パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

最近のムスメ

2014年12月20日 | 子供ネタ
12月20日(土)曇り

その昔、夫から教えてもらった「ほぼ日刊イトイ新聞」
愛読者と言えるほど読み込んでもいないし、そこでショッピングしたこともないし、ただ自分の好きなページをつまみ食いしている程度だが、それでもこの会社の魅力は十分に感じ、「こういう会社で働けるっていいなあ~」と思っている。
尊敬している永田さんもいるし。
我が夫も「C(娘)はほぼ日かジブリに就職したらいいのになあ~」なんて夢のようなことを言う。
娘も、そんな親に影響を受けて、時々「ほぼ日」には目を通しては、本を買ったりほぼ日手帳を買ったりしている。
そんな我が家に飛び込んできたニュースが!!!
ほぼ日でインターンシップを募集する!!!
「お願いっ!ダメでもともとでいいから、応募だけしてみてっ!お願いっ!」
母の、脅しに近い懇願に負け、「ぜ~~ったいムリだと思うよ。」と言いながら応募してみる娘。
さすがのほぼ日さんですからね、フツーじゃないですよ、応募要項。
何の制限もなく、自由な様式での履歴書と応募動機をメールで送るというもの。
この「自由」ってのがねえ~なかなかの曲者。
夫は、「自由とはいえ、メールで送る形式の普通の履歴書でいいんじゃないの?」というが
それはちょっと違う気がする。
たとえば、「面接は自由な服装で来てください」と言われた時、
これが、普通の企業だったら、自由といえど、スーツかそれに準ずるもので行くべしと思う。
でも、アパレル業界の面接だったら、スーツで行くのは逆効果でしょ。
「君のセンスを見たいんだよ。」ってことでの「自由な服装で」なのに、スーツ、たとえそれがどんなに上質なものだったにしても、ちょっと違うんだよね~ってならない?
で、娘が「自分の履歴書に映画を絡めて書いてみる!」
いいねえ~おもしろいねえ~盛り上がる母娘。
締め切り当日まであ~でもないこ~でもない悩みながら完成したものを送信。
受付番号を見て・・・これって三千人くらい応募してるってこと???
採用は2人くらいだったよね・・・
その前に面接もあるらしいよ。
せめて書類審査だけでも通過して面接に行ったら、「恋歌くちずさみながら」の本に永田さんのサインもらってきてほしいっ!などと、二週間くらい夢のようなことを語り合って楽しむ。
そして・・・不採用メールをいただき・・・「やっぱりね~」と笑いあう母娘。

そんなほぼ日さんのページで知った大橋歩さんのお店のバッグ。
(大橋歩さんは、ワタクシ世代にとっては神のようなお方である)
ほぼ日のインターンシップにも落ち、夏に通っていた映画配給会社のインターンシップの継続も断った娘は、春から本格的に就活なるものをせねばならない。
そんな娘が、この大橋歩さんのお店エードットで黒いトートバッグに目を奪われる。
これなら普段にも就活にも使えそうだよねえ。
本当ねえ~素敵ねえ~シンプルだけど品があるわねえ~ひーーーーっ!お高いわねえ~
前に、就活用のスーツを買ってあげるっておばあちゃん言ってたよね。
スーツは何とかするとして、バッグをおばあちゃんに買ってもらおう。
ネットでも買えるけど、実際目で見てみたいよねえ、お高いものだし。
ってことで、二人で出かける。
娘が「こんな高そうなものばっかりのお店、入るの緊張するぅ~~~」
自意識過剰な若い頃ってそうよね~母もそうだったわ。でも、今はだいぶ強くなったわ。
「買いたいものも決まってるし、お金ならあるし(←ばーさんのお金だが)さっと見せてもらってぱっと買えばいいのよ!」と母が言うと
「『服はダサイが金なら持ってる!』ってことね!」と娘。
いいねえ~それ。今日のスローガンにしましょう。
バッグは、写真通りの素敵なもので、さらにはお店のおねえさんが「赤もあるんですよ!」と見せてくれたこの赤いバッグがまたすごく可愛い。
今は売り切れているが2月に再入荷するという焦げ茶もなかなか素敵で、娘はこのバッグを三色色違いで揃えたいと鼻息が荒い。
このバッグのためにバイトすると。
若いうちはそういうのもアリかもね。
働け働け。物欲があるというのは、悪いことではないと母は思うのだよ。
母はめっきり物欲が衰えたけどねえ~
でも今、サンタさんにお願いしてるのはパスタマシーン!
いい子にしているから、なにとぞなにとぞ。
コメント (2)
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