パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

なんとかならないのか〜その2

2018年11月24日 | からだのこと
11月24日(土)晴れ

朝早くに、夫、関西へ向かう。
亡くなった叔父の初七日だ。
出る前に、朝ごはんを食べるとのたまう。
え〜〜っ!?せっかく新幹線に乗るのに?グランスタには駅弁やらパン屋さんやら色々あるよ楽しいよ美味しいよ。
って、おまえが旅行気分はいかがなものかと言ってたくせに!(と自分に突っ込んでおきます)
そうそう!心配していた姪っ子道連れは無しになりました。よかったよかった。

って、今日言いたいことはそういうことじゃなくて。
完璧なる専業主婦になったおかげで、思慮する時間が増えた。←これがこのタイトルの時の枕詞ね。
今、ワタクシが「なんとかならないのか」と考えていることは・・・
ここんとこ毎週火曜日は、友人A夫人の抗がん剤治療に付き添っている。
ここでだ!
彼女は立派な体格をしているくせに(・・・)血管が細いらしい。
よって点滴の針を入れるのが毎回大変。
後ろに控えているワタクシは毎回祈るような気持ちで点滴の管を見ている(針刺すとこは怖くて見てられない)
こちらの病院では(あれ?どこの病院でもそうなのかな?)点滴の針はドクターが刺すという規則があり、
若いドクターがやってくる。
この、若い、というところがいかにも練習っぽくて嫌だ。
そして案の定下手くそだ。
一番初めの若い女医さんは失敗しては「すみませんすみません」
ドクターが変わった時、A夫人はホッとしたらしいが、またこの次の若い女医さんも右で失敗し、左で失敗し、手首の近くで失敗し・・・
で、ここの規則で、三回失敗したらドクター交代となり、男の先生がやってくる。
ワタクシはもう、息を止めて見守っている。どうか一回で成功しますように。
は〜〜〜っ、入ったぁ〜
ここんとこ毎週付き添ってるが、一度で針が入って点滴液がスムーズに落ちたのは一回だけだ。
先週もまた、若い女医さんが3回失敗して、別の男の先生がやってきてやっとできた。
A夫人は気のいい優しい人なのでじっと痛みをこらえている。
「あいたたっ」くらい言っていいんだよと、最近はワタクシ、彼女の後ろの席から「失敗は許すまじ」とねっとりとした念を送っている。
その昔、薬師丸ひろ子の映画で注射の下手なドクターの話があったよな〜あれなんだったけ?
映画は全く内容覚えてないが、
まあ、頭では理解できますよ、こうやって場数踏んでドクター達は注射が上手くなって行くのよ。
注射だけじゃなく手術にしろその他もろもろの医療行為もね。

しかしですよ!
この、色々と進んだ世の中なのに、新幹線も飛行機も電子レンジも食洗機もある世の中なのに、もっというならここは首都東京なのに、
なのに、血液に抗ガン剤を注入するという事がこれほど難しいってどういう事だ?
ワタクシが十年ほど前に入院した時も、隣のベッドのおばさまが毎回この注射が入らず苦労されてた。
とても気のいいおばさまだったが、流石に失敗が続き過ぎ「あたし、結構我慢強い方だと思うのよ、でも、もうさすがにいい加減にしてよっっっ!」と叫ばれてたのを思い出す。
病気というただでさえストレス満載の時に、要らぬストレス追加だ。
そりゃ血管の極細の人、曲がりくねってる人、色々いるから大変なんだよっっっ(怒)とドクターの反撃にあうだろう。

そこでワタクシ、考えました。
注射って慣れもあるだろうけど、やはりセンスというか、器用さというか、そういうのもあると思うわけです。
絶対に、どんな血管だろうが一度で刺してみせますという人っていると思うのだ。
で、病院に一人そういう人がいるといいと思うのだが。
いや、医療的にどんな抗がん剤でも「飲めます」とか「貼れます」という形状のものができればそれが一番だけど、
それが無理なら『注射科』という科の新設を提案します。

ってな話をA夫人にしたら彼女が
「確かに患者は助かるよ。ドクターも失敗してすみませんすみませんって謝りまくるのも嫌だろうしね。
でも、その『注射科』の人、注射だけしてるの?
仕事として、それで満足してくれるかなあ。」
n「患者さんからはものすごく感謝されると思うけどなあ〜それだけでは弱いかなあ、仕事としては」

もう少し熟考します・・・
何か良いアイデアが浮かんだ方はコメントください。
未来の医療のために是非!
あ、特許料は半々って事でいいですよね。
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