パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

『華氏119』と『寝ても覚めても』と『億男』

2018年10月29日 | 本・マンガ・テレビ・映画
10月29日(月)晴れ
いいお天気!お洗濯日和!
でもお洗濯しません。
今日は色々忙しいし、これから当分晴れが続くって♪天気予報士がテレビで言ってた♪から。
もちろん、「忙しい」の中にブログは入れます。

ってことで、このタイトル。
先週一週間で、三本も映画観た。
今月は帰省中に「カメラを止めるな」見てるからひと月に四本も見たことになる。
ワタクシ史上初の事だ。
「華氏119」は試写会にて。

う〜ん。色々諸々ショッキング。
自分がいかに政治に疎いかという事、自分がいかに単純に二者択一的かという事、自分が勉強不足だという事。
オバマ氏は良い人、トランプ氏は悪い人。この思い込みも崩された。
また一から勉強し直します。
アメリカの事、好きでも嫌いでもないけど、日本はアメリカを追いかけてきたことは間違いないし、
世界全体を想うならアメリカを知らなければならない。
今朝のニュースのブラジル大統領選然り。怖い。

「寝ても覚めても」

これは、上越で「日本最古の映画館高田世界館」にて観賞。

簡単にぶっちゃけて言いますよ。これから観る予定の方は読まないでね。
東出君演じる「麦」とドラマチックな出会いから付き合い始めた朝子だったが、「麦」の突然の失踪によりその恋は終わる。
二年後、朝子は顔が「麦」にそっくりな「亮平」と出会う。
ここで激しく動揺し、挙動不審な女になるのだが(ワタクシ的にはこれがポイントでもあるとも思うのだが)亮平からの猛アタックもあり、付き合い始める。
五年後。二人は一緒に暮らしているし、亮平の転勤に伴い、結婚するという話まで煮詰まって、住む場所も決まって・・・
そこへ「麦」登場である。
今頃何しに出てきとんねん!である、ワタクシ的には。
しかし、朝子は麦と手を取り逃避行!である。何しとんねん!である、ワタクシ的には。
そして、さらにさらに、「やっぱり行かれへん」と麦に別れを告げて亮平に許しを乞いに戻る。何考えとんねん!である、ワタクシ的には。
と、ワタクシ、全く何一つどこをどうとっても朝子の気持ちに寄り添えなかったのであるが、
以前のワタクシだったら「ありえない!フツーどう考えてもあり得ない!クソみたいな話だわ。」とこき下ろす。
しかし、その前日に、現在闘病中のA夫人の抗がん剤治療に付き添い、「フツー」とか「愛の形」ということを考えさせられたので、一概に自分の考える愛の形だけにとらわれないようにしようと思っていたところ。
ただ、「朝子」のような女は実在する。
そして、「朝子」のような女は最後に勝つ。
東出君は流石にすごいと思った。一人二役って相当に無理があって、わざとらしく別人感を醸し出すのが一般的だが、彼は自然だった。
今知ったが、最近名脇役として出ずっぱりの伊藤沙莉嬢は「さり」じゃなくて「さいり」さんなのね〜
同僚(獣になれない私たち)にはなりたくないけど友人(ひよっこ・この世界の片隅に)にはなりたいタイプ。

「億男」
原作は読んでいた。
今をトキメク「川村元気氏」著、である。
う〜ん、面白かったですよ、エンターテイメントだなあ〜と。
ワタクシの偏見ですけどね、川村元気氏が以前アサイチで「それでは客は泣かない」的なこと言ったのが頭に残ってて、意地でも泣くもんか!
あとね〜出来過ぎ感がすごすぎる。
佐藤健氏に高橋一生氏ですよ!
BUMP OF CHICKENですよ!
嫌いになる要素がなさ過ぎて嫌いになりそうだ・・・
韓流とか「カメラを止めるな」に惹かれるのは、知らない俳優さんだから全くの先入観なく見られるからというのもあると思う。
原作知らなくても「佐藤健に高橋一生でしょ、そんな悪人にはさせないよね〜」という目で見てしまうし、高橋一生氏の吃音も「演技上手ね」という目で見る。
新鮮味というものは「川村氏の演出」にはないのね、そんなものはエンタメには要らないのね。
モロッコの砂漠の風景に、綺麗な主役たちの絵は、それはもう感動的なんだけど、
じゃあ、この映画良かった?と聞かれると、即答せず、今書いたことをごにょごにょ言うだろうし、
お正月にはもうすっかり忘れてると思う、見たことすら。
映画をたまにしか見ない人には、何かガツンとしたものが欲しいのよ、と、思いました マル
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8 コメント

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映画って (kemi)
2018-10-29 21:47:19
あまり映画館まで足を運ばない私は、特に邦画の恋愛もの、ざーとらしいストーリーにイラッと来てしまうので…残念ながら苦手です。
nちゃんの解説で、だいたい⁇コレらの映画がわかりました。新潟のお土産を食べながら(お裾分け頂きました)そちらの気分を味わって楽しんでおります。アリガト~♪
カメラを止めるな!だけは、やっぱ気になるので見に行ってきます。
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kemiちゃんへ (n)
2018-10-29 23:42:40
映画と化粧品に金は出さん!が信条だったワタクシが、月に四本も観たなんて驚きでしょ。
予定外の出費だったので、11月は食費を削ることにいたします。
そうなると必然的に痩せる・・・はず。
「カメラを止めるな」だけは是非是非観て、感想を聞きたいっ!
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おもしろい~♪ (keiko)
2018-10-30 09:27:23
ハハハ!楽しい解説です~《*≧∀≦》

なんでやねん、ありえへんやん、、、、が映画(^^)d。
映画好きですが、特にハリウッドのアクションもんなんて、こんだけ危険な目にあっときながら、なんで死なへんの?的な場面ばかり(^_^;)
映画はファンタジーですね~😁🎵
あ~楽しい解説感想をありがとうごさいます!ぜーんぶ、観たくなりましたよー《*≧∀≦》
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Unknown (せいパパ)
2018-10-30 09:38:13
あり得ないの朝子さんの映画観てみたいです。
今、ブログで自分の半生を振り返ってますが
思い出したらあり得ないだろうと思う
女性に沢山出会って来た
それでも今では全て良い思い出
今は入りの部分だから
普通の感じのエピソードをアップしてますが
過激になって来ます
自分でも色んな事に巻き込まれたと言うか
起こしたと言うか自分で自分にウケる。
何のこっちゃ分からないコメントになってしまいましたが
映画を見てなかったので
見てみたいなと最近思い始めました。
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keikoさんへ (n)
2018-10-30 09:56:08
ありがとうございます。

>なんで死なへんの?
まあ、主人公なんだから死なないんだとは思っても、いや、やっぱりありえん!とか
主人公は不死身なのに、意外とあっさり周りの人は死んじゃったりして・・・
3つも同時に映画の感想文書いたのに、どれひとつとして褒めてないし、伝わらないし・・・と思ってましたが、keikoさんに褒めてもらって嬉しかったです。
でも、まぢでこの三本はおススメではありません(まだ言ってる!)
もしまだご覧になってなかったら是非「カメラを止めるな」を観ていただきたいっ。(勝手に宣伝部長)
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せいパパさんへ (n)
2018-10-30 10:02:56
せいパパさんの半生、もうすでに過激に思うんですが、まだまだこれは序の口なんですね。
ドキドキします。
「ありえへん朝子」より、よっぽど映画化して欲しいわ。
そうか、そうよね〜事実は小説より奇なり、ですもの、臨場感が違うわ。
にしても、「ありえへん朝子」より(・・・タイトルが変わってる)「カメラを止めるな」がオススメです。是非!(勝手に宣伝部長)
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Unknown (せいパパ)
2018-10-31 15:24:02
自分ではまだ過激な事は書いてないつもりでしたが
ブログに書けないようなトラブルも
多々ありました。
ブログで書ける程度のエピソードを
アップする予定です。
私の性格の悪さでね
沢山失敗しちゃいました。
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せいパパさんへ (n)
2018-11-01 00:02:25
生まれながらに人を惹きつけるものを持ってる→能ある鷹は爪を隠す→目ざとい女子には見つかる→誘惑が多すぎる→そりゃ失敗もしますがな→失敗したヒトって魅力的だから、ますますモテる→という図
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