あるネット有名人が映画オッペンハイマーが受賞した「本当の理由」というの述べていた。簡単に言うと原爆による日本の被害映像が出てこないことから、アメリカは今後極東を見捨てても良いという世相を表すものと言っていた。
確かに前トランプ大統領時代にはアメリカから遠い地域での戦費を負担し続けるのを止める方向へと進んでいたが、この映画作品が同じだろうか?と思ってちょっと英語記事を検索したりしてみた。
結論としては、そもそも映画作品の趣旨はその真逆に近いものだった。主人公は原爆を開発したことで世界を酷い状態にしてしまうことを懸念し迷いを抱いている。
ああ、またか・・・と思う。
その人は何書くことである程度有名になり、本も出版した。何か一つのことで成功を収めるとそれを継続しなければならないという慣性力が働く。書いて成功すれば続けて書かなければならない。歌って成功すれば続けて歌わなければならない。言って成功すれば言わなければならない。それが取るに足らない小さな成功であってもだいたいそうするしかない。つまらないことだ。
その人が何か言う、または書くとして、少なくとも2点考えなければならない。書いてある内容、そしてその人がなぜ書くか、言うかだ。書くために書き、言うために言う場合があまりにも多いから。