アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ささやかながら、得をした気分に

2009年03月08日 | Weblog
   たまには、得することもある

 行ってきましたよ、確定申告に。事前に十分計算し、電子申告のために必要な住民基本台帳カードも取得し、満を持して、「いざ、税務署へ」
 テレビで、「電子申告、簡単だ!」と、オグシオ(三洋電機の会社で電子申告したという)が、言っていました。だから、簡単なのだろうと、税務署のパソコンに向かいましたが、結構時間がかかりました。控除に関わる計算が、手書きの場合ちょっとだけ面倒ですが、電子申告ソフトは、数字を入れると、控除等の計算が瞬時に出来る…この部分は、「簡単」と評価できるのかも知れません。
 悪戦苦闘30分。ようやく、終了。珠算6級の私の試算よりも1万円以上多く払い戻されることになった。私がズルしたのではなく、税務署のパソコンが還付してくれるってんだから大威張り!得した気分になりました。

 「税務署」と聞くと、「とられる」というイメージでしたが、この度「もらえることもある」ということが解り、お友達になったような気持ちです。
 税金のプロとなった私ですが(確定申告へ行っただけで、税金のプロを自称する…)、気になるのが定額給付金の扱い。課税対象になるのか非課税扱いになるのか?また、課税対象となる場合、所得区分はどうなるのか?予算措置なので、非課税はないでしょう。地域振興券の時は、一時所得でした。そうなった場合、特別控除があるので、課税は「セーフ」かな?さもしいけど、いただこうかな。

 得した気分の話がもう一つありました。
 携帯電話がウンともスンとも言わなくなった。仕方なく、ショップへ持っていったら電池が切れていることが分かった。親切なショップでして、「取り替える電池は、1個だけ在庫があるので無料でお出しします」という。「無料!」何と心地よい響きであろうか!満面の笑みをたたえ、もみ手をしながら、「謝々、謝々」と言いました。どこの国の人だ?

 無料にしてくださったおねえさんは、「あのう…機種変更の御予定はございませんか?」言葉は控えめだが、「よくそんな古い機種使ってるなあ。それって、化石だよ」と、顔が言っている。ムーバという機種は、すでに製造していないらしい。
 電池が無料になったのですっかり気を良くした私は、おそるおそる尋ねてみた…
 「き、き、機種変更は、どのくらいの予算が必要なのでしょうか?」
 「本体が3万6千円。特別割引が…、ムーバからフォーマへのお取り替えサポートが…、御愛顧割引が…その他で…。はい、無料で出来ますよ」
 出ました、「無料!」いい響きです。この日二度目の「無料!」
 「と、と、ということは、無料で新しい携帯電話を入手できるということですか?」
 「はい。それに、料金プランが現在より、1,000円お安くなります。さらに、今まではムーバからは、お客様の御家族で使っている4台のフォーマとの通話料がかかっておりましたが、フォーマへ変更になりますので、5台の相互通話料は無料になります」
 「ゲ、ゲーー!無料で、新品にしてもらったほかに、毎月の電話料が安くなるということ?」
 「その通りでございます」

 うまい話というものはないという信念を持っていましたが、こと、この件に限ってはうまい話がありましたね。もう、有頂天!
 新品の携帯電話を持って、意気揚々と帰宅したのでありました。鬼ヶ島から引き上げる、桃太郎も同じ気分だったと思います。

コメントを投稿