ブレンド日記

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野茂英雄投手

2008年07月20日 | スポーツの事
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 どうしても書かなければ・・・
野茂投手の事です。

日米で201勝した野茂投手が引退をした。
多くの日本選手が大リーグで活躍する先駆者的な役割を果たした野茂投手が現役引退表明をしたと新聞に出ていた。

なんといっても野茂投手は あのケビン・コスナーが、大ヒットした「ワイアット・アープ」で二度目の来日した際、しきりに野茂のトルネード投法を真似して、日本人を喜ばせたくらいだから、思えば随分昔から活躍していたのだ。

あの若さで、生き方に凛とした筋が通っていた。
それは、「誰にも媚びない、誰にも屈しない、誰にもひるまない。」それが野茂投手の生き方であり、信念だった。
若さゆえいわせた言葉はどこかに、大人の世界を食ったような感じを与えるが、野茂投手の「希望はあるが不安はない。」と颯爽と海を渡った言葉に、私はひかれた。若さっていいなぁ、そう思ったものだった。そし次々と活躍して、夢と希望を与え続けてくれた。(ノーヒット・ノーラン二回 それも大リーグでだよね。)
しかし、やはり年齢から来るものはどうしようもない。いつかユニフォームを脱ぐ日も来るだろうと思っていた。

 とはいっても これまでにも色々な事があり、野茂投手はなんども球団から解雇された。
それでも、くさらず、めげず、そのつど立ち上がり、私たちを喜ばしてくれた。
そのようにいくつもメジャー球団を渡り歩いてきた野茂投手のしぶとさは、ロイヤルズを戦力外となった時も、またどかで起き上がりこぶしのように立ち上がってくれるのじゃないかと期待していたが・・・

でも本当にカッコいいと思う。イチローとまた違ったカッコよさ、無口でクールなキャラクターも、こうなってみるとますます野茂投手のカッコよさのひとつとなっている。まるで黒澤映画に出てくるヒーローみたいだ。

よくよく考えてみると、勿論自分自身の努力や、運もあるだろうけど「なんとあの若さで 豊かな人生だったんだろう」と羨ましく思う。野茂投手はそんな私たちファンよりも 誰よりも野球を愛し、楽しんだんだろうと思う。

夢をたくさん与えてくれた、野茂投手!ご苦労様 そして有難う!