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ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」を観る。

2006年10月12日 | 映画の事
ザ・センチネル 陰謀の星条旗

監督:クラーク・ジョンソン
脚本:ジョージ・ノルフィ
原作:ジェラルド・ペティヴィッチ
音楽:クリストフ・ベック
撮影:ガブリエル・ベリスタイン
出演:マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、エバ・ロンゴリア、キム・ベイシンガー
2006年アメリカ映画/1時間48分
配給:20世紀フォックス映画

<ストーリー>
大統領の命を守る組織シークレット・サービス。長年の功績から、大統領や仲間からの信頼も厚いビート・ギャリソン(マイケル・ダグラス)はひそかにファーストレディと甘い逢瀬を重ねていた。
そんなある日、彼の同僚が射殺される。彼が親しくしている情報屋から、シークレットサービス内に大統領暗殺計画を手引きしている裏切り者がいる事を知らされる。裏切り者探しを担当するのはピートの後輩で親友のサザーランド。
ファーストレディとの恋愛の事を隠すあまり、嘘発見器でピーとの言動が疑われる。自分の汚名を晴らすべく、ピートの逃避行が始まる。
個人的な理由で、親友のピートに恨みを持つサザーランドは部下とともに、追いかける。彼らの友情は終わってしまうのか?真の裏切り者は誰?そして大統領の命は?・・

 これが昨日貸切で見た映画です。
大統領夫人に、「LAコンフィデンシャル」のキム・ベイシンガー,久しぶりに見たけど、やはり影のある役どころは一級品だね。スタイルがいいし、53歳になったらしいけど、綺麗だ。
マイケル・ダグラスはいつもいい役をしている。「氷の微笑」もそうだし、浮気男が良く似合う。

しかし 原作者が元シークレット・サービスということで、彼らの仕事振りはかなりリアルに表現されていたが、昨日も書いたように、この手の映画はやはり何度も映画化されているから、脚本の良し悪しや奇抜なアイディアでもない限り、受けるのは難しいと思う。
キャストは一流、内容はB級といったのもうなずけるはず。

う~~ん!☆☆☆です。


◎デジカメが直りました。
やはり携帯はリアルでないし、ケチTにしばらくの間借りていたが、良かったです。

◎昨日 映画館から出たら黄砂のように町がガスっていた。てっきり黄砂かと思ったら、今日の新聞に煙霧現象だと出ていた。埃や砂が舞い上がって起きる現象らしいらしい。
知らなかった。

晴れ時々曇り。27℃ 蒸し暑い。

「ブレイブ」を再度見る、オカーサンのジョニデ祭り。

2006年10月09日 | 映画の事
  このところ思うことあって、ジョニデの古いビデオを見始めている。

今回は「ブレイブ」を見た。


   監督: ジョニー・デップ 
  製作: チャールズ・エヴァンス・Jr 
  キャロル・ケンプ 
  原作: グレゴリー・マクドナルド 
  脚本: ポール・マッカドン 
  ジョニー・デップ 
  D・P・デップ 
  音楽: イギー・ポップ 
  出演: ジョニー・デップ 
  マーロン・ブランド

「ブレイブ」とは、「勇敢な、勇気のある」という形容詞と、「勇士」とくに「北米インディアンの戦士」という名詞の意味があります。描かれているのは、現代社会に取り残されたような、トレーラーハウスの居住地、モーガンタウン。そこに暮らす人々。彼等は文明社会が吐き出したゴミの山に住み、そこで得られる廃物を売ったりしながら、やはり廃物だったらしい壊れたトレーラーで生活している。子供たちは学校教育も満足に受けず、どうやら社会保障も受けていないような、社会からは忘れられてしまったかのような存在なのだ。
 モーガンタウンはいわゆるネイティブアメリカンの実状の確かなところは調べていないのでわからないが、都市化が進み、経済が発展する一方で、先住民族は長い間迫害を受け、かつての暮らしぶりは強制的に奪われ、仕事も持てずに貧しい暮らしを余儀なくされてきたのは確かなことです。

で、物語は家族のために仕事を探していたネイティブの男がバーで知り合った男に紹介された仕事はスナッフ・ムービー(実際に人を殺す映画)への出演だった。家族のために彼は出演を決意し、最後に与えられた一週間を過ごしに家に帰るのだが・・

昔、ジョニデの初監督作品ということで、リリースを待ってレンタルした映画だった。その時ジョニデの言いたい事はわかるが、やはりジョニデには俳優に専念して欲しい。暗すぎると何かの日記の書いた記憶が。しかし年を重ねて改めてみたら、うん?何これ、結構いけるじゃない?そう思えた。

私の中の映画とは、不思議なもので、始めに見たその時に感動を覚えて、その後あとで見てみると何であの時そんなに感動したんだろうと、思うのもあれば、その時はそうでもなかったのに、後でじわじわと感動を覚えるのもある。

 この映画は、今になって理解出来たような気がする。
アメリカという国もまた、このような日の当たらない生活を余儀なくされている人々も居るということだ。

 映画はそれを見た当時のことも一緒になって感動を呼び覚ましてくれるものだから、すきなのだ。そして自分の青春時代の体験を絶対化するからトンボに「えっちゃんは、自分が絶対正しくて、自分の感動した映画が一番面白いと人に思い出まで押し付ける。」といわれる。
きっとこれも一種の老化現象だと思う。

 映画も小説も小泉元総理じゃないけど人それぞれ、感じ方も人それぞれ。
よーくわかっているんですけど、感動をみんなに分けてあげたいという私の親切心なんですがね。


 話しは全然変わるが、この素晴らしい秋晴れの毎日、花粉症が勃発して、非常に鬱陶しい。この鼻をちぎってしまいたい毎日です。

晴れ 24℃

「妹の恋人」をまたまた見る。オカーサンのジョニデ祭り。

2006年09月29日 | 映画の事
 妹の恋人 
監督:ジェレマイア・チェチック 
原作:バリー・バーマン/レスリー・マックネイル
脚本:バリー・バーマン
撮影:ジョン・シュワルツマン 
音楽:レイチェル・ポートマン
主題歌:プロクレイマーズ“I'm Gonna Walk (500Miles)”
 
出演:ジョニー・デップ(ベニーの友人の従弟、サム)
  メアリー・スチュアート・マスターソン(ベニーの妹、ジューン)
  エイダン・クイン(ジューンの兄、ベニー)
  ジュリアン・ムーア(ウェイトレス、ルーシー)
  オリヴァー・プラット(ベニーの友人、エリック)
  ダン・ヘダヤ(ベニーの友人、トーマス)
  C・C・H・パウンダー(ジューンの主治医)
  ウィリアム・H・メイシー(プロモーター、ランディ)

<ストーリー>
ベニーには、自閉症気味の妹ジューンがいた。ある日彼らの前にサムという、サイレント映画に憧れる不思議な雰囲気を持つ青年が現れる。無口なサムのパントマイムは、たちまちジューンの心を開いていくが……。

 昔、昔、初めてジョニデに出会ったとき、もしかしたらこの俳優私好みかもしれないそう思い(この前書いた?)ビデオの発売を待ってレンタルして見まくった。
やはり、ジョニデは裏切らなかった。少し癖のある役どころを、ものの見事に演じて、私の中にジョニデの魅力が確立していった。
シザーハンズが先か、この映画が先か忘れたが、とにかくもう目が離せなくなった。うまいし可愛いし・・

 この映画も心を病んだ者同士の恋ーーーという普通だったら面白くも何にもない物語を、ジョニデが演じた事で、重苦しくなりそうな話をサラリとユーモアたっぷりに描いていて、実に好感が持てた。この映画辺りから、ジョニデのメルヘンチックなキャラが、定着して見るものの心を暖かくしてくれるようになったのではないかな?とそう思う。

 ここにきて改めて見直してみて、アイダン・クインの地味な演技もまたいいなぁと思ってしまった。

◎SAORIちゃん、ジョニデは「シザーハンズ」と「妹の恋人」から見て欲しいよ。

追記 
この映画の前後してみた、「いとこのビニー」これも面白くて大好きな作品です。
これはジョニデではありませんが、超娯楽映画で、私はアメリカ映画のお笑い映画は大好きです。

「きみに読む物語」をDVDで見る。

2006年09月29日 | 映画の事
 
米 2004年 123分
監督 ニック・カザヴェテス
原作 ニコラス・パークス
製作総指揮 トビー・エメリッヒ 、アヴラム・ブッチ・カプラン
脚本 ジャン・サーディ 、ジェレミー・レヴェン
音楽 アーロン・ジグマン
出演 ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジェームズ・ガーナー、ジーナ・ローランズ



<ストーリー>

 米国の療養施設で、認知症の老婦人(ジーナ・ローランズ)に対し、面倒を見る老人(ジェームズ・ガーナー)がノートブックに記されている話を読み聞かせる。それは、1940年夏、米国南部の小さな町で、夏休みを過ごすため都会からやってきた17歳の令嬢、アリー(レイチェル・マクアダムス)が、地元製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会い、恋に落ちる。しかし、アリーの両親は娘の将来を案じ、二人の交際を阻害し、アリーを都会へ連れ戻す。悲嘆にくれたノアは365日間、アリーに手紙を書くが母親に破棄されてしまう。やがて、第二次世界大戦が始まり、ノアは戦場へと出兵する……。

この映画もまた、アルツハイマーというこれから私たちが背負わなければならない問題が、もう一つのテーマだと思う。

しかし、三角関係にありながら、(少々羨ましいしい。)最後に純愛を貫くというこういう事実はもしかしたらあるかもしれない。

う~ん 景色も音楽も綺麗でとてもよかったんですが、私なりには☆☆☆です。

『デッド・マン』をまたまた見る。オカーサンのジョニデ祭り

2006年09月22日 | 映画の事
『デッドマン』

監督・脚本 : ジム・ジャームッシュ
音楽 : ニール・ヤング

出演 : ジョニー・デップ(ウィリアム・ブレイク)  
    ゲイリー・ファーマー(ノーボディ)   
     ロバート・ミッチャム(ジョン・ディキンソン・・友情出演)
    ガブリエル・バーン(チャーリー・ディキンソン)   
     イギー・ポップ(サリー)


 会計士のウィリアム・ブレイクは、新しい仕事につくために西部にあるディキンソン鉄工所に向かった。
その旅の列車の風景から始まる物語は、最初の場面からすでに非現実的な箇所が挟み込まれ、滑稽さと深刻さが共存する不思議な雰囲気をかもし出しているのだが、その後さらに、全く予想外な世界に展開していく。
鉄工所への就職に失敗したウィリアムは、失望の中で入り込んだ酒場である女性と出会う。
その出会いから、地味な彼の人生は一転、発砲事件に巻き込まれ重傷を負ったばかりか、成り行きで男を殺害、さらに濡れ衣をきせられ、結局は高額の賞金がかけられたお尋ねものとなってしまうのだ。

 そんなウィリアムを助けた先住民の流れ者ノーボディとともに、ウイリアムの逃亡の旅が始まる。
ノーボディは、ウィリアム・ブレイクをすでに亡くなっている有名な詩人と勘違いしてしまう。
そして、死者の魂がさまよっているのだと思い込み、彼の魂を死の世界に帰そうとするのである。(映画説明より・・)

 昔、昔、初めてジョニデに出会ったとき、もしかしてこの俳優好きなのかもしれない。そう思った。脚本でみたり、監督で見たり、勿論お気に入りの俳優で見たりしていたけど、ジョニデだけは、ジョニデで見た、内容云々じゃない、ジョニデが見たいのだった。

 この映画も何度見ただろう。前編モノクロだけどそれだけに余計に綺麗でジョニー・デップのおさえた演技が夢の世界に連れて行ってくれるように神秘で深く美しく、ニール・ヤングの音楽はどの場面にもシンプルだけど想像力をかきたててくれる。(ギターだけという・・)
改めて見て、、「死」というものをしっかりと据えた雰囲気の中に、眠りを誘うような不思議ななシーンが見て取れる。眠るように死んでいる仔鹿に寄り添って土の上に横たわるブレイク、(このシーンとても好き)どれも端正なモノクロ映像の中に閉じ込められていてうっとりしてしまう。
ストーリーよりも、美しい死へゆっくり導いてくれるそんな映画だ。
ロバート・ミッチャム(イカれた社長)、ジョン・ハート(悪そうな支配人)、ガブリエル・バーン(殺される社長の息子)、イギー・ポップ(女装した男)、ビリー・ボブ・ソーントン(イギー・ポップと一緒の場面に出てくる怖い人)、
今思えばものすごい脇役達。これが見れるだけでも一見の価値あり。


 さて私事ですが、明日からブログを休みます。月曜日にまた現れますのでよろしくお願いいたします。

晴れ 23℃

クラッシュを見る。

2006年09月04日 | 映画の事
クラッシュをDVDで見た。

製作国 : アメリカ
監督 : ポール・ハギス
出演 : サンドラ・ブロック ドン・チードル マット・ディロン ジェニファー・エスポジート ブレンダン・フレイザー テレンス・ハワード サンディ・ニュートン ライアン・フィリップ ラレンズ・テイト ノーナ・ゲイ キース・デヴィッド トニー・ダンザ

ストリーは、クリックしてみて下さい。
クラッシュ - goo 映画

2006年のアカデミー作品賞をもらった作品だったので、とても見たくて要チェック作品。

普通に何処にでもある一つの交通事故が、それにかかわったってしまったいろんな人達に連鎖反応を起こしていく。
という物語でありながら、この映画の本当のテーマである人種差別が取り上げられている。

 アメリカは自由の国かもしれない、しかし・・・
 
 自分以外の人種についての偏見や差別意識が根底にしっかりと渦巻いていて、ある意味誰も信用できない、自分のことは自分で守るという観念が植え付けられているんだなぁと、そして人はそれを表に出したり、隠したりしながら生きているんだなぁと、そして日本はこの件に関しては平和だなぁと感じた映画でもあった。

とても心を痛めたのは、若い白人巡査のハンセンが発砲してしまったシーン。
彼は唯一平等主義を貫いていたのだが、白人でもこういう刑事もいるんだなぁと思っていたのだが、誤って黒人を撃ってしまう。やはり彼も黒人を一人の人間としてみていなかったのだろうか。

そして、透明マントのくだりは、涙を誘う。
さまざまなエピソードが同時に進行するのだが、見るものを飽きさせずに、見るものに色々な問題を提起して、とてもいい映画だったよう思う。
しかし映画は人それぞれである、人がどう見ようと勝って。作者や監督や、演じるものがどういう思いでそのことを、見るものに伝えるか、それをどう受け止めるか、それぞれの受け止め方でいいと思う。
それを断った上で、私の独断と偏見で☆☆☆☆です。面白かったです。
好きな映画のうちに入ります。


晴れ 後曇り 31℃ 朝涼しい。

「シンデレラマン」をDVDで見る。

2006年08月06日 | 映画の事
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
時間 : 144

監督 : ロン・ハワード
出演 : レニー・ゼルウィガー ラッセル・クロウ

ラッセル・クロウ演じる主人公、ジミー・ブラドックはアマチュア時代から不敗の神話を持つヘビー級ボクサーだが、ケガの不運に見舞われてからは勝つことができずにファイトマネーも急落し、やがて無理がたたって利き腕の右腕を骨折したためについにボクサー生命を断たれてしまう。

 さらに不景気の波は賃金の低い日雇いの仕事さえ見つけることを難しくし、妻と子供三人を養うことすら困難になっていく。赤貧洗うが如し・・
 電気もガスも日配のミルクさえ数ヶ月の支払い滞納で容赦なく止められ、舞台となっているニュー・ジャージーは真冬には零下20度さえ記録するN・Yからさほど遠くない。暖房のない安アパートでは幼い子供たちに生命の危険さえ及ぼしかねない
 なによりも家族と共に暮らすことを望み、そのためだけに折れた右腕さえ隠し、日々を日雇いの港湾作業所で荷役仕事を必死に働いてはいたものの、それすら低賃金でしかも競争率も高くあぶれがちで到底滞納した電気代を払って暖房を戻すことなどかなわぬことでした。
 「ひとのものを盗ってはいけない」そう教えた母親がガソリンスタンドの壊れかけた柵を取りにゆきます。
 そんな困窮した生活の中で、子供が熱を出し、コン、コンと咳をしはじめます。
 厳しく悲しい現実の前についにブラドックはプライドを棄てる決心する。

「ミリオンダラーベイビー」もボクシング映画だった。
あの映画と比較してしまうが、ミリオンダラー・ベイビー」はボクシング映画でありながらどちらかというと静、(静かにジワーッと感動が蘇る。)この映画は動、(つい声が出てしまうほどの迫力)試合場面など、今行われているような感動に力が入ってしまうのだ。

家族愛がテーマのこの映画。
「あなたは私の誇りよ」
「君の支えなしには勝てない」

 ひたむきに家族の幸せを願い、命を懸けて闘い続けたジム・ブラドックが、奇跡的な復帰を成し遂げ、"シンデレラマン"と呼ばれるようになるまでを、彼の生きざまや家族との絆を軸に、丁寧に描き出していることで、
私的には、☆☆☆☆です。

ラッセル・クロウは、「LAコンフィデンシャル」が私はお勧めです。
しかし、クロウ痩せたね。この映画のために減量したのかな?
レニー・ゼルウィガーは、相変わらず少しかすれた声で素晴らしい。「ザ・エージェント」がよかった。
シャーリー・マクレーンとドリス・ディを足して二で割ったような顔をしているね。

「スリーピー・ホロウ」をDVDで見る。

2006年07月30日 | 映画の事

製作年度:1999年
製作国:アメリカ
上映時間:98分
監督:ティム・バートン
製作総指揮 -
原作:ワシントン・アーヴィング
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ 、クリスティナ・リッチ 、ミランダ・リチャードソン 、マイケル・ガンボン 、キャスパー・ヴァン・ディーン 、クリストファー・ウォーケン

ストーリー・・
 ジョニーはニューヨークの刑事。当時の社会はろくに裁判もしないで、犯人を無理やり自白させて牢獄にぶち込むというやり方が横行していて、ジョニデはこのやり方に批判して、科学捜査をすべきだと主張する。
 裁判官は聞き入れぬばかりか、「スリーピーホロウという村で首切りの連続殺人が3件起きているからそこに行き科学捜査の力を見せるように言われる。
ジョニデが赴任した後も、その村で、第4、第5の首切り殺人が起きる。
はてさて可愛いいとしのジョニデはこの難題を解決できるのか? 

私は根本的にホラーとオカルトは嫌いで見ない。
そう思っていた。
しかし 面白いのだ。面白かったのだ。
なんだか物語の設定が、横溝正史の村の古い因習を扱ったものとよく似ているなぁと思ってしまったが、とりあえず、ジョニデとティム・バートンのコラボなんです。面白くないわけないじゃありませんか。

この映画のジョニデ刑事はカッコいいほど強くなくて、いつも肝心なところでやられてしまうのだが、それでも何度でも立ち向かう、少し間抜けで可愛いジョニデなんです。

クリストフォァー・ウォーケンものすごく怖いね。(私は“ディアハンター”“キャッチミー・イフ・ユーキャン”“マイボディガード"見たけど。)
   
 ホラーぽっくて、サスペンスっぽくて、でもなんとなく見入ってしまう、それはジョニデだから、ティム・バートンだから・・

@テツくんは怖がりだからお勧めできませんよ。でも見たければ見る?私は責任を取りません。
mayumiちゃんはどうだったぁ~?

私的には、☆☆☆半かな? (4に近い。)

「チャーリーとチョコレート工場」をDVDで見る。

2006年07月29日 | 映画の事

〔 監督 〕 ティム・バートン
〔 原本 〕 ノアルド・ダール
〔 脚本 〕 ジョン・オーガスト
〔 製作 〕 マイケル・シーゲル
〔 音楽 〕 ダニー・エルフマン
〔 出演 〕 ジョニー・デップ
フレディ・ハイモア
ヘレナ・ボナム=カーター
ノア・テイラー
デヴィッド・ケリー

なんとなく見そびれたというか、ま、いつでもいいやという感じで、やっとここに来て見ることになった映画。
う~ん ティムバートンワールドに酔いしれたという感じ。おとぎの国のお話のような・・「シザーハンズ」のティムバートンならではのおとぎ話。

 それは15年間、足を踏み入れた者もいなければ、出てきた者もいないウィリー・ウォンカの謎のチョコレート工場。それでもこの工場で作られるウォンカ・チョコは日々世界中で飛ぶように売れている。そんなチョコレート工場を見学するまたとないチャンスが訪れた。ウィリーが全世界に向け、「ウォンカ製の板チョコに入っている[ゴールデン・チケット]を引き当てた5人の子供に、工場の見学を特別に許可する」と宣言したのだ。かくして[ゴールデン・チケット]を巡る争奪戦が繰り広げられ、ついに夢のような権利を手にした4人の子供たち最後のチケットは、幸運にも雪の中で拾ったお金で買ったチャーリーのチョコレートの中に・・
さぁ権利を手にした子供たちがチョコレート工場に向かうが・・

見ていくうち、ティムバートン特有の、こんなことありえないブラックジョークの数々。
一種独特の美術感覚。
  
 今回のジョニー・デップは子供の頃歯科医の父親にいじめられて(と勘違いして)父親コンプレックスというか、トラウマになっていたが、歯の矯正のお陰か、とても綺麗な歯並びだったが、「パイレーツ・・」の時は、下の歯はでこぼこだったけど、あれ?と思ってしまった。あれは作り歯なんだろうか?白すぎ・・

またこの映画で実にすばらしかったのはウンパ・ルンパ族。かわいいし、宇宙服のようなコスチューム、と音楽。楽しい。

赤貧チャーリーの大家族思いのやさしさ、これがこの映画のテーマだと思う。
ネバーランドでもデップと共演しているフレディ・ハイモア可愛くなったね。
お母さん役のヘレナ・ボナム=カーター はティムバートンの本当の奥さんでもあり、やさしいお母さん。
私は「眺めのいい部屋」「フランケンシュタイン」「フランチェスコ」を見ている。

やはり、ジョニー・デップはこういう役ははまり役。うまいね。

私的には☆☆☆☆です。

余談ですが、ジョニデのティム・バートンとの二作目(シザーハンズの次)「エド・ウッド」
これもお勧めです。
ハリウッドの実在の映画監督(史上最低の監督だった)をモデルにした映画で、ジョニデがものすごくいい。ティムバートンワールドにはまるよ。mayumiちゃん。

ベニスの商人をDVDで見る。

2006年07月26日 | 映画の事

ベニスの商人
監督・脚本:マイケル・ラドフォード/出演:アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ、リン・コリンズ/2004年、米、伊、ルクセンブルク、英

う~ん、アル・パチーノの一人舞台を見たと思えば最高の映画だと思う。
ベニスの風景は、重厚ですばらしく、シェークスピアを深く読んだことがなくても、元演劇部の端くれは、あらすじは大まかに知っていた。

1596年、貿易の中枢として栄える運河の街ヴェニス。無一文の情熱家バッサーニオ(ジョセフ・ファインズ・・恋に落ちたシェークスピアに出てた))は愛する人ポーシャ(リン・コリンズ)に求婚するため、友人アントーニオ(ジェレミー・アイアンズ・・ダイハード3の犯人)に資金援助を頼み込む。手持ちがない彼は宿敵の高利貸シャイロック(アル・パチーノ)から借金をするが、全財産を載せた船が難破し期日までに返済ができなくなり、裁判にかけられることに。シャイロックが借金返済の違約金代わりとしてアントーニオに要求したのが、「人肉一ポンド」。借金の何倍も金を積んでも許さないシャイロックは、証文通り心臓に近い肉一ポンドを要求するのだが・・・。
血を一滴も出さずに1ポンドの肉を取り出せといわれ、困ってしまうヴェニスの商人の話なのだ。

大岡裁きみたいで、シャイロックは悪者にされてしまったけど、私の贔屓のアルは、きちんと約束を守った善人じゃないかと思う。
それより何より、ユダヤ人はずーっと最初からキリスト教徒に迫害されてきたのだ。

契約書には肉だけと書いてあるから、血は持って行ってはいけない、それでシャイロックは全財産を失ってしまったんだけど、「肉を約束通り、1ポンド頂きます、血は契約にないからお返しいたします。」とは言えなかったのだろうか?一休さんのように・・とんちで返してほしいよね。
          

う~ん 久々に舞台を見ているようで景色も綺麗だったので、☆☆☆半です。


またまた私の独断と偏見でアル・パチーノ(私はアル中ですから。)の私の見た映画の評価です。

スケアクロウ                   ・・・☆☆☆
ゴットファーザー2                ・・・☆☆☆☆半
ゴットファーザー3                ・・・☆☆☆☆半
セルピコ                     ・・・☆☆☆
狼たちの午後                   ・・・☆☆☆半
恋のためらい/フランキーとジョニー        ・・・☆☆☆半
セント・オブ・ウーマン/夢の香り         ・・・☆☆☆☆半(お勧め。)
スカーフェイス                  ・・・☆☆☆半
喝采の陰で                    ・・・☆☆☆半
シー・オブ・ラブ                 ・・・☆☆☆半
カリートの道                   ・・・☆☆☆半
決別の街                     ・・・☆☆☆
天国の約束                    ・・・☆☆☆      
フェイク                     ・・・☆☆☆☆
ヒート                      ・・・☆☆☆☆
リチャードを探して                ・・・☆☆☆
ディアボロス/悪魔の扉               ・・・☆☆半 
インサイダー                   ・・・☆☆☆半
摩天楼を夢みて                  ・・・☆☆☆半
リクルート                    ・・・☆☆☆半     
ヴェニスの商人                  ・・・☆☆☆半

まだ見てないけどストックしてある作品(いずれ見ます。)
デック・トレイシー
レボリューション めぐり逢い

あくまでも私個人の独断と偏見ですから、お気に召さなくてもどうぞお許しを。