百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

りはめより100倍恐ろしい

2007年04月10日 | 読書

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第1回野生時代青春文学大賞受賞作

“りはめ”って何?。。。
宇宙人? 怪物?・・・と思いながら読み始めた。

で。。。え?! “りはめ”と言う単語じゃなかったのね。。。と驚き、
なーるほど。。。そうゆうことかと納得。

羽柴典考は、不甲斐ない「いじられキャラ」の中学時代を挽回しようと、
高校では起死回生を図るため、あの手この手を使い、
他の同級生を犠牲にしても、自分の立場を確立しようとするのだが。。。

とにかく内容が若い!。。。というか、自分の年を感じてしまった。
高校生の男の子の会話が、アップテンポで戸惑う。。。
物語の中の少年たちは楽しんでいるのだろうけど、
うーん。。。それで笑えるか?どこが面白い?と、思ってしまう。。。

主人公の少年の、必死さも、わからないでもないけれど、
自分本位の考え方が痛々しくもあり、読んでると、ちょっと辛い。。。

青春文学大賞。。。。名前からして、私の選択ミスだったかも。。。。

コメント (2)
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