近江国日野から出た大名だが、信長のお気に入りで
息女冬姫を与えて、信忠の弟の扱いを受けていた。
信長の遺志を継いだと見られている秀吉だが、
朝鮮入りを目指して名護屋城を築いた秀吉を詰り、
「サル奴が、ついに狂いおったか」と叫んだと伝えられる。
温暖な松阪から、雪深い会津に追われた形で、
伊達政宗に毒を盛られて、死んだとも言われる。
蒲生氏郷が、健在であったなら、上杉家の会津移封もなく、
さすれば、家康の上杉討ちも無かった。
歴史小説には、何処となく、作家の作文が盛られる。
つまりは、歴史のイフである。歴史にイフが盛られてこそ
登場人物たちが、活き活きと動き出すのである。
最新の画像[もっと見る]
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 ドイツには百万都市が三つしかない 】 12年前
- 【 小説・第二作「はぐれ狼が奔る」が登場 】 17年前
- 【 絶妙の天麩羅「新太呂」】 18年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます