もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

さびしい時間のとなり

2012-08-05 | マイ日記

さびしい時間のとなり最近更新していないので、どこか具合でも悪いの?とお問い合わせありました。ありがとうございますこの猛暑のなか元気にしております。

仕事も新しいプロジェクトに向けて準備中です。そのうち発表しますね。

図書館でもボランティアももちろん続けています。昨日のおはなし会、図書館は親子連れでいっぱいでした。涼しい場所で本を探して読むにはいい環境です。でももっと小学生や中学生が本を探して読む場所があればいいですね。絵本コーナーはそれなりに充実してきましたが、本当の意味の読書が始まる小学生からの読書環境は、まだまだこれからだと思います。

私たちもついつい絵本に目が向きがちですが、小学生が自分で読む本をきちんと用意してあげることもとても必要だと思います。よみきかせは盛んですが、それから以後の読書となると、なかなかサービスの対象になっていないように思います。

この本、図書館で借りた本ですが、心にさまざまな孤独や、寂しさや、悲しみを抱えた子どもたちが、図書館という場で成長していく姿が描かれています。これは10年以上も前の本ですが、ここに描かれたようなこどもたちが増えているような気がしています。

子どもたちが、自分の足で図書館に通うことができて、自分で本を探すことができ、さらに図書館のいろいろなサービスを通して人と人との出会いができたらいいですね。

この本の著者は草谷桂子さん。先月静岡から三木に来てくださったかたです。きっと草谷さんの近くの図書館をモデルにしているのだろうと思います。

「さびしい時間のとなり けやき図書館物語」 草谷桂子著 永井泰子絵 ポプラ社 (現在は残念ながら品切れになっているそうです)図書館で取り寄せていただいて読みました。