この土曜日にパリに向け出発である。いつも1-2日前にならないと、その気にならない。今朝、メールをチェックするとパリで私を受け入れてくれるMDから歓迎の熱意が伝わってくるメッセージが入っていた。またイギリスのケンブリッジで会を主催する旧友のDAからは20分程度のお話をしてほしいとのメールもあり、次第にヨーロッパ・モードになりつつある。
今回のヨーロッパは、以前とは全くと言っても良いくらい見る目が違ってくるのではないかという予感がする。このブログを書き始めたことと無縁ではないだろう。まだ確かな目を持っているわけではないが、過去に埋もれているものが想像を絶するくらい多いということを意識できるようになっているのと、望むらくはひとつの視点を持ってそれらを見ていければ、という気持ちが芽生えてきているように感じるからである。
向こうで何をやるかは具体的には考えていない。いつもの通り、その時の気分に任せることになるのだろう。先が見えているほどつまらないことはないので。1ヶ月を越える滞在の中で、異物との触れ合いから生まれる自分の中の変化を観察してみたい。