ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

仕事の流儀 -(柳屋小三治)

2008年10月17日 | 四方山話
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すこぶる晴天、カメラ散歩、ノルマ達成。(歩数です。)

新川に住み着いている青サギのシンくん。
羽艶もいいし、羽を広げた時の優雅さは素晴らしいと思ったら、餌には困らない、こんなにたくさんの小魚がいるんだもん。
どうも私と同じように独りものみたい。たくさん食べて長生きするんだよ。



ついでに綺麗な日本海の写真を。
凪の今日は海底の 小ジャリまで透けて見える。(写真をクリックして下さいね。)

さて。
二、三日前だったかな。
仕事が終わり 偶然NHKのテレビを見ていて感動した。見逃さなくて良かった。
それは、プロフェッショナル 仕事の流儀ー
『笑いの奥に、人生がある ~ 落語家・柳家小三治 ~』という番組だった。

脳学者の茂木健一郎さんの司会で始まるこの番組で 小三治はリュウマチで苦しんでいると知った。そして
小三治が考える芸の神髄は、笑わせようとしないこと。駆け出しの30代、小三治は、のちの人間国宝、師匠の五代目柳家小さんから、芸を全否定された。
「お前の噺は、おもしろくねえ」と、突き放すようにいわれた。と・・

本当の面白さとは何なのか、散々悩み抜く中で、光明を見いだすきっかけになったのは、昭和の大名人・古今亭志ん生の言葉だったという。「落語を面白くするには、面白くしようとしないことだ。」

私のような凡人にはトンと理解できない言葉、ふぅむ。

柳家小三治は、一年中全国を飛び回る。
あくまでも高座に上がることを旨とし、68歳になった今も、年間200席をこなす、孤高の落語家である。

その日に話す落語の演目は、ぎりぎりまで小三治の頭の中にあり、高座に上がり、客と面して最後に決める。

自分の体調、その日の客の反応、
いろんな要素を考えて、一発勝負である。

「まくら」と呼ばれる前段の部分で、客の反応を探り、本題に入っていく。
それが、実にスムーズに小三治と客席が、シンクロ(一体化)したかのようになる。

たしか200以上覚えたけど、今は半分も話せないといっていたような。

大好きな志ん朝のような 艶や色気や華やかさ はないけど、その分、熟した円熟実が感じられる。

しかし 落語って 何度聞いても同じところで笑いがでるし、何度聞いてもお人よしに腹が立つし。

いや 本当に古典落語っていいですよ。
中野翠が落語ってバカの豊かさを描いたものといっていたけど、同じバカでも落語に出てくるバカになりたい私です。

私は今志ん朝の「文七元結」を 毎日飽きもせず聞いています
もう諳んじられるほど・・

紅亭おそのは、前座も出来ます。ホントかいな???

晴れ 25℃