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もんく [とある南端港街の住人になった人]

ちょっとした事が可能性を広げるのか?

先週、ある計測器などを扱っている有名K社の営業マンが来た。
顕微鏡のデモをさせてくれと言うので以前にOKと言っておいたのだった。

別にもう顕微鏡なんて買うつもりは無い....
と言うより、買える金が無い。
1台買うと自動車が数台買える値段だから。

営業マンは言う。
トヨタもパナソニックもxxx台買ってますよ、と。
そりゃそうかも知れない。
が、うちはそんな会社じゃないので...
1台買うのも決断できないのだ。


でも、デモ位なら無料だし。
と、ちゃんと見てみたいサンプルを用意して待っていた。
その場で見ておけばそれで良いのだ。

その席で、営業マン、QC(品質管理)のマネージャに聞く。
XXとか▲▲とかは顕微鏡で観察、計測しませんか?
マネージャ応えて、
ノギスでやってるから充分。


その一撃で、これはダメだね、とガックリ。
使ってみたいけど高くて買えない、と言ったら
まだまだだったのに。



可能性ってのは、
ちょっとした事で広がるものなんじゃないかな、と思う。
例えば、この高い顕微鏡のようなものに関心を持つか持たないか、
そう言うような事。

ノギスで測っている....
何となく測っているようだけど、
実際何を測っているんだろう?

もしかしてノギスの先が当たったときに
試料のその部分を潰してしまっていて、
実際の長さより必ず短いとか?

潰し方も人によってちょっと違っていて、
Aさんが測ると長くてBさんは短いとか。
お客さんのところに行ったら値が全然違ったり...
それを環境のせいにしてないか?

ノギスで測るのは測っていると言うより、
実は破壊行為?

ノギスで測れる数はxx個、
もし賢い顕微鏡だと苦労無くxxxx個だとしたら...
データももっと統計的に処理しないといけないよね。
パソコンがもっと有効に使えるかも。
未だとエクセルに値を書き込んで終わりだから。


ちょっとした事で見える世界が違ってくる。
同じ事をやっていたにせよ。


それはそうと、マレーシアの高学歴は怖がりで
新しい物事に手を付けようとはあまりしない。
知ってることなんて僅かなのに。
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