「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



真冬のヨーロッパ。
寒い・・・。
しかもこの日は雨・・・。
黒い森以来の練習見学。

“伸二がこっち来た!”
“ボール持ってる伸二は楽しそうだね”

“順大くんは来てないんだぁ”
“ギシくん、寒くないのかなぁ”

傘を差したままデジカメで乱撮。
気が付くと同じツアーの人たちはそれぞれカフェやバイエルンMショップに「退避」していた。
“勿体無いないねぇ、折角選手が目の前にいるのに”
“でも、寒過ぎるよ”
真冬仕様、なのに寒い。

“また伸二が来るよ”
“シャッターチャンスだ”
“・・・・”
“あ、間違った。友ちゃんだ!”
“何?その間違ったって(笑)”

“岡野の動きって、コミカルだよねぇ”
“伸二とは違う意味で面白いよね”
“ねぇ、さっきからウルさいの誰?”
“怒鳴ってる人、いるよね!?”
“闘莉王だよ”
“えっ? あ、そうか”

ミニゲームが始まる。
時折プレーを中断して戦術確認するオジェック新監督。
“これはギドの時はなかったねぇ”
“オジェック・コジェックだよ、懐かしいねぇ”

“寒いなぁ、それにしても”
“ショップでも冷やかす?”
僕らも寒さには耐え切れなかった・・・。


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終わらん!
色んなことが次から次へと・・・。

週末はもう、試合だっていうのに。

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17時キックオフ。
まだ薄明るい上空、鮮やかな緑の絨毯。
カテゴリー2、3階席から見下ろすピッチは、遠い。
“この勾配、豊田並みじゃない?”
“そうかも、結構急だよね。
転落防止用と思われる、ベンチ前の手摺り。
前後の間隔がやたら狭い。
中央の席の人が行き来するたび、みんな立ち上がらないと通れない。
“新しいスタジアムなのに、狭いよね”
“誰か通ると、そこだけウェーブになっちゃってるし(笑)”

“でもいいよね、屋根があるって”
“気候が違うんだよね、こんなに覆われてても芝が枯れないんだもん”
ちょっと「やかましい系」なDJ。
“関西系、だね”
相方と意見が一致”
“グァンバァ~、オーサァクワァー”
“真似なくていいって”

“やっぱりゴール裏は椅子ないんだね”
“あ、あっちに行きたい!!”
浦和の「血」が騒いでいる相方。
“ウチの方が「声」も「跳ね」も凄いね”
“ビッグクラブになると厳しいのかな、やっぱり”
“オールドトラフォードもそうだったじゃない”
試合そっちのけ、というよりロクに観てもいない僕ら。
何しに来たんだか・・・。

“あれはイスラムなのか?”
“それともスポンサーが集めたバイトなのか?”
“バイト、だよねぇ!?”
スタンドに浮かび上がる人文字。
ハーフタイム時以外、隊列が乱れることはなかった。

“今、外側「赤」だよ、赤”
“あーーーっ”
“うぇ~~ん”
相方が突然泣き出した。
“何?なに??どうしたの!!”
“ビールがこぼれたぁ~”
慌ててティッシュを出す僕。
“コートビチビチやねん・・・”
“いいから泣くな!落ち着け”
(周りから見たら、絶対僕が泣かせたように見えるんだろうな・・・)
(そんなことで何泣いてんだ・・・もう)
そんなことを言ってはいけない、そんな雰囲気だった。
“だって、ビール臭いコート着続けなきゃいけないんだもん”
(いつから甘えん坊になったんだ、コイツ)
カップに亀裂が入ってて、そこから漏れたことが原因だった。
“まだ残ってるけど、飲む!?”
“・・・・”
“どうする?”
(飲むのかよ、何だよ元気じゃねーの)

試合は1-0。
バイエルンMが前半早々に上げた1点を守りきり勝利。
“ショボい試合だったよね”
“どっちも大して強くない、って感じだったなぁ”
試合、ちゃんと観てなかったのに文句だけは一人前。

試合途中から降り出した雨は次第に強くなり、
屋根付きスタジアムに慢心していた僕らは、ずぶ濡れになってバスに戻る。
“ビチャビチャだよ”
“こっちは乾燥してるから、明日までには乾くよ”
“ビールの臭いも消えるんじゃない!?”

ホテルに帰ってシャワーを浴びて、服乾かして。
乾杯!
ビールがウマイよ。

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“ここ、来たことある気がする”
“来たよココ、多分”
大学の卒業旅行で訪れたミュンヘン。
微かな記憶の片隅にあったもの・・・。

“アヒルだ!”
“違うって(笑)”

裏手の広々とした庭園で、それは確信に変わる。
“来たよ、うん”
でも、ここが何で有名なのかは今回も分からずじまい。
現地ガイドさんの話を全く聞いてない、不埒な輩・・・。

僕らを乗せたバスは夕刻、一路アリアンツ・アレナへ。
「バイエルンMvsビーレフェルト」
浦和のこと以外、周りから不思議がられるほど「football」に疎い僕。
“カーン以外に誰がいるんだ!?”
“ビーレフェルトって、今何位なんだろ?”
試合のことなんて、実はあんまり興味なかった。
スタジアムの雰囲気、使いやすさ、サポーターの熱さや売店の充実。
導線やピッチとの距離。
そんなことばかり、相方と喋り続けていた。

“アッチデカードヲカエ、オレンジノフクキテルヤツガウッテル”
売店でビールを買おうとしたら、そう言われた。
“10ユーロト50ユーロノカードガアル、ドッチガイイ?”
“何だ?このシステム?”
“一見さんお断り、ってこと!?”
“残金どうするんだよ、ぼったくりだよなぁ”
ブツブツ言いながらも、ビールの誘惑には勝てず。

“あのソーセージパンが食いたいな”
“でも、メニューにないよね?”
“まいっか。「ソーセージくれ」って言えば通じるよ”
“ビアアンドソーセイジプリーズ”
通じた(笑)

こんなことでもたもたしてたら、もう試合開始30分前。
いよいよ、ブンデスリーガ初観戦の瞬間がやってくる。

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外国に行くとね、いいなって思うことがあるんだ。
いい年こいたおっさんが一人でジェラート食ってたり、
老夫婦が楽しそうに手ぇ繋いで歩いてたりしてね。

自然な感じが素敵だよな、って。

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ミュンヘン観光の日は生憎日曜日。
店が開く気配は全くなし。

なんとか門をくぐっても、静まり返る街。
教会に出入りする人がいたり、
ウィンドウショッピングをする人がいたり・・・。
明らかなバイエルンMサポーター(ファン)がいたり、
対戦相手のビーレフェルトを纏う人がいたり。

“有名な教会だよね、これ”
“絶対そうだよ”
道行く西洋人がカメラを向けてるからそう思っただけ。
アホアホなふたり。

“これも有名だね!”
理由は先に同じく。
(ミュンヘン市役所だった)

“カラクリ時計が付いてる!”
目敏く見つけるのはいつも相方。
“何時に動くんだろうね”
さっきからあっちコッチで乱打される鐘の音を聞きながら時計を見る。
“10時かぁ。大宮そごうならね、動く時間だけど(笑)”

“お、ホーフブロイハウスだ”
“ここも入ったし、新宿にもあるんだ!”
自慢げに話す僕。
(でも、新宿にあったホフブロイハウスは閉店してたのね、知らなかった・・・)

“なんだよー、三越もお休みかよ”
“日本人だろ、日曜日も働けよぉ”
きっと僕らにだけは言われたくなかったろうな。

“庄屋だ、庄屋があるよ!”
“今夜はここにする!?”
“ヤだ!”

“1860ミュンヘンだ、ここもやってないのかぁ”
“なんだぁ、バイエルンMじゃなくて、こっちのグッズが欲しかったのになぁ”
日曜日が恨めしい・・・。

“そういえばさぁ、バレンタインデーだよね”
“だから何?”
挑戦的な相方。
“欲しいって催促なの?それ”
“そ、そうじゃないけど・・・”
“去年ももらってないんだっけ?”
“あげたよ!”
“そうだっけ!?
“チロルチョコあげたじゃん”
“今年はないよ、時差があるから14日はないの”

義理チョコ以下かよ・・・。

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普段は食べないのに。
体内時計が狂っているのかな、おいしく頂いちゃったホテルの朝食。
“さぁ、これから何する?”
“散歩でもしようか?”
ガイドも持たず、観光名所も知らないふたり。

“あ、二階建てバスだ!”
“浅草にも走ってるよねぇ”
“ヤなこと言うな、全くぅ”
昨夜辿った道を素直に踏襲。
“明るいといいね、どこ歩いてるか見当つくよ”
しばらく当てもなくブラブラしていると
「DB」を発見。
“駅だ!寄ってく!?”
お鉄の血が騒ぎ出す。

“ICEだっけ?”
“白いかもめ、みたいだ・・・”

“二階建てじゃん”
“やっぱ「赤」だよね”

“「世界の車窓から」みたいだよ”
観光地要らずな僕たち。
危険な香りがしないミュンヘン中央駅。
入場券買わなくてもいい、ってのが嬉しいね。



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約半年振りのヨーロッパ。
“まさかね、またミュンヘンに行くとは思わなかったよ”
相変わらず、何の準備も計画もなく当日を迎えた僕と相方。
“パスポートと現金とカードがあれば何とかなるでしょ”
ドイツ語はおろか、英語すら話せないのに
(僕なんか、ヒアリングもダメ)
何も考えてない、危険なふたり・・・。

10:30成田集合。
“黒い森ツアーに参加させていただいて・・・”
“ボーダフォンカップに参加して・・・”
後援会ツアー参加者は、リピーターが多いんだなぁ。
そんな僕らも両方参加したんだけどね。

国際線と言えばコレ。
“今回は冬だし、ビール消費は控えよう”
なんてちょっと思ったけれど、
いざ目の前に運ばれてくるモノを見てしまうと、我慢が出来なく・・・。
“ビア、プリーズ”
とカタカナを発してしまう。

訳の分からん食い物も、娯楽のない機内ではビッグイベント。

“ベチャベチャだよ”
“ま、マズぅ・・・”
と、文句を言いながら殆ど平らげてしまうのは、貧乏人の悲しい性だろうか・・・。

12時間のフライト。
ホテル着は21時。
ホテルで貰ったアバウトな地図を頼りに買出しへ。
“店、ないな・・・”
“あるけどみんな閉まってるよね”
“よし、こんな時は「エキチカ」だ!”
ビールとスナックを購入。
ホテルの部屋で乾杯。
僕ら“らしい”テキトーな旅が始まった(笑)

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欧州帰り2日目、時差ぼけがない僕。
ずっと日本にいるより調子がいいくらい。
たまには時計をぐるぐる回した方がいいのかも・・・。

浦和が本拠に恩返しV賞金で埼スタに屋根(日刊スポーツ)

僕も交流会に参加していた。
確かに「県が算出した埼スタの屋根の建設計画は20億円」と藤口さんは言っていた。それとは別に「独自に見積もりを取っている」とも言っていた。
けれど、
「賞金を本拠地に還元する姿勢をみせた」
は誇張した書き方じゃないかな?
「賞金での屋根設置計画が進められている埼玉スタジアム」
も嘘ではないだろうけれど、ニュアンスが違う気がするよ。
実はこれ、後援会ツアー参加者の質問に藤口さんが答えたものが基なんだ。
決して取材してモノにした記事じゃないんだよね。

ま、それはいいとして。

「火の無い所に煙は立たない」的な記事だよな、と思ったんだ。
誇張、というか大袈裟というか・・・。
こんな感じでスポーツ紙が出来上がるのかな、と考えたらちょっと、ね。
ヤだな、なんてね。

[追記]
ツアー出発の日。
“帰国して直ぐに、GGRの編集しなきゃいけないんです”
“観て下さい、よろしく”
と自己紹介していた「テレ玉」の人の方が信頼できる感じがしたよ。

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“うわっ!ひどっ!!”
もしかしたらあるんじゃないか・・・。
期待していた「アレックスグッズ」。

“何だよコレ?『カノ・モス』ってなによ!”
“イラスト、似てねーーっ”
爆笑。
喜んでると勘違いしたのか、レッドブル・ショップの店員は嬉しそう。
“バカにし過ぎじゃない?”
“適当にカタカナ並べただけだよね・・・”

入場前、ある日本人ライターの人が謎解きをしてくれた。
“宮本の「A」と「カノ.モス」の「カ」は同じ字体なんですよ”
“ってことは・・・

「カ ノ. モ ス」
「A L  E X」

ってことじゃないですかね!?”

“おおぉっ!!”
“ツネ様のイラストは何となく似てますよね”
“そう、色も一応「日本」を意識してるようだし”
“じゃ、アレックスの緑と黄色はブラジルカラー!?”

お土産に丁度いいかな、と思ったけど、
25ユーロ(約4000円)じゃちょっと・・・。

“今日だけ値段かも知れないしね”
“明日になると10ユーロになってるんだよ、きっと”


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生野菜のほとんど無い6日間。
あっという間の6日間。
浦和とバイエルンミュンヘンだけの6日間。
寒くて眠くて6日間。
パンとソーセージとビールの6日間。

定刻に着いたLH便。
スタスタスタスタ・・・。
僕と相方はそれぞれの職場に直行。
会話はケイタイメールで。
“リムジン、乗ったよ”
“スカイライナーは42分発、午後一には着かないかも”
“こっちは事故が無ければOKみたい”
あっという間に現実に引き戻された午後。
ちょっとだけ残業して、、、。
“あ、夕飯どうしよ?”

日本食とサラダ!
これしかないよ。
幾らパン好きな僕でもね、おかずの種類が豊富じゃないと飽きるね。
ドイツもオーストリアも、決して「豊かな味覚」ではなかったから。

30%オフでも寿司は寿司。
日本人なら味噌と醤油。
これだね。

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ACLに向けて、
僕も厳しい日程に慣れとかなきゃ、ね。

さ、これから出勤だ。


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いくら開幕前の試合だからって、90分で6失点でしょ。
選手も監督もショックだったんじゃないかな。

ミュンヘン空港。
僕らと同じ便で帰国。
当たり前のように選手たちが僕らの前にいるけど、
そっとしてあげたい、な。


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GK山岸
DF内舘・闘莉王・坪井
MF平川・細貝・阿部・相馬・ロビー
FW永井・岡野

ゲームキャプテンは、FW・岡野雅行!

すげぇヤツを決められた後、
すげぇチャンスを逃して1-0。

34分、永井くんに代えてエイコ。
40分、相馬に代えて堤くん。

試合結果?
うーん、サンタクルスはいい選手だよ。


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GK都築
DF堀之内・闘莉王・坪井
MF暢久・啓太・阿部・相馬・伸二
FW永井・シトン

暢久が右で使われてるね。
伸二はトップ下。
この二人で1点。

で、結果は、、、聞くなよ…。

レッドブル3-1浦和

ま、こんなもんかな。


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