漫画は読書か否か

１０月１４日（日）雨

土曜日の朝。
新聞を読みながら娘が聞く。
「ママは、漫画を読むことを読書だと思う？」
母「もちろん！」即答。
娘「だよね～～～。でも５３％の人が、『そうは思わない』んだって！」
母「その人達って、いい漫画に巡り会えてないんだよ。」
娘「だよね～～～。」
読書週間を前に、「読書」をテーマにした世論調査の結果とそれに関連する記事が掲載されている。
その中に「電子書籍」のこともある。
娘曰く「この前、電子書籍で読んでみて、結構使える！と思ったんだけど、
やっぱりあたしは紙の本のほうがいいなあ。
ページが残り少なくなっていく感じとか、本じゃなきゃ味わえないもの。」
あ～わかるわかる。
いや、あたしゃ電子書籍を読んだことないですけどね。
「博士の愛した数式」を読んだ時、ページ数が残り少なくなっていき
勝手に自分で悲しい結末を予想しながら読むわけですよ。
そして、気持ちよく裏切られた素敵な結末だった日には本を抱えて泣きました。
夫に言わせりゃ「○○○ページ分の○ページって表示されるよ。
それに、逆のこと言う人だっているよ、ページ数が少なくなってくるのを実感したくないって人。
もうすぐ終わりだから、ここで大どんでん返しは来ないなとか余計なこと思わなくていいって。」
○○ページ分の○ページって表示されて、ピンと来ないでしょ！
デジタル時計を見て、あと何分で１０時だわとか、とっさに判断できないのと同じで
４８０ページの２８０ページって言われてもピンと来ないでしょ！
・・・君の数学脳は小学生以下か？
とにかく！今日の結論！
『小説は紙の本に限る。それから、漫画も立派な読書である。』

先週末、娘が何本かビデオを借りてくる。
そのうちの１本が『クレヨンしんちゃん オタケベ! カスカベ野生王国』
母娘、大喜びで鑑賞。
おそらく、ワタクシ達、全ての映画を見てると思う。
そして、娘が「あたしの理想は、野原一家のような家族」と真面目な顔で言う。
「ママはいやだなあ～しんちゃんは、よその子だったら可愛いし笑えるけど
自分の子だったら育てる自信はない。」
娘は、バイト先の先輩に
「どんな男の子が好き？」とジャンル別に聞かれた時
俳優では加瀬亮
アニメではクレヨンしんちゃんとアシタカと答えたらしい。
先輩、彼女の趣味趣向、わかっていただけましたか？