話によれば70

最近のニュースによれば、日本人の平均寿命は男性で約80歳、女性で86歳だそう。

そしてキャサリンさんの調査によれば、男性が健康に生きていられる平均年齢は寿命より10年マイナスの約70歳とのこと。と言うことは、バイクに乗れるのは長くてあと20年と言うことになる。(健康に生きられると言うのはそう言う意味じゃないとは思うが、ここでは健康ならバイクに乗れると解釈しておく。)

人間としてあと20年乗れるとすると、それに対応するバイクはどうなんだと言うことになる。

その前に猫の場合だと寿命は5年から10年の間なので20年で飼える猫は3匹程度。(死んでしまってから子猫をもらってくると考えて。)これは3回寂しい思いをしなくてはならない。ただ、これは人間が健康でなくとも飼えるのでさらに最低2回は寂しい思いをすることになる。


それはそれとしてバイクはどうかと言うと、日本での小型二輪車の平均使用年数は14年だそうな。思ったより長いかもしれない。バイクはけっこう消耗が激しいので10年も無いかと思っていたが。ちなみに四輪の乗用車は12年を少し切るので耐久性がありそうでも四輪車の方が早めに捨てられている事になる。

そうしたわけで人間が20年乗れるならばバイクは2台となる。これは平均なのでいろいろな車種が混じっている。ある物はスポーティーなもので消耗が激しいだろう。またあるものは実用車に近いもので耐久性はあるだろう。もう1つには部分的に壊れたり消耗した時に部品が入手できるかだが、一説には10年で重要機能部品に限られるとか。なので14年と言うのは本当の耐久性に近いものかも知れない。

ただ、Vespa(LML含)に関してはメーカーがストックしていなくとも別会社が供給しているようなので多少はマシかもしれない。ただ、交換にかかる費用に耐え続けられることが前提になるが。パーツの値段自体は古い車両でもScootRSとかSIPを見てもけっこう安いので相殺するだろうか?

ともかく、たぶん20年で最低2台乗れる。

いやいや逆に言えば、2台しか乗れないと言えなくもない。これから20年でバイクだって進歩するだろう。そろそろ電動だって出てくるだろうし、そんな時代に20年間もガソリンを燃やして煙を吐きながらってのを前提に考えて良いものかどうか。もっと良い時流に合ってしかももっと楽しいバイクに出会える可能性があるのにたった2台?


まあ、それでもって、どこ走るんだろう???