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もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

定年後も住みたい町

2010-08-18 | Weblog
Rfuruyaさんからも、早速コメントいただきました。ご自身のブログにも書いてくださっていますが、三木はこのタイトルにふさわしい条件をいくつも備えていると思います。

三木の場合は、「定年後住みたい町」というネーミングがいいでしょうか

①ガーデニングや畑仕事が楽しめる
②温泉がある
③テニスコートやゴルフ場、乗馬が近くにありスポーツが楽しめる
④公民館とデイサービスが近くに設置されている
⑤民間病院が近くにあり、さらに緊急や専門的な治療のための病院を計画中
⑥ペットが飼え、散歩コース、ジョギングコースがたくさんある
⑦土地が安いので比較的安く一戸建て住宅が手に入る。中古住宅もあり
⑧市内にインターチェンジが3箇所あり、車でのアクセスがいい
⑨歴史、考古学好きな方には、歴史の探索ができる
⑩地場産の野菜や果物(いちご、ぶどうなど)が日常的に味わえる
⑪駐車場が無料のところが多い

などなど
さらにこれから考えたいのは
①週末滞在型農園など都会暮らしの人が三木に来れる仕掛け
②デイサービス、ショートステイ、小規模多機能型の介護サービス、施設型など多様な介護サービスの充実により、一生安心して暮らせる環境整備
③NPOなどの市民活動により、もっと定年後の人材がいかせる仕組みづくり
④大人のたまり場のようなところをつくる
⑤こどもとのマッチング
⑥多様な趣味の発表の場や、それをいかした社会貢献の場をつくる
⑦「食」を生かしたコミュニティづくり
などなど

定年が終わりではなく、スタートになるような、
そして、面白そう!と人が集まりたくなるような、そんな企画を市民がどんどん出していき、行政がそれをサポートするようなしくみを考えていきたい。

と言い出すと、わたしは一体何から始めるべきか・・・。
みんなで、話をして夢を広げるところからはじめましょう


定年後に住みたい町

2010-08-16 | Weblog
図書館で目にとまった本にこんなのがあった。
『団塊世代を応援する 定年後に住みたい町 世紀工房著」青春出版社 2006

2007年問題といわれ、団塊世代が退職を迎えるときに、どう自治体は対応するか、一時話題になったが、その後、どうなっているだろう。

団塊といわれる最後の世代も3月末に退職をむかえ、その後も続いている。
夫もまさにその世代であり、わたしもまた同じ世代である。

まさに、リアルタイムで退職後をライフスタイルを考えるというより生きていく、現在進行形である。

この世代に注目し、自治体でもさまざまな取り組みをしている。
いわば、この本はそんな実例を挙げて、何をポイントにするかを示している。
本でのコンセプトは、『移住をふくめどんな町に住みたいか」、であるが、私の関心は、どんな町にすれば定年後も 安心してすむことができ、かつ定年後のセカンドライフを三木で、と考える人をよびこむことができるか」である。


本にはいろいろなヒントがあった。例えば

伊達市 99年以降全国から1800人が移住している。市としてもさまざまな取り組みをしている。


「土地の提供、金銭の援助などでアピールするよりも『こんな街です。共に将来はこうしたい』とビジョンを明確にするほうが効果的」


「NPOふるさと回帰支援センター」の、高橋公事務局長の

『団塊世代は日本が失いつつある地方文化を知っている最後の世代。だからこそ定年後はふるさとで・・・と思う人は多い」
そんな団塊世代を原動力として地方から日本を変革していくという夢。

2
地域移住やクラインガルデン 滞在型市民農園 市民農園整備促進法

温泉、テニス、ゴルフ

クライガルデン恵那岩村 クライガルデン八千代

優良田園住宅の建設の促進に関する法律

田舎暮らしの道しるべ

福島県小野町 ふるさと暮らし支援センター

 田舎で暮らしたい

 田舎で働きたい

田舎に一時滞在したい


メモしたキーワードはいろいろあるが、要するに地方の元気を取り戻すために、もっと団塊世代の力を活用することを考える必要があるのではないか、ということ。

そこまでは、どの自治体でも言っているが、問題は具体的な施策にどう盛り込んでいくかということ。

三木でも人口減、空き家の増加、消費者人口の減少、未耕作農地、元気な農業の振興
観光の目玉、などいろいろ課題があるが、この定年後の暮らしを充実させることにもヒントがあるのではないだろうか。

「定年後住むなら、三木」のコンセプトで、考えてみよう。


青山図書館でおはなし会はじまりました

2010-08-14 | Weblog

 きょうから、青山図書館でもおはなし会がはじまりました。
毎月第2,4土曜日11時からです。
今日は大人5人子ども8人の参加。

 図書館のすぺーすは狭いので、公民館の1階談話室でやっています。
お盆で参加者は少なかったものの、参加したこどもたちは熱心にみてくれました。
まずは順調なスタートです。
これから、当たり前に継続していけるように、地味でも、いいスペースにできたらいいですね。

 青山図書館オープンして、利用者は増加しています。
より、居心地のよい図書館にするために、市民のボランティアとして協力していきたいと思います。それは図書館の要請ではなく、あくまでも自主的なボランティアとして。

 ところが市の改善会議では、この図書館運営もあげられています。
市のほうで出された1つの改善案がなんと指定管理者制導入。

わたしのほうにも市民の方から「いったいどうなっているの」と問い合わせありました。
これまでも、指定管理に関しては議論されて、指定管理ではなく、直営で取り組むということで
さまざまな改善に取り組んできたはず。
それなのに、図書館の改善のために指定管理者制度が案としてだされたのは、どこから?
これまで、現場の職員のみなさんも、私たちボランティアも、指定管理から守るために、努力してきたはず。それが改善案Ⅰには指定管理を、改善案2には、有償ボランティアを持ち出してきたのは、どんな意図があるのか図りかねます。

一体何のための改善なのか疑問に思います。
市では職員からの改善案は、あくまでも参考でそれにとらわれず議論していただきたいといっていますが、一体職員の中でどんな論議がなされて、だしてきたのかわかりません。

きようは

2010-08-13 | Weblog

信楽高原鉄道にのりました。貴生川からワンマンカーです。ただこれは青春18キップ対象外。
駅では、狸の焼き者がむかえてくれました。

青春18キップでどこまで

2010-08-12 | Weblog
台風の影響が気になりながらも行けるとこまでいってみようかと、でかけました。山とか川とかとりあえずやめておこうと三宮から京都へ。ボストン美術館展。待ち時間もなくゆっくり観賞。まだ雨がふっていたので奈良線に乗り、木津でのりかえて加茂へ。加茂発のこの電車に乗ります。一両編成のこの電車。はじめて乗ります。

第11回『共生社会を考えるフォーラム』

2010-08-11 | Weblog

 きのう、教育センターで1時30分より開かれた共生社会を考えるフォーラム
今まで何気なく参加していましたが、今回特別支援学校の主催であることは、めずらしいし、、今まで継続して続けられ今回11回目を迎えることに改めてその意義を感じています。
今回は保育園や特別支援学校の保護者と小学校の先生がパネラーとなり、それぞれが今までの経験や、これからの課題について話されました。

 体験をもとにしたお話は、それぞれの過程や課題がよく分かり、これから取り組んでいくことのあれこれを教えていただきました。
まず、どこに相談したいいのかわからない方々に、そこにいけばどこかにつながるという相談の場をつくること。
また保育園や幼稚園、学校など普段の場所からの相談のアクセスが必要なこと。
ひとりひとりのこどもにあった支援をどう計画し実現していくかを、保護者と支援側がチームでとりくめるようなシステムが必要なこと
こどもたちが、日常に学校や保育施設以外の居場所も必要なこと
学校を卒業してからの、進路についての不安感が多く、三木市でのとりくみがのぞまれること
そして支援だけでなく、ひとりひとりのこどもが、生きる力を身につけるには何が必要かを考えていくこと

などなど数えていけばいくつもあげられますが、まずは一部の部署だけでなく、全体で取り組まなければいけないと思いました。
特別支援学校のことではなく、市全体で取り組まなければならないことであり、現に市役所の就労支援について質問があったのに、市の関係者は誰も出席していませんでした。
市長のメッセージを代読だけでは、市の施策は伝わらないでしょう。
市も、他の会議があったのは承知しています。しかし、だれかは市の取り組みをせつめいすることで、ずいぶんと保護者の不安もやわらぐはずです。

特別支援学校で発信している今日のような取り組みを、行政の側である、教育委員会や関係部局は、ぜひ出席していただきたい、と思ったことでした。


卵が先か、にわとりが先かー議会基本条例ー

2010-08-10 | Weblog

 きのうは10時から議会改革調査委員会、そして1時半から議会運営委員会、3時からは三木市民病院で、北播磨総合医療センター医療団議員総会、夜は、加西市で、議会基本条例策定住民フォーラム。
 加東市では9月議会に議会基本条例を議員提案することになっており、その素案の説明と、基調講演がありました。

 講師は住民自治や議会改革では第一人者の、江藤俊昭山梨学院大学教授
議会のこれまでとこれからについてのお話から、議会基本条例をどのようにいかすことができるか、住民の参加を積極的に導入していくこと、市民の責任についてなどのお話でした。

 加東市は、まず議会基本条例を作り、具体的な改革案などもたくさん盛り込みながら、その後具体的な方法について話し合っていくという形をとっています。
9月議会に上程して、成立したとしても、10月には選挙です。

 一方三木市では、議会基本条例は、案としては出ていますが、まずは具体的な改革案を、できるところから、実現していこうという姿勢をとっています。
つまり、議会基本条例に盛り込まれるようなことを、まず試行してみてから考えようというスタンスです。

 どちらがいいのかは、一概に言えませんが、三木の場合は、議会としてまとまって意思を表明し、実行していくことが問われていますので、一つ一つ実現の道を探っていったほうが現実的なのかもしれないと思い始めています。(わたしは議会基本条例派なので)
 
 ただ、そのベースとして議会基本条例の成立を目指していく、それは選挙で議員が変わろうが首長がかわろうが、市民のための議会としての形を明文化していくことは必要であろうと思います。特に、いろいろな形で首長との関係性が問われる現在の状況では、感情的に流されることのないように条例の形をつくることは重要であると思います。時期については今後の論議を待ちますが、実現に向けて取り組んで生きたいと思います。

 午前中の調査委員会では、外部の専門家を招いての、公開の研修会の導入なども論議され、不要という意見もだされていましたが、多数で実現していきたいという方向でした。
 
 今回の江藤先生のお話は、まさに現在の三木にぴったりの内容だったと思いました。
今後、公開の学習会などで、ぜひお招きしたいと思いました。
 
 加藤市のフォーラムのあとは、たまたまそこに参加した他市の議員さんたちと懇談会。どこも議会改革に取り組んでおり、その方法論や課題について情報交換会。ガストでカキ氷などを勝手に注文してのしゃべり場となりました。
 
 なんとかその日のうちには家にたどりつきました。


Dyslexiaをご存知ですか

2010-08-09 | Weblog
学習障がいとか、読み書き障がいとか、LDとかいわれている、ものです。最近発達障がいのことが、学校現場などでも問題になっていますが、そのなかでも、学習の困難さを抱える状態を言います。
明石で開かれている公開講座
「発達障がい児への理解と支援のために」に参加してきました。
今回は
『大脳機能障害としての読み書き障害」
というテーマで
早期発見と早期支援はなぜ必要か
具体的な支援の仕方
について
言語聴覚士の杉下周平氏の講座でした。

会場には保護者や、学校関係者、医療関係者、保育関係者、そして発達障がいの支援サポーターなど100人あまりの参加がありました。
定員50人の会場にその倍近くの参加者が集まったところにその関心の高さが伺われます。
午前、午後とおしての講座でしたが、多くのことを学びました。

学習障がいというのが大脳の機能障害(血流の低下)からきていること
早期発見と、根拠に基づく学習方法がたいせつなこと
早期発見のために、読み書きスクーリング検査、レーブン色彩マトリック検査、抽象語理解力検査などの方法があること
読み、書き、計算などのほか意味理解障害もあり、それによりすべての学習に遅れをきたす恐れがあること。あわせて対人関係や、自己評価などにも影響を及ぼうこと
学習障外の支援には、具体的にすぐできる支援と、長期的な支援があること

などなどたくさんのことを学びました。
三木においても、現在通学しているこどもたちやその家族、また春に就学を予定しているこどもたちにとっても、不安を抱えていることが多いと思います。
それをどのような形で共有できるのか、具体的に考えていきたいと思います。

三木市事業改善の事業選定作業

2010-08-08 | Weblog
 前回に引き続き、三木市事業改善会議の説明会が行われました。今回は、市から提出された、20事業のなかから、どの事業を選定するかについてで、結論としては20事業全部をとりあげることとなりました。
 
 わたしは同じ時刻に開かれていた、中高生の平和サミットの傍聴に行っていましたので、最後の結論の論議あたりからしか参加できませんでしたが、傍聴席はほぼ満杯でした。行政の方も多かったですが、改善項目にあげられた事業に関係する市民の方たちもみえられていました。

 まずは今回の公募で参加なさった市民の方々に敬意を表したいと思います。
20事業すべてを改善項目にするということで、現在の予定では5日間、午前午後を通して、論議していただくことになります。日曜日をほぼすべて使って行う作業、それも広範囲の領域で、
事前の資料調べも膨大な量になります。

 項目も、比較的予算に直結する、委託や指定管理に関するものも多く、今後の論議が注目されます。

 同時に、議会として、この改善作業のプロセスをどう取り入れるか、結果は議会に提出して結論を出します、という市の説明でしたが、どう反映していくかは、そのプロセスも含め、見ていかないと、いけないと思います。そんなわけで議会としてもこの改善作業には注目し、できる限り傍聴して、議会でも反映させていく必要があります。

 市民の方たちは、市からすでに出されている、事業改善例についての反応が多かったようです。2つの改善例が具体的に示されていると、どうしてもどちらかを選択すという風に流れるのではないか、それにとらわれずと説明されているが、対案をだしていくのは、より困難ではないか、という声もありました。

 また、20項目の選定の順序や、流れなども考慮したほうがいいのではないか、傍聴している市民が意見や感想を表明するところはないのか、などの意見もでていました。

いずれにせよ、今後の改善会議に注目していきたいと思います。
次回は8月29日(日)10時から 市役所の大会議室
です。
 


三木の子育てが全国にアップ

2010-08-06 | Weblog
 日本女性学習財団と三木市の男女共同参画センターのコラボレーションセミナーが、7月に開催されましたが、その様子が日本女性学習財団のHPにアップされたと連絡ありました。

 三木市とファミリーサポートセンターと三木市内の子育て支援のグループのまさにコラボレーション之1日でした。参加者からの反応もよく、今後の子育て支援のありかたにつなげていきたいと思えたセミナーでした。

 日本女性財団は男女共同参画や女性の学習、子育て支援などのセミナーや広報をしながら
全国発信されている財団です。今事業仕分けが話題になっていますが、国からの補助金などはなく、自前で運営している財団なのだそうです。 
 「We Learn」という月刊雑誌を発行され、全国の男女共同参画センターなどで読まれています。もちろん個人の購読者も多くいます。
そういうところに三木の発信が少しでもできたのはよかったと思います。
 
 三木の元気は、何か大きなイベントやハコモノをつくるということではなく、そうした日常のささやかな積み重ねからうまれてくるのではないでしょうか

議会基本条例のフォーラムあります

2010-08-06 | Weblog
残念ながら三木ではなく、お隣の加東市です。三木ではまだ議会基本条例の論議は煮詰まっていませんが、近隣では加西市に続いて加東市が、議会基本条例を制定します。

なぜ議会基本条例なのかを、各地の基本条例にも詳しい、江藤先生にお話いただくフォーラムです。加東市の議員さんから、案内いただきました。

8月9日【月】19時から 滝野図書館です。播磨中央公園の入り口にあります。
関心のあるかたはどうぞお越しください。

もちろんわたしも行きます。

夏休みいかがおすごしですか

2010-08-04 | Weblog
 毎日暑い日が続いております。皆様いかがおすごしでしょうか。議会も夏休みというわけには行かず、調査委員会や視察などが続いておりますが、私事では先週から、3歳と0歳の孫が逗留中。毎日大騒ぎです。
 母親である娘も涼を求めて水遊びや乳幼児でも遊べるところを探し回っているようですが、ちいさなこどものいる暮らしは、まさに息つく暇なしといったようすで、ちょっとでも、母親が肩の荷をおろして、ゆっくりすごせるようにと、思いますが、こちらもペースに巻き込まれててんてこまい。
日ごろふたりだけの気楽な暮らしの中に乳幼児の子育てはなかなか重労働です。それにつけても心が痛むのは、新聞報道などで大きな事件になっている、ふたりの幼児のネグレクトによる死亡の報道。目の前の小さなこどもたちと同じくらいのこどもたちが、泣き叫びながら、児童相談所の職員も訪問しながら死に至ってしまったという事件です。

 どんなにかわいいと思っていても、イライラしてしまったり、育児放棄してしまいたくなる瞬間は誰にでもあるもの。そんなこともあるけど、やっぱりこどもはかわいいし、大事に育てなければと、気づく時間や場所やサポートしてくれる人がいなかった、また身近にいなくてもそれを外に求めることができなかったのではないかと思うととても残念です。
 
 こどもは何が何でも母親が育てなくては!という呪縛から、こどもを守るためには親以外の人に任せることもあり、という相談にのってくれたり、情報を得ることができたら・・・とおもわずにはいられません。

 まったく形は違いますが、今三木市でおきている慰謝料を求める裁判も、元はといえば児童虐待の疑いから発生しています。虐待を察知して相談にのってあげていた養護の先生のおかげで、その児童はこどもセンターに保護され、救われたのだと思います。おそらくは周りのそれ以外の人も、そのこどもの保護にかかわり、こどもを救いだすことができた。しかしそのことでおきるだろう危険を察知して対処すべき人たちが、通報したり相談に乗ったりしている人たちを守りきれなかった。

 裁判とは直接関係がないことですが、わたしが危惧するのは、今回の事件や三木の事件などで、通報したり相談にのる人たちが、ますます消極的になってしまわないか、ということです。やっかいなことに巻き込まれないように、かかわらないように、という姿勢になってしまうと、児童虐待はますます発見が遅くなり、防止できなくなってしまいます。

子どもを守り、かかわる人を守ることを徹底して行わないと、児童虐待の発見はできなくなります。またそれと同時に虐待を防止する手立てを、もっと考えていかなければなりません。

 身近にこどもがいるといっそう、こどもが大切にされる社会であるようにとおもわずにはいられません。

事業仕分けならぬ三木の事業改善はじまります

2010-08-03 | Weblog
昨年から三木での事業仕分けについて、質問してきましたが、三木では事業仕分けではなく、三木事業改善という形でがはじまりました。
1回目は8月1日に、市民公募された、改善人などに事業説明があったようです。
各部から、選定された市の事業が20事業、そこからさらに、改善する事業を選んでいくようです。

事業仕分けと大きく違うのは、事業を選んだ職員の側で、改善点を2つあげているところ。
具体的な提案としてあげられているので、この2つの改善点に論議が集まってしまうのではないかと、ちょっと気になるところです。
 
しかし事業について、フルコストで検討していくのは、その事業を見直すうえで、どんな視点で見直すかが重要なところかと思いますので、今後に注目したいところです。

1回目は全体の説明で、わたしは残念ながらいけなかったのですが次回から事業を選ぶ作業を公開で行うようですので、ぜひ行ってみようと思います。どなたでも傍聴できますので関心のあるかたはどうぞ

議会での論議に、この事業仕分けの手法を取り入れられないだろうかと今会派では調査研究中です。

民生消防常任委員会レポート その1

2010-07-30 | Weblog
民生消防常任委員会の視察から帰ってきました。
きょうは横手の市立障害者通所施設ユーホップハウスと


横手市立大森病院ロビー・待合室

ベッド数150の地域密着型の自治体病院ですが、5年間黒字を続けている、経営としても優良病院です。病院長がお忙しいなか自らレクチャーしてくださり、その病院の中身に触れたようにおもいました。その秘密は、ベッド回転率が100%近く、いつもべっどがうまっているじょうたいであること。
夕方5時から7時までの『夕暮診療」「女性外来」など、患者目線の取り組みをどんどん実現していること
医師や看護師の確保がなされており、また若いスタッフがおおいことから人件費の抑制がおこなわれていること
などをあげておられました。
平成19年には全国自治体病院協議会優良賞病院表彰、
平成20年には自治体立優良病院表彰において総務大臣表彰を受けておられます。
病院長の運営方針が明確であり、また保健・医療・福祉・介護が一体になった『地域包括ケア」の推進がおこなわれており、高齢化率30%を越す地域のとても大きなよりどころになっていると感じました。
三木と小野で計画している病院とはおのずと規模も目的も違いますが、危機感を持った取り組みに学ぶことは多くあると感じて帰ってきました。

行政視察報告その2

2010-07-26 | Weblog
1日目 大崎市 大崎市は宮城県の北部にあり、平成18年に1市6町の合併により誕生した町です。人口は13.6万、議員は34人。
テーマは都市再生整備計画についてです。今回は旧古川市の計画であり、合併前はそれぞれの市町でおこなわれていました。さらに旧古川市においても、中心市街地と、周囲の土地区画整備事業により新たな新市街地の計画についてでした。中心市街地と今回の新市街地と同融和を図るかが課題であり、現在は道路整備や、住宅整備を進めているということでした。
三木市と同じく、大崎市でも中心市街地そのものが、賑わいを取り戻すのに大きな課題があり、そのアクセスなども課題としてあげられていました。



2日目は白石市
こちらは宮城県南部の人口36000人の城下町です。こちらはガイドボランティアに案内していただきながら、市内をみていきました。白石市の目玉は白石城。伊達藩の片倉小十郎3代が歴史的に見ると有名です。しかし歴史資源がたくさん残っているわけではなく、少ない資源をどう生かすかに係っているところは三木市と共通です。

午後は福島市。こちらは福島県の県庁所在地であり、人口も29万と三木市とは規模が違うのですが、こちらも中心市街地の活性化や公共交通についての説明をうけました。
中心市街地活性化計画は平成22年3月23日に内閣総理大臣の認定を受けたばかりで、今年から27年の5年間の計画となります。これからめざしていく都市像のイメージがみえてきました。目標の一つが賑わいの創出であり快適居住の促進。特に高齢者が住みやすいまちづくりをめざし、医療機関や福祉施設の充実をはかりながらすすめていきたいとのことでした。
公共交通については、モデル事業でデマンドの乗り合いタクシーなども試行されているようですが、それを広げるという計画はなく、中心市街地とその周辺地域とのバス交通のネットワークを充実させていきたいとのお話でした。
公共交通では市の赤字補填の方法などもまたそれらの街づくりの住民の参加などについても質問がありました。
質問が多く、時間内でなかなか終わらずに、列車に乗る時刻で、あわただしいこともありました。
福島市の都市計画はその規模も違うので、三木市にすぐ取り入れられるところは少ないとおもいましたが、その資料や、説明の方法など、充実した
時間を持つことができました。
大崎市、福島市とも職員がたくさん参加してくださり、説明をきくことができました。