もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

ピンチをチャンスに変えられるか

2009-01-06 | Weblog
恒例新春賀会がグリーンピア三木にて

三木市と商工会議所の主催であり、市長と、会頭の挨拶がありましたが、去年より、いっそう財政上の厳しさが増す中で、どこに希望とチャンスを見出したらいいのか、模索の年になりそうです。
 我が家の話題でも、子どもたちの仕事の厳しさが語られました。愛知県に住む娘夫婦のところでは、夫が給料が月5万円以上ヘリ、今後残業もなくなるのでさらに、収入が減る予測だだそうだ。さらに、平日に休みを取らなければならない状況だとか。
トヨタ王国のピラミッドの底辺では、次々直撃を受けています。
 一方、ずっと厳しい状況で仕事をしてきた福祉の業界に働いている娘のところは、慢性的に人手不足で人を集めるのに苦労していたのに、最近では希望者が急増だとか。
「給料が下がったのは痛いけれど、2人で働いているので何とかなる。夫が強制的に休まなければならないのも、子育て中のうちにとってはありがたい。平日に子どもが休まなければならないとき、休んでもらえるからなんとか乗り切れそう」
 と、ピンチをチャンスにの発想。なるほど、夫婦共働きは不況に強い!

一方これを、施策に応用してみると、収入減、税収減は必至の中で、投資しなければならないプロジェクトは極力停止するか、遅らせて、お金のかからないことを優先する。
市民発の事業を育成していくことでしょうか。
「市民力」ということばは、使い古されているようですが、三木市ではまだ市民力が、まだまだ開発途上だと思います。
力を持っている市民はたくさんいるのに、まだそれを市民力として、いかしきれていないという気がします。
それは、行政だけの責任ではなく、私たち市民の側もまだまだ力を結集したり、市に提案していく企画力をもてないでいることにも原因があると思います。
従来のボランティアと言う考え方だけでなく、また最近浮上している有償ボランティアと言う考え方から、もう一歩すすんで、市民活動として力をつけていくことが必要ではないかと思います。
 そのために、議員として何が出来るか、今年も市民活動と議員活動の2足のわらじでがんばります。
 




今年もよろしくお願いいたします

2009-01-05 | Weblog
ご無沙汰しております。
年末年始、思い切りだらだらの休日でした。新しい家族も含め、入ったり出たりで、お茶碗や皿を荒う量が格段に増えました。その波も去り、今日から平常に戻ります。

年賀状をいただいた皆さま、公職選挙法のより、年賀状にてのご挨拶は遠慮させていただきました。あしからずご了承ください。

今年も「人と地球にやさしいまちづくり」をめざして、働く決意です。どうぞよろしくお願いいたします。

年末年始に読んだ本
 統合失調症を中心に心の病を抱えた人のための居場所づくりのための本
三木でも「はばたきの丘」がこの春完成しますが、建物だけが建っても、どんな「魂」を入れるかがこれからの大きな課題。しょうがいを持つ人とその家族、そして現在はしょうがいを持たない人にとっても居心地のよい場所にするには、何が出来るかを、今年は模索していきたいと思います。
 そのきっかけとして、東京の調布市で「不思議なレストラン」を開いている松浦幸子さんをお招きして、お話しを聴く会を企画したいと思っています。
そのためには、統合失調症をはじめ、心の病を知り、理解することが大切。
本を読みながら、本当に自分のすぐそばにこの病気はあるのだと思いました。
●本当の自分に出会えた 
 統合失調症と生きる当事者・家族からのメッセージ  上森得男著 アルタ出版
●統合失調症を生きる 当事者・家族・医療の現場から
●当事者の体験から学ぶメンタルヘルス市民講座
●元気になれるSST 
  20年たったクッキングハウスはリカバリーのために大切な心の居場所
●続 不思議なレストラン

5月24日の予定です。今月から実現するために、その準備に入ります。