見出し画像

もんく [とある南端港街の住人になった人]

59 会議の招集vsメッセンジャー

昨日WhatsAppで今日の午前に緊急会議があると流れてきた。内容とかそういう情報が何も書かれていなかった。それで、その会議は行われたがアナウンス1つで解散に終わった。

うーん、それ、WhatsAppに直接書いておけば良くない?と思った。だってただのアナウンスなわけだし。

その会議はその一言で解散だが、気にかかったのはその影響を受ける生産計画はどうなるのか?という事。うーん、最初のWhatsAppでアナウンスがあれば会議では生産計画の変更案も出てきていたのではないか?とも思うが、まあ仕方ないな。

たぶん、これ、日本式だな。日本式だとうやうやしく会議とかしちゃって、そこで何か決めるとかそういう事にコミットメントが無いのが普通。だから何でも遅い。

13年前にマレーシアに来て初めての会社の初めての仕事の時、あれはモバイル製品のパーツだったからプロジェクトベースになっていて、その中でさらに段階があって仕事をしていた。ある段階の時に、要は試作品を作って顧客の大手電気製品メーカーに提出するのだけれど、どうしても上手く行かず、遅れる事になりそうになって上司にsmsした。夜中にやっていたりするし、パソコンのところに行かなくても連絡できるから。それにその時点でWhatsAppは無かった。送った内容は「遅れそうだが、先方にスケジュールが守れないから遅らせてくれと連絡したい」ような事だった。

それに対する返信がすぐにあった。「Go Ahead!」

こんな重要な決定をsmsでこんなに簡単に送って来た事に正直驚いた。驚いたから今でも覚えているわけだし。たぶん上司が日本人だったら会議か何か開いて状況説明とかが必要で、そのために資料か何か作らないといけなかったりして、報告書を書いて、承認を得て先方に送るとかになるはず。だって相手は泣く子も黙る超巨大有名企業の当時社運かかるほどの製品だったのだから。

でも、おかげでお断りをメールで入れてその後はリカバリに時間が使えて、その仕事は割と上手くいった。

あれからは、ある物は使うようにしている。ある物ってのはだいたい皆スマホは誰でも持っているし、WhatsAppあたりは入っている。ならば歩いていても連絡はとれるし動画も写真も送れる。別に他の仕事しながらでもいろいろできる。それで良いじゃないか、とね。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「マレーシアでニャー2022」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事