作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 毛利秀包こそ小早川家の本来の主君(歴史エッセイ100) 】

2011-04-21 18:01:08 | 05 歴史エッセイ

僅かの一日の差で関ヶ原に間に合わなかった毛利秀包こそは
小早川隆景の弟で、望んで養子になった人物。

松尾山上で、関ヶ原の東西激突の様を見ていた小早川の将士は
毛利秀包の姿を見て、「かの地にこそ我が殿はおわしますぞ」と
山を駆け下り西軍に参加したに違いない。

そうでなくても、序盤の戦いは西軍の宇喜多秀家が東軍の
福島正則を
圧倒していた。

毛利秀包が参陣と聞いて、南宮山の毛利秀元が動かぬ道理もない。
内通者、吉川広家は為すところを知らず、勢いで秀包の下に
参じたであろう。

かくて、徳川家康こそが、関ヶ原で屍をさらす結果となった。


ブログランキング・にほんブログ村へ  Banner_04_3  ←クリックお願いします。

                       歴史エッセイ目次へ≫


最新の画像もっと見る

コメントを投稿