「誇」-URAWA REDS-
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ミュンヘン観光の日は生憎日曜日。
店が開く気配は全くなし。

なんとか門をくぐっても、静まり返る街。
教会に出入りする人がいたり、
ウィンドウショッピングをする人がいたり・・・。
明らかなバイエルンMサポーター(ファン)がいたり、
対戦相手のビーレフェルトを纏う人がいたり。

“有名な教会だよね、これ”
“絶対そうだよ”
道行く西洋人がカメラを向けてるからそう思っただけ。
アホアホなふたり。

“これも有名だね!”
理由は先に同じく。
(ミュンヘン市役所だった)

“カラクリ時計が付いてる!”
目敏く見つけるのはいつも相方。
“何時に動くんだろうね”
さっきからあっちコッチで乱打される鐘の音を聞きながら時計を見る。
“10時かぁ。大宮そごうならね、動く時間だけど(笑)”

“お、ホーフブロイハウスだ”
“ここも入ったし、新宿にもあるんだ!”
自慢げに話す僕。
(でも、新宿にあったホフブロイハウスは閉店してたのね、知らなかった・・・)

“なんだよー、三越もお休みかよ”
“日本人だろ、日曜日も働けよぉ”
きっと僕らにだけは言われたくなかったろうな。

“庄屋だ、庄屋があるよ!”
“今夜はここにする!?”
“ヤだ!”

“1860ミュンヘンだ、ここもやってないのかぁ”
“なんだぁ、バイエルンMじゃなくて、こっちのグッズが欲しかったのになぁ”
日曜日が恨めしい・・・。

“そういえばさぁ、バレンタインデーだよね”
“だから何?”
挑戦的な相方。
“欲しいって催促なの?それ”
“そ、そうじゃないけど・・・”
“去年ももらってないんだっけ?”
“あげたよ!”
“そうだっけ!?
“チロルチョコあげたじゃん”
“今年はないよ、時差があるから14日はないの”

義理チョコ以下かよ・・・。

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