作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 透析生活10年目 (6) 】

2006-10-25 18:52:42 | 09 透析生活15年目


なんといっても毎週月水金の午後は縛られているから、
まだ現役で仕事をしている身としては、拘束時間が
長いことは事実です。

透析そのものは3時間半ですむが、クリニックへの往復
や、着替えたりの準備、終わって止血を確認するなどの
後始末もあるから、結局透析日には午後2時10分には
会社を出て、帰宅すると午後7時40分ぐらいに。

銀行をはじめ、来客は午前中か、午後1時間だけしか
アテンドが出来ません。
フル活動は火木だけとなる。

良いこともあって、毎月2回の血液検査があるし、月1
で胸部レントゲン。心電図測定も月1回。
加えて毎回、顔色や歩き方、口の聞き方などで総合的に
ドクターやナースが診てくれているから、考え方に
よっては長期の人間ドックに入っている感じ。

希望すれば循環器、眼科などとの連携があるし、画像も
すぐ予約できる。

ボクの場合、ズバリ腎機能を表すBUNとクレアチニン
は流石に異常値を示しますが、それも腎透析患者の中で
は良い方にいる。

肝臓関係の各数値や、中性脂肪・コレステロール・血糖値
などは極めて優秀だし、ガンの気配もない。

透析で脆くなるはずの骨も、計測したら同年齢の標準者に
対し180%もあった。

負担がくるはずの心臓も、駆縮率という、いわばポンプ力
が理想の70%に近い68%で、医師がとても透析患者と
は思えない。えっ! テニスもやってんですかって驚いて
いた。

腰部の狭窄症が泣き所ですが、こっちは内臓と違い手術を
覚悟さえすれば、ほぼ100%治ります。
みのもんたと同じ症状だから。

テニスコートには必ず復帰します。




                                       パパゲーノ


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