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もんく [とある南端港街の住人になった人]

単に多数派になる為の票集めに協力したくないのです

ここ数日、ある展示会の会場に行っている。



山田氏を会場へ送りながら作品を見せてもらっている。会場へはいろいろな人が訪れる。次の人、次の人と入れ替わり立ち替わり。

展示のことを紹介しなければならないとも考えるが、そのことの方がちょっと驚きだった。本人はただ作品を作り続けてきただけというわけだけど、それだけで人が集まるとは思えない。なぜならその作品の多くが広く知られているというわけではなのだから。

ここにある程度言葉で説明できる答えを用意するのは簡単なのだけれども、氏の人生のうちのほんの少ししか知らないのでこうだと言ってしまうのは避ける。まあ、興味があれば2つの会場に足を運んでみていただきたい。氏に会える可能性はけっこう高いはず。(ちなみに入場は無料)




また選挙がある。

この選挙の気配を感じてから地元票を集めようと候補者が集会を開いたり、地方自治体議員が支持者集めに動いたりしている。そこには何か威勢の良い言葉が踊っている。自分もその広報を読ませてもらったのだが、それで票を入れたくはならなかった。

だが、与党政権を変えるという意味では入れることも考えなくはない、というかその意味なら積極的に入れても良い気がする。つまりはかなり消極的な1票になるということ。

結局、支持集めというのは何かというと・・・
1) 今の政権はダメでしょう? 「夫婦別姓!」「LGBT」「裏金」・・・
2) 現状の問題。「地方から変えよう」「女性のパワー」「地方に介護、保育等の人材不足」・・・
ええ、わかりましたよ、それは確かに問題です。誰もが承知しているし、解決できていない。現政権も予算配分しているとだけ言って実際には特に進展は見られない。わかります。わかります。

そこで聞きたいのはですね、それらをどのようにして解決するというのですか?ってことなんです。

えっ? 地方から、女性のパワー? いえいえそれを聞きたいのじゃありません。解決策は何かと聞いているわけです。今の政権与党ができないでいることをどう変えると解決できるのですか?私があなたに票を入れるということは、具体的にどの政策に票を投じるということになるのですか?

シーン・・・

私は単に多数派なるための票集めに協力したくはないのです。
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