ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

10月も終わります。

2010年10月31日 | 四方山話
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 「日本で最も素晴らしいのは秋だ。陽光はまろやかに暖かで、野山は壮麗に色づく。空気は清く澄み、そして明るい。山腹はどこも草木の葉が見事な色合いでもつれる。」

とまぁ 私が言ったのではなくて、明治時代に来日した米女性旅行家シッドモアという方が書物に書いているらしい。(毎日新聞に書いてありました。)

ところが今年の十月は記録的な寒気が北日本に雪を降らせ、日本列島は冷たい雨に震えていた月末。
紅葉と雪と台風と・・・
なんともちぐはぐな組み合わせで いつもの秋はどこへ行ったのでしょう。

ブツクサ文句を言っても10月は終わりました。カレンダーもあと二枚。

なんかすごく昔の話のようだけど、今月初めは「チ、チ、チ、レ、レ、レ、チレ」一色だった。こんな奇跡的な大がかりな救出劇を 地球の裏側の日本でリアルタイムで見ることができて、そして思ったこと。
当初は色々とぶつかったりしたようだけど、そのうち 規律と秩序が生まれ 連帯感も生まれた。人間ってこのようにして社会を作るものなんだ、知恵が自然に社会を生みだすものなのだ。社会の原初的な形が見えたような気がして、うん、やっぱり人間って素晴らしいものなんだと改めて思った。

人間ばんざい!!そう思ったもの束の間、尖閣問題での中国の国内でのデモ。
やれ日中首脳会談はキャンセルだの、尖閣諸島沖の漁船衝突事件で逮捕された中国人船長は飲酒運転だっただの、もう腹の立つ記事ばかり。
中国の正義はどうなっているのか、事なかれ主義の日本国民は喧嘩をしても絶対に勝てない。喧嘩は逃げたら負けである。
喧嘩にはイデオロギーはない。民主主義も共産主義もない、とにかく背中を見せず前に進むのみなのだけど、それでも正義感が邪魔をするのが人間。
その点、中国はすごい。なにがすごいってたとえ9割非があっても認めないところ、背中を見せないところがすごい。

そしてかねがね私が不思議でならないこと。それはこれだけ中国との経済交流があるのに、政治のトップクラスの交流、すなわち中国とのパイプが全然ないところが不思議で仕方がない。国民(感情)と中国の政治の長とは別物なのだと思う。
こういう事態にどう対処するか。相手が全く正義が通じないので余計に厄介だけど、あからさまに押し戻して喧嘩になるのは大人げないし、かといって力づくなら絶対に負けるし、ううーん ここが思案のしどころ。
大岡裁判としては、睨めば睨み返す、あちらの気迫に負けない気迫を持ち、引かないことだと思うのだけど、難しいでしょうね。なにしろしつこいようだけど世界の常識の通じない国なのですから。
攻めないけれど譲りもしない、一歩たりとも。そういう心構えで行けばどうでしょう。
ダメですかね。

そんなこんなで、いささか民主党政権に期待はずれ感が強い私ですが頼みの綱は「事業仕訳」だけ。
それなのに蓮舫大臣は、ファッション撮影問題もあり今回は歯切れが悪い。

”蓮舫の口調で妻が仕分けする”とは毎日万能川柳だけど、過って”母屋(一般会計)で粥を啜っているとき、離れ(特別会計)はすき焼きを食べている”といった塩川元財務大臣のいった離れに討ち入りを期待したのになんとも歯切れが悪くて、こちらも期待はずれ・・・

日本はどうなるのでしょうね。
不安が募るばかりの10月でした。

晴れ 19℃

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