「誇」-URAWA REDS-
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滑り出しは上々、だったようで。

三都主 初戦で同点弾アシスト(スポニチ)

いなくなって分かる、存在の大きさかな。
昨日の今日だけに、ね。
あ、でも昨日は一人いないからどうの、って問題じゃないか・・・。

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仕事を終え、一路青山門を目指す。
青い空と強い風。
妙な気だるさと低いモチベーション。
“大丈夫かな、自分”
スタジアムに入り喉を潤す。
赤く染まるゴール裏。
戦う気持ちが蘇ってくる。

GK山岸
DFネネ・内舘・坪井
MF平川・啓太・阿部・伸二・暢久
FWロビー・シトン
SUB都築・堤・酒井・赤星・中村・小池・岡野
“4バック!?”
“阿部ちゃんがリベロでヒラとウッチーがSB?”
“伸二はWBだよね?”
“あれ?リザーブのメンバー、どうなってるんだろう?”
監督が代わって最初の(国内の)試合。
誰を、どのように使うのか。
見極めるのに時間が掛かった。
3-4-2-1。
内舘がリベロでシトンの1トップ。
“コイントス、負けたな”
前半は逆風、後半は逆光。
“天皇杯と逆、ってことか”

立ち上がりは50/50。
左サイドで伸二が舞う。
“やっぱりシンジはいい選手だよ”
約2ヶ月ぶりの「跳ね」。
思った以上に「出来」がいい。
声も掠れない。
仕上がりの良さと勢いを感じるG大阪。
ブルズカップと変わらない「脆弱さ」を感じる浦和。
20分、ロビーに警告。
“正面から衝突してイエローかよ、厳しくないか?”
主審は扇谷氏。
以後、同じようなファールにもカードは出ず。
弱々しいパス回し、上がらない右サイド。
競り合いも勝てず、ボランチの動きも鈍い。
“疲れ?”
“調整試合のつもりなの?”
暢久が、昔の暢久になっている。
“しっかりやれよ、怪我するぞ”
31分、失点。
“とうとうやられたか・・・”
悔しさより、虚しさが支配してしまう。
“追い付こうよ”
気合を入れ直す。
36分、縦に抜けたシトンがGKと1対1に。
“もらった!”
ボールはクロスバーの上。
“まだ本調子じゃないのかなぁ”
42分、ミドルを叩き込まれる。
“マスいな、これは”
ピッチから「漲るもの」を感じなくなっている。

前半終了、0-2。

何も感じさせてくれない。
そう、ブルズカップを同じなんだ。
“調整不足、だよな・・・”
時間だけが無駄に過ぎていくような、退屈な試合。
“ヒラが上がらないのはチーム戦術なのかな”
“どうしてだろう、たどたどしいんだよね”
ピッチをG大阪が制圧する。
啓太、阿部まで最終ラインに組み込まれ、身動きが取れない。
“だからって、無理して怪我されるのは困るし”
「真剣勝負」とは違う感情が芽生えてくる。
“岡野、準備してるね”
平川のシュートは枠の外。
“久しぶりじゃない?ウチがシュート打つの”
62分平川out岡野in。
“岡野、しかいないんだろうな”

65分、諦めの3失点目。
“ちょっと見っとも無いなぁ”
眩しい日差しに吸い込まれるように「気持ち」が切れていく。
“大丈夫かよ、来週”
“大丈夫、だよな?”

85分、0-4。
“疲労だとしたら・・・。アジアとリーグの両獲りなんて無理じゃないのか”
ロスタイム3分。
“もういいよ、早く終わってくれ”

惨敗。
“阿部勇樹、まだ合ってないのかな”
“闘莉王がいないと駄目なの?”
“リーグ戦じゃなくて良かった”

“ブーイングなんて、するんじゃねーぞ”
それは、杞憂に終わった。

立て直そう。
あと1週間、1週間もあるのだから。

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