パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ラ・ラ・ランド

2017年05月25日 | 本・マンガ・テレビ・映画
5月25日(木)晴れ

昨日の朝ドラ「ひよっこ」では「ウエストサイド物語」を観に行く主人公達。
楽しかったようで、帰って来たら真似して歌って踊って・・・かわいい。
ってことで「ラ・ラ・ランド」を観に行く(・・・)
1000円だし(・・・)

ワタクシってばつくづく現実的な人間なのだと思う。
いや、面白かったですよ。
オープニングからしてワクワクしたし、何度見てもプールのシーンは息継ぎできない。
黄色いドレスのミアがセブと踊る夜景の綺麗な丘の上のシーンはとても素敵で、帰ってから真似するならこのシーンねと思ったくらいだ(真似できるのか???)
ただ、二人がグリフィス天文台で踊るシーンがあって、まさに宙に浮くのだ。
これは興ざめ。
だいぶ前に見た「かぐや姫の物語」の時にも感じた違和感を思い出す。
かぐや姫が不倫相手と手取り足取り宙に舞うシーン。
これってまさに恋の、もっと言えば性愛の「まさに天にも昇る心地」ってのを表現してるんですか?
なんだかね〜宙に浮かれると、一気にワタクシの気持ちはクールダウンしてしまうわけです。

古き良き時代のジャズを愛す男セブは、カッコ良いのですが、少し顔が真ん中に寄り気味なところ?ちょっとしゃくれてるところ?が「土田晃之氏」に見えてしょうがなかった。
もっと言えば、女優を目指しているミアはワタクシの悪友ユカねーちゃんに似てて、彼女が泣くと心配になったわ。
そして、最後はそれぞれの夢を叶えて再会するわけですが、ハッピーエンドではないわけで、
その空白の間がたったの5年間、というのも少々「え?」って感じ。
その5年間でミアは大女優になって、結婚して、かわいい子供も産んだのか!!!
頼む、頼むから、ここはハッピーエンドにして欲しかった。
そしたら、このハッピーエンド好きなおばばは納得して「ミュージカル映画で初めて大好きと言える映画でした」って書くから。
そもそも、尊敬するタモリ氏のせいで、ミュージカルを敬遠していた。(お、オレのせい???)
よって知識がない。経験がない。
この「経験」というのは大事だ。
我が老母を連れて「この世界の片隅で」を観に行った時、母の感想が「よくわからなかった」
え?わからなかった?どういうこと?何も難しい話じゃなかったよ?と思ったが、
そもそも本も読まないし、映画も見たことない人には、わからないことが色々あったのだろう。
それと同じで、ミュージカル映画というものをよく知らないワタクシとしてはやはり、なぜここで踊る?なぜ急に歌う?と思ってしまうのだ。
そんなこというならウエストサイドストーリーだって、喧嘩してるのになぜ踊る?と、身も蓋もないことを思ってしまうのだから、もう根本からダメなわけだ。

と、そんな反省を踏まえ、近々「美女と野獣」を見に行こうと思っておるところ。
コメント
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