フランス語３年が終わって

(janvier 2005)

やっと今に近いところまで辿りついた。これまでは「わたしはどのようにしてフランス語にのめりこんでいったのか？」というサブタイトルでやってきた。フランス語を始めた当初、何も持たずに一気に飛び込だという印象が強い。まさに Je me suis plongé dans la culture française. である。当然のことながら、最初は目の前に壁があり、向こうを見ようとしても見えないという、もどかしさを感じながらも聞いたり、読んだりしていた。すると、1年を過ぎたあたりから、その壁が少しずつ崩れていくのがわかった。そして3年が終わり、仏検準1級、TEF niveau 4、DELF second degré 終了という状態まで来ている。年が明けてから、語学の学習という点ではあまり燃えなくなってきている。そろそろ限界に近いところまで来ているのかな、という感触があるのかもしれない。そういう心境になると、これまでのタイトルが少し異様に思えてきた。というわけで、これからは新しい雰囲気の中で、フランスを感じながら、フランス的なるものに触れた時に呼び覚まされる何かを中心に書いていきたい。「フランスに揺られながら」。