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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

生きてる間に植えた木はどこまで高く育てられるか

日本人に生まれて良かったことは特に何もしなくてもある程度楽に生きられること。日本人に生まれて良くなかったことは何もしないまま後悔しながら死ぬ確率が高いことかもしれない。余計なことなど何もせず、理由を聞いてはいけなくて他人の目に監視されながら生きる教育を受けて育つ。でもどこかおかしいとは感じていて、日々誰かが何か言うノイズのような言葉ばかり気にしてしまう。そんなことばかりしていて自分ですべきことは何もしない。ただ言葉と時間を消費しているだけ。



新NISA が始まって1500万口座になったそうだ。たぶん成人人口の2割を越えただろう。自分もそのうちの一人だ。ただ、この年齢は投資にとって微妙な年齢だと思う。最長30年生きるとして、もし十分な現金を持ち合わせていれば投資は必要ない、というかリスクを受け入れるのは余計なことだ。例えば退職金が多い人、相続額が多い人など。

不幸(幸運?)にも自分はそうではない。上手くいってもカツカツだろう。

カツカツな自分のような者に次なる打撃は既に予定されていて、舞台の袖から足を半歩踏み出している。物価高だ。これは日本は外の世界と切り離されてデフレ傾向が続いていたが間違いなく遅れて他国の傾向に同調するだろう。これはかなりシリアスな問題だ。マレーシアにいた間も物価上昇がかなりあったが、日本はあの上昇を後から追うのでもっと酷いことになる可能性がある。それに賃金があるなら賃金上昇も伴うから緩和されるが持ち金で生活するとなると単純目減りなので打撃をもろに受ける。

つまり、攻めるとか儲ける以前に「守る」が必要になる。

だとしても、投資にリスクは付き物。可能な限り安全な投資信託を買ってもそれはある。けれど、過去の実績を見るとアメリカは大不況を2年程度で抜け出している。日本は30年かかっているが。今からやって今年、来年にそれが来てもあまり投資額が多くない2年間にたっぷり安いものが買えるという解釈もできる。




それはそうと、お金より大切なのは時間。今から種を植えてどれだけの木を育てられるか、それを思うべきなのだろう。
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