もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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百条って何だ?

2010-12-22 | 講演会・フォーラム

本会議終わりました。補正予算をはじめさまざまな案件がありましたが、概ねは全員一致で可決。意見が分かれたのは

継続審議になっていた訴えの提起と、もはや三木市のHPにアップされている百条委員会のことです。何が提案され、結果がどうなったかも分からないうちに、市長コメントだけが、三木市の公式HPにアップされるという、このまちの状況。どこかおかしい。

市民はおいてけぼりでなにがなんだか分からないまま、市長のかなり激しい調子のコメントを読むことになります。それも、いつものように、本会議最後のあいさつでなされるので、今回の市長の最後のあいさつは、どんな挨拶かを予測する人もでてきています。

市長コメントはこの通りですがその前に、百条委員会の設置となったことをご報告します。総務文教委員会に付託されました。

本日、平成22年9月24日に三木市職員から三木市人権推進課に提出された上申書の内容等の調査に関する動議が出されました。そしてそれが賛成多数で可決されました。

市長が言われる、「いいがかり」とか「決め付け」という筋合いのものではなく、議会で多数決を持って決定した、「調査をするという動議」です。私たちは真実が分からない、上申書を提出した職員からは嘆願所が出ている、そこで議会としても調査しようということです。

提案者として、生友議員が提案理由をのべ、地方自治法第100条の規定により、調査することになったということです。結論はその結果だすという性格のものです。

以下は市長コメント原文から抜粋しました。このようなことをいわれる筋合いはないと、私は思っています。

議会においてあたかも『差別発言をした』と決め付け、百条委員会の設置という事態にいたったことは、なんらいわれのない私ども行政への言いがかりであり遺恨のきわみです。

このことは明らかに来年の4月に行われる市議会議員選挙が目当てで、「人権問題」という非常に重要な問題を姑息で低レベルな駆け引きの道具にしていることには強く憤りを覚える次第です。

このたびの動きは、反藪本勢力のものであり、数の力で百条委員会に持ち込み、差別発言にでっち上げ、そこで完全に差別事象に仕立ててしまうという筋道です。

 


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2 コメント

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どうもおかしいですね (とも)
2010-12-23 10:18:56
市長さんの本質の問題ですよね。
どうも、選挙が日々のすべてのような感じ。
敵を作って、徹底的に攻める。
もう、市民はこの手にだまされないようにしたいです。
徹底的な調査をしていただきたいと思います。
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おかしい!です (ともさま)
2010-12-24 07:17:05
議会を自分を支援してくれる集団にしたいのでしょうか。民主主義の根幹にかかわることだと思います。おかしいことはおかしいといい続ける議会でありたいです。
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