産まれた、健闘を祈る。

たまには写真と記事の内容が合うように書こう。


とは言え、写真を見てもわかりにくい。

けれど、よく見ると母猫(トラで名前はゴマ)のお腹の上に2匹か3匹、
子猫が乗っかっているのがわかる。

昨日、うちに来ていた母トラ猫が子供を産んだ。
産んだ場所は空き家になっている向かいの家の庭。
ずいぶん前に刈られた後また草ボウボウになった庭の
膝丈の塀の根元だ。

こうして上から見ると子猫が見えてしまうと言うことは、
雨が降ると濡れてしまう。
今朝もご飯を食べに来たゴマの身体は濡れていた。
子猫たちも濡れているだろう。

ゴマはうちで飼っている猫ではないので
ツブアンやキナコのように何でもしてやる事はないが
今は午後になるとかなりの強い雨が降る。

そこは空家なんだから屋根の下にでも入れば良いのにとも思うが、
逆に野良猫と言うのはそう言うものなのだな、とも考える。

子供が産まれると言うような状況でも誰もお祝いしてもくれないし
誰も助けてはくれない。
このまま雨が降って体温が低下して、
そしてそれに耐えられる体力が無ければ死んでしまう。

前回このゴマの産んだ子はたぶん全部助からなかったのだろう。
その時には今のようにうちにいつでも来ていたわけではないから
よくはわからなかったが、お腹が小さくなった後、
一度だけ、1ヶ月か1ヶ月半位の2匹の子猫を見た事があった。

でもその後、全く見なくなってしまったし
ゴマも気にしていないようだったからダメだったのかもしれない。


今回は母であるゴマがうちに来てご飯を食べているから
ちょっとは栄養が行き届いているだろうけれども
この毎日の豪雨、ちょっと心配ではある。

オッパイ飲んでいる間ならダンボール箱位は提供しても良いのだけれど、
ずっと居てうちでしかご飯を食べられない猫になっては困る。
こちらだっていつまでマレーシアに居られるかわからないのだから。

とりあえず、子猫たちとゴマ、健闘を祈る。



追伸
欲しい人にはあげます。