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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

マレーシアに税金を納めよう その2

昨日、スキャンしたパスポートのコピー(顔写真のページ)をメールで送ってPINナンバーを請求したが意外に早く返事が来た。ちゃんとPINナンバーがメールに記されていた。審査は簡単に済んだようだ。

インターネットにアクセスしたら、e-HASILのページから図の①から順に入力をする。
①ではメールでもらったPINナンバー、IDをパスポートナンバーにしたのでパスポートナンバー、郵便で送られてきた納税者番号、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスを入力する。同じ画面でe-HASILへログインするためのパスワード、合言葉の設定も行う。

ここまでで最初のログイン設定は終了。

②ではe-Form Loginに入る。2010年の各入力フォームへのログインボタンが出てくるのでe-BE(個人居住者)を選ぶ。出てきた画面に必要事項を入力するが、これが控除関係の入力画面になっている。日本のe-TAXと似たようなものだけれどそれよりはわかり易そうだ。画面は英語とマレー語の併記なので全然わからないわけではないが、始めてなのと勤務先のコード番号なども記入しなければらなないようなので仕事場に行って総務で聞いてみることにする。

つづく。



マレーシアでも多くの人がこう言う税務をインターネットでやる時代なのだ。21世紀に入ってもう10年であるし、10年と言えば一時代、そして今の時間の流れは昔に比べれば何倍も速いわけだからさもありなんと言うところ。

日本でも確定申告はインターネットでできると通知が来ていたけれども、何だか面倒なことがあって(個人的なことだったと思うけれど忘れた)止めていた。税務署に行くと係員がコンピュータ端末で簡単に書類が作れると案内してくれる。けれどもあれは紙ベースのものをわかり易さを考慮してか単にコンピュータの中に入れただけのようなもので手書きの手間を省くだけだったと思った。あれは何回やっても計算方法がわかり難くて、これで合っているのかどうかを確かめるのが大変だった。その解説書が毎年少しづつ変わるし、どうしても人手で計算して記入するようにできているから元の部分が時代に合わないものに思える。

その点、マレーシアの方がフォームを見る限りわかり易そうだ。ネットブックとインターネットさへあれば誰にでもできるように考えたのだと思われる。詳しくは知らないけれど源泉徴収が始まったのもそんなに前ではないそうなので新しいのかも知れない。

そう言えば、最初のPINコードをもらうのに個人情報のたっぷり入ったメールを送りさらに返信でPINコードが来るなど日本では"ナシ"だろうと思う。やってみる前に漏洩すると言われて却下なのじゃないだろうか。確かにコンピュータ+インターネット経由であれば何をどうやったって100%安全ではないだろうからダメと言われれば返す言葉も無いが、ちょっとアレルギー反応が強すぎる感じがしないでもない。


たしか日本は住基ネットもまだ中途半端な状態にあるのではなかったかなあ。氏名、生年月日、性別、住所しかその中に含まれていないはずで、たくさんの税金を使って作った割りに大した事もないわけだ。さらにそこに不正アクセスできるとかできない程度の事で大騒ぎして使わないで置いておくのはどんなものだろう。納税、パスポート、健康保険、雇用保険など何もリンクしないそんな情報と番号をいつま暖めておくのかと思うとバカらしいとしか言いようがない。

その程度の事にトゲトゲしなくたって、住民票は今でも他人が見られるし大学の卒業証明書だって誰でも取れる、大手通信事業者も個人情報を勝手にばら撒いてくれていると言うのに住基ネット程度でどうして大騒ぎするのかわからない。やっぱり番号とか記号を付けられるのは他人に管理されている感があるからだろうか。自分で便利に使ってみようと言うアイデアが無いうちはどんな便利なものが出来てもダメってことだろうか。もったいない。
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