題で、同紙は20日までに、ウェブサイトに、「この漫画を不快に感じた人々に陳謝する」との謝罪文を掲載した。
 同紙は「18日に掲載した漫画がオバマ大統領を描写したもので、人種差別的な意味があると読み取った人がいるが、そういう意図はまったくない」と釈明した。
 一方で、「これまでもポスト紙と意見を異にした人やメディアがおり、今回の件を仕返しの機会にしようとしている。こうした人々には謝罪する義務はない」とも付け加えた。
 問題の風刺漫画は2人の白人警官がチンパンジーを射殺し、「次の景気対策法案を書いてもらう人をみつけないといけないな」と話しているというもの。米東部コネティカット州で16日、チンパンジーが人を襲って射殺された事件を題材にしている。
 さらにオバマ大統領が17日に総額7870億ドル(約72兆円)規模の景気対策法案に署名したことから、オバマ大統領をチンパンジーに例えたとの見方が広がった。
 黒人市民運動家のアル・シャープトン師は18日、「人種差別主義者は黒人をサルになぞらえてきた歴史がある」として漫画を強く非難した。同紙を所有するメディア大手ニューズ・コーポレーション前では、不買を呼びかける抗議デモが行われた。

2. 命名権に意外な歴史

 景気の悪化による厳しい財政を補う切り札として、地方自治体を中心に、施設に企業や商品の名前を付ける「命名権」の導入が進んでいます。売りに出される命名権の件数は、ここ5年ほどの間に急増し、今では道路や県有林、中には映画の副題にまで広がっています。ところが、ある専門家から「命名権は、最近始まったことではない」との意見を聞きました。
 東京メトロ銀座線や半蔵門線が通る「三越前駅」。駅名は、本店が隣接する大手百貨店から付けられました。その理由を東京メトロに聞くと、駅を建設する際に、駅名に百貨店名を使用することなどを条件に、三越側が建設費用を負担する契約を結んだそうです。同駅の開業は昭和7年4月。実に80年近くも前の話です。
 私が毎朝、通勤で使う東京メトロ丸ノ内線では、最寄りの大手町駅が近づくと、車内アナウンスで「次は大手町。サンケイ前です」と、駅名に続いて「サンケイ」の名前が呼ばれます。東京メトロでは、社内基準として(1)駅建設のための費用負担および用地の提供(2)名前を案内することで利用客の利便性が高まること-などの条件がそろった場合に認められてきたそうです。
 どちらの事例も、現状の命名権に近い発想といえます。意外と命名権は昔から、社会の身近なところで取り入れられてきたのかもしれません。(寛)

ーーー  パブリック ドメイン 活用 新ビジネス  --

2009-02-20 14:01:45 | レコード・ビデオ
ーーー  ーーー  パブリック ドメイン 活用 新ビジネス  --  


    ○ 特許権、著作権が消滅したもの 原側だれでも自由に利用できる
    ○ 公共財産の活用 いろいろなジャンルで活用が・・



◎ 2枚 500円のDVD ブレーントラスト 

    ○ 550タイトル 映像権 肖像権・・・
    ○ ソーステープを探す苦労と翻訳権 字幕の差し替え等
    ○ 1953年「ローマの休日」ほか「カサブランカ」・・・

◎ 小説 +DVDのセット販売 宝島社

    ○ 08年末より 「名探偵シャーロックホームズ」780円
    ○ 映画をみて 小説も読んでみたくなった

◎ 語学教育 MACMILLAN LANGUAGE HOUSE

    ○ 大学生相手のリスニング教科書 
    ○ 「カサブランカ」「ローマの休日」ほか
    ○ 安価で 最適な教科書 発音が美しく 分かりやすい

〔注意〕
パブリックドメインDVD(Public Domain DVD、PDDVD)とは原板保有者(元・著作権者)の許諾の必要がない、著作権の保護期間が満了したものや何らかの理由で著作権が消失したパブリックドメイン(PD)の映像作品をDVDに記録したものをいう。
格安DVD、激安DVD、名画DVDとも呼ばれている。原板保有者の許諾を得ている正規盤と比較して非正規盤とよばれることもあるが違法な海賊盤とは異なり合法的な製品である。尚、映画自体の著作権の保護期間が満了しても、作中音楽の著作権の保護期間が継続中のもの、アニメの場合はキャラクター名の商標権がある場合も多いため、商品化には注意が必要である。

マスターの供給源
かつての欧米等では公開終了後の映画のプリントの管理が甘く、コレクターに転売されたり映画館や配給会社等の倉庫に放置される場合が多かった。PDDVDはこのようなプリント(稀に倒産した製作会社のオリジナルマスター)を発掘しマスターとしているが、ハリウッドの大手スタジオでは、サプライヤー(供給会社)などにバルクでプリントを譲渡することもある。サプライヤーはマスターをDVD製作会社に供給する専門の業者で、米国ではユナイテッドフイルムがサプライヤーの大手として知られている。また海外で発売される香港映画のPDDVDとなると、既発売のDVDをマスターとしたり、中にはテレビ放送を録画したものまで多種多様である。

[編集] 製品の字幕・吹き替え音声
オリジナルの映像作品が日本語以外の場合、オリジナルの映像作品がPDになっていても日本語に翻訳した日本語字幕や吹き替え音声はオリジナルの映像作品とは別の著作物となり、日本語字幕・吹き替え音声がPDでない場合が多い事から、販売業者が独自に日本語字幕や、稀に吹き替え音声を作る場合が多い(声優を雇う必要がある事から吹き替えは子ども向けアニメに限られる場合が多い)。またPDDVDの中には、吹替え音声の著作権許可を得ずに日本語吹替えを搭載して発売しているケースも多い。
[編集] 製品の画質
マスターフィルムやプリントの保存状況が良好とは限らないため画質、音質はばらつきが激しい。製品化にあたりリストアがなされた製品もあれば手付かず状態の製品もあり玉石混淆である。 また各社の登録商標などがクレジットされるオープニングやエンディングではその部分がカットされる場合があり、ストーリに関係のない部分ではあるが厳密には完全版とは呼びがたいケースが間々ある。尚、正規版が出ている作品の場合、正規版は画質優先なので片面2層となる場合が多いが、PDDVDはコスト優先なので、ほとんどは片面1層となり、片面2層は風と共に去りぬ等、2時間を大幅に越える超大作のみとなる。また、正規版はリージョンコードは日本向けである2に固定しているのに対しPDDVDは発売会社によってはALLとしているものもある。シネマスコープやビスタサイズで製作された場合、正規版では16:9でスクイーズ収録される場合が多いのに対し、PDDVDでは4:3になるようにレターボックスが挿入される場合が多い。
[編集] 製品化される作品
映画史に残る名作もあれば箸にも棒にもかからない駄作もありこちらも玉石混淆である。中には駄作であっても大スターの無名時代の出演作品など興味深いものも存在している。これらはマスター供給元が同じためか製作会社は違っても似たような製品ラインナップが多いのも特徴であり、作品の内容よりもPDとして使用できるマスターの有無が製品化にあたっての重要な要素であるためシリーズ物であっても歯抜けでリリースされるものもある。劇場用映画以外にも、第二次世界大戦等の記録映画や、テレビドラマ、テレビアニメ、等もある。尚、格安DVDの全てがPDというわけではなく、子ども向け作品等では保護期間中の作品で権利者の厚意により低価格で発売できるものや、新規の製作にあたって製作費を極限にまで切り詰めたことにより低価格で発売できるものもある。

[編集] 邦画・アジア映画の状況


PDの原則は全ての著作物に適用されるのため多くの邦画作品がPDに該当するがマスター供給会社が欧米の会社であるためか邦画作品のPDDVDは極めて少ない。[1][2]
• 邦画が極めて少ないことに就いて一部には邦画界による陰謀論を唱えるものもいるが一般にはマスター供給会社から見た邦画作品の市場規模の小ささに起因するものと考えられている。また、欧米よりプリントの管理が徹底しているため、プリントが流出しにくいことも考えられる。この他、戦前の映画の場合は空襲や火災で焼失したり、外国に流出したまま行方不明の場合も多く、現存作品が少ない、という点もある。

• 福井青春物語(2005年)は、ロードショー公開の2年後に著作権フリー宣言された異例の映画であり、同映画の森川陽一郎監督は「映画は、制作費が回収できたら公共物として扱う、という考え方があってもいいのではないか」と、日本映画界に一石を投じたが、パブリックドメインDVD化は、まだ検討中であるという。
• 韓国・台湾・香港、等のアジア映画、特に、ブルース・リーやジャッキー・チェン等主演の香港映画にも幾つかPD作品があるが、発売は極めて少ない。またジャッキー・チェン出演のPD作品でも「醒拳」、「ファイナルドラゴン」など後に権利所有者が判明し、PDDVDが発売できなくなったケースもある。
[編集] 流通
書店、レコード店や家電量販店などのオーディオソフトを扱う店のほか、駅コンコース、高速道路のサービスエリアが主な流通ルートであり[3]、この他にもホームセンターでも扱っているところがある。特に書店ルートでは一部の出版社(コスミック出版・永岡書店・宝島社)も流通に乗り出している。