09年CD販売、100万枚超え3作どまり 新譜不振
2009年に100万枚以上売れたミリオンセラーの音楽CDは3作品にとどまり、過去最低水準となる見通しとなった。3作品はいずれもアルバムで、そのうち2作品は旧譜ヒット曲を収めたベスト盤。7作品あった08年より4作品減った。CD市場が右肩下がりで縮小する中、新譜の力不足が鮮明になった格好だ。
日本レコード協会によると、09年ミリオンセラーを記録した3作品は「塩、コショウ」(アーティストはGReeeeN)と「All the BEST!1999―2009」(嵐)、「ayaka’s History 2006―2009」(絢香)。オリジナルアルバムは「塩、コショウ」のみだった。
2. aiko熱唱中にクレーンカメラ傾く
大みそかの「第60回NHK紅白歌合戦」(後7・15~11・45)のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。
aiko(34)が「あの子の夢」を熱唱中、NHKホール内に設置されたクレーンカメラのワイヤがはずれるアクシデントが発生。クレーンが傾いた際の衝撃音で演奏が一時中断した。近くにいた同局の男性スタッフが軽いねんざを負ったが、大事に至らなかった。機材は復旧し本番に支障はない。
3. 「東京マラソン」運営組織の法人化を検討 大人気の出場枠、割り振り柔軟に
3万人を超えるランナーが都心を駆け抜ける「東京マラソン」の運営事務局を平成22年度中に法人化することを東京都が検討していることが29日、分かった。現在は、都や日本陸上競技連盟が主催し事務局は任意団体だが、法人化すれば、寄付金を支払った人の優先出場枠の設定や関連イベントの展開が可能になるなど事業の幅が広がる。都は23年2月の大会を法人で実施することを目指す。市民マラソンの運営組織の法人化は国内初。
東京マラソンは19年に始まった約3万人が都心を駆け抜けるイベント。年々人気が高まり、22年大会には前年比約19%増の約31万人が応募。出場枠をめぐる抽選倍率は過去最高の約8・9倍となった。
法人化のメリットは、出場枠の割り振りを柔軟にできること。例えば、事務局が営利法人の英「ロンドンマラソン」では、出場枠をチャリティー団体に売却し、団体はオークションを開催、出場枠を競り落とした人が出場できる。支払いは団体への寄付となる。
また、法人化では、任意団体には難しかった周辺イベントの充実を図ることができる。東京マラソンに先立ち、女性10キロレース、キッズレースなどを開催し、優秀選手の招待枠を設けることなども可能。大きな事故があった場合には責任の所在が明確になる。
石原慎太郎都知事も今年3月の定例会見で、「何十万円出してもいいから、とにかく走らせてくれという人もいる」として、法人化や寄付者への優先出場枠の設定に前向きだ。
都は21年夏から検討を始め、現在収支計算など課題の洗い出しをしている最中。今後、日本陸連や共催団体との調整が必要となる。どのような出場枠の設定をするかや、営利法人か非営利法人かなど形態も未定だという。海外の著名な市民マラソン事務局については、米「ニューヨークシティマラソン」はNPO法人で運営している。
2009年に100万枚以上売れたミリオンセラーの音楽CDは3作品にとどまり、過去最低水準となる見通しとなった。3作品はいずれもアルバムで、そのうち2作品は旧譜ヒット曲を収めたベスト盤。7作品あった08年より4作品減った。CD市場が右肩下がりで縮小する中、新譜の力不足が鮮明になった格好だ。
日本レコード協会によると、09年ミリオンセラーを記録した3作品は「塩、コショウ」(アーティストはGReeeeN)と「All the BEST!1999―2009」(嵐)、「ayaka’s History 2006―2009」(絢香)。オリジナルアルバムは「塩、コショウ」のみだった。
2. aiko熱唱中にクレーンカメラ傾く
大みそかの「第60回NHK紅白歌合戦」(後7・15~11・45)のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。
aiko(34)が「あの子の夢」を熱唱中、NHKホール内に設置されたクレーンカメラのワイヤがはずれるアクシデントが発生。クレーンが傾いた際の衝撃音で演奏が一時中断した。近くにいた同局の男性スタッフが軽いねんざを負ったが、大事に至らなかった。機材は復旧し本番に支障はない。
3. 「東京マラソン」運営組織の法人化を検討 大人気の出場枠、割り振り柔軟に
3万人を超えるランナーが都心を駆け抜ける「東京マラソン」の運営事務局を平成22年度中に法人化することを東京都が検討していることが29日、分かった。現在は、都や日本陸上競技連盟が主催し事務局は任意団体だが、法人化すれば、寄付金を支払った人の優先出場枠の設定や関連イベントの展開が可能になるなど事業の幅が広がる。都は23年2月の大会を法人で実施することを目指す。市民マラソンの運営組織の法人化は国内初。
東京マラソンは19年に始まった約3万人が都心を駆け抜けるイベント。年々人気が高まり、22年大会には前年比約19%増の約31万人が応募。出場枠をめぐる抽選倍率は過去最高の約8・9倍となった。
法人化のメリットは、出場枠の割り振りを柔軟にできること。例えば、事務局が営利法人の英「ロンドンマラソン」では、出場枠をチャリティー団体に売却し、団体はオークションを開催、出場枠を競り落とした人が出場できる。支払いは団体への寄付となる。
また、法人化では、任意団体には難しかった周辺イベントの充実を図ることができる。東京マラソンに先立ち、女性10キロレース、キッズレースなどを開催し、優秀選手の招待枠を設けることなども可能。大きな事故があった場合には責任の所在が明確になる。
石原慎太郎都知事も今年3月の定例会見で、「何十万円出してもいいから、とにかく走らせてくれという人もいる」として、法人化や寄付者への優先出場枠の設定に前向きだ。
都は21年夏から検討を始め、現在収支計算など課題の洗い出しをしている最中。今後、日本陸連や共催団体との調整が必要となる。どのような出場枠の設定をするかや、営利法人か非営利法人かなど形態も未定だという。海外の著名な市民マラソン事務局については、米「ニューヨークシティマラソン」はNPO法人で運営している。