8月17日(木)曇り
素敵な暮らしのお手本としてワタクシが日参しているブログのことりさんが、お友達との待ち合わせに遅れてまでも読まれたという本。
早速図書館に予約して読み始めた。
タイトルからわかるように猫をモチーフにした短編が7編。
ぢつはワタクシ、動物好きを自認しているが、動物のテレビ番組はほとんど見ない。
見ないようにしている。
動物番組って、動物の可愛さに気を取られてると突然辛い話や映像が出てくる。
今は幸せに暮らしています、という話でも、それ以前の辛い話とか聞きたくない。
盲導犬育成のためのお預かりをしている家庭で、お別れの時にそのおたくの子供達が泣くシーンとかも、もう見たくない。
そんな弱虫のワタクシなので、動物の中で一番好きと言っても過言ではない猫の小説とかもあまり読まない。
読まないようにしている。
でも、読まれたことりさんが、「猫好きさん」「猫を飼ってる、もしくは飼ったことがある方」にはお勧めの本とおっしゃっている。
辛い話はないだろうと、意を決して(・・・オーバー)借りてみた。
一番最初の「ミャアの通り道」が一番好き。
これは、猫飼いにはあるあるで、実際これに似た話を、娘からもらった新聞の切り抜きで読み、電車の中で泣きそうになったのを思い出す。
猫飼いとしては、長生きしてくれた猫ちゃんを、家族みんなで看取るというのは理想。
二番目の「運河沿いの使わしめ」
その昔、教育テレビの、あ、今はEテレというのか、アニメで「ルドルフとイッパイアッテナ」というのがあって、娘と見ていた。
野良猫ちゃんを、それぞれのおうちで名前を付けて呼ぶというのは猫好きには良くあること。
現に、我が実家で餌をあげている「サビちゃん」も、よそではもっとドラマチックな名前で呼ばれているかもしれない。
そんなことを思いながら読んだ。
だんだんと、安心しながら読めるようになる。
作者唯川恵さんは、筋金入りの猫好きなのだろう。
よって、猫好きが読んで辛くなるような話は書かない方だきっと!と思えるようになったから。
恐る恐るめくっていたページも、すいすい流れるように読み出して、あとはもう一気読み。
最後の話「約束の橋」は、子供の頃からずっと猫を飼ってきた女性の話。
決して順風満帆でなく、いやむしろ厳しい人生だったと思われるが、猫が居てくれて良かったよねと心底思う。
ワタクシも、辛い時に、初代黒猫のチビが寄り添ってくれてた。
2代目黒猫イチも心の支えだ。
そんなことをついつい思いながら、最後まで一気に読んだ。
読後感の良い、優しいお話たちだった。
素敵な暮らしのお手本としてワタクシが日参しているブログのことりさんが、お友達との待ち合わせに遅れてまでも読まれたという本。
早速図書館に予約して読み始めた。
タイトルからわかるように猫をモチーフにした短編が7編。
ぢつはワタクシ、動物好きを自認しているが、動物のテレビ番組はほとんど見ない。
見ないようにしている。
動物番組って、動物の可愛さに気を取られてると突然辛い話や映像が出てくる。
今は幸せに暮らしています、という話でも、それ以前の辛い話とか聞きたくない。
盲導犬育成のためのお預かりをしている家庭で、お別れの時にそのおたくの子供達が泣くシーンとかも、もう見たくない。
そんな弱虫のワタクシなので、動物の中で一番好きと言っても過言ではない猫の小説とかもあまり読まない。
読まないようにしている。
でも、読まれたことりさんが、「猫好きさん」「猫を飼ってる、もしくは飼ったことがある方」にはお勧めの本とおっしゃっている。
辛い話はないだろうと、意を決して(・・・オーバー)借りてみた。
一番最初の「ミャアの通り道」が一番好き。
これは、猫飼いにはあるあるで、実際これに似た話を、娘からもらった新聞の切り抜きで読み、電車の中で泣きそうになったのを思い出す。
猫飼いとしては、長生きしてくれた猫ちゃんを、家族みんなで看取るというのは理想。
二番目の「運河沿いの使わしめ」
その昔、教育テレビの、あ、今はEテレというのか、アニメで「ルドルフとイッパイアッテナ」というのがあって、娘と見ていた。
野良猫ちゃんを、それぞれのおうちで名前を付けて呼ぶというのは猫好きには良くあること。
現に、我が実家で餌をあげている「サビちゃん」も、よそではもっとドラマチックな名前で呼ばれているかもしれない。
そんなことを思いながら読んだ。
だんだんと、安心しながら読めるようになる。
作者唯川恵さんは、筋金入りの猫好きなのだろう。
よって、猫好きが読んで辛くなるような話は書かない方だきっと!と思えるようになったから。
恐る恐るめくっていたページも、すいすい流れるように読み出して、あとはもう一気読み。
最後の話「約束の橋」は、子供の頃からずっと猫を飼ってきた女性の話。
決して順風満帆でなく、いやむしろ厳しい人生だったと思われるが、猫が居てくれて良かったよねと心底思う。
ワタクシも、辛い時に、初代黒猫のチビが寄り添ってくれてた。
2代目黒猫イチも心の支えだ。
そんなことをついつい思いながら、最後まで一気に読んだ。
読後感の良い、優しいお話たちだった。
ことり
作者の唯川恵さんは、勝手におしゃれな恋愛小説を描かれる方だろうと思い込んで、一冊も読んだことありませんでした。
こんな優しい文章を書かれる方とは存じ上げず・・・
優しいもの、綺麗なものを見たい!!!
わかる、すごくわかる。