地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

演奏報告?神戸ホンキートンク

2010-11-08 23:14:00 | Weblog
お客さん:ゼロ

曲目:
1枯れ葉(インスト)
2コルコバード
3ジェット機のサンバ
4エモルドゥラーダ

各曲一度は歌詞がぶっ飛ぶ
やはり脳内ダメージが大きいのか?
どうするカズよ、もはやこれまでか?
「いや、年のせいやろ」
ギャフン!そういえば毎度のことやな(笑)

今日のおごり:
リッツのアンチョビ&オリーブオイル和え
フワフワお好み焼き
ピリ辛お好み焼き
マスターありがとうございます!

メンバー:
最近低血圧でホンキーカウンター内で倒れて救急車で運ばれたサミーとその妻オフネ

来月は私の快気祝いをよろしく!
と、今夜は昨日の今日なもんで早退かましてもうすぐ家なう
明後日の伊丹はもう少し普通モードでいくよ

日記・マークンのカポエイラ、他

2010-11-08 20:02:03 | Weblog
日曜日
そういうわけで、カポエイラは見学させてもらった
(事情は説明してない)
動画、最初にグルグル回ってるのがマークンだ
私は座って見学したりこっそり体動かしたり、正式入門前の盗み見レッスン時代を思い出す

体調はいいよ
てんかんどめも特に副作用出てない
仕事もバリバリやってる
演奏だってキメるさ
俺は元気だ

日記・てんかん2

2010-11-06 23:04:34 | Weblog
11月3日(水・祝) 
意識を失った後、私はてんかん状態だったとのことだ。
最初は「あー」とか言いながら手足をバタバタ。
続いて痙攣・顔面蒼白・唇真っ青。
まあちゃんは本当に勇敢だった。
必死に呼びかけつつ救急車を手配。
私が小康状態に戻ってからは、服を着せ、マークンには階下のミーちゃん家に行くよう指示。(マークンも勇敢だった。)
その後意識が戻った私、救急隊に「この家で何してはるんですか?」
救急車の中ぐらいで記憶がよみがえってきた。
病院でまずCT。
すぐに結果が出る。
「左後頭部頭蓋骨内に何かあります。」
腫瘍か膿か虫か。
虫、てのはふざけてるんじゃなくて、ブラジルなどでは脳にいつく寄生虫がいるとのことだ。ブラジル渡航歴あるし。
腫瘍、て、悪性の腫瘍なら最悪で癌てことになる。
でも多分膿だろう。蓄膿ひどいとき脳みそ出て来てるんちゃうかって時がある。そいつがまさしく脳にまわったんちゃうかな。

11月4日(木)
退院。
体感的には全く問題ない。
でも当分カポエイラは(まあちゃんから)許されぬ。

11月5日(金)
救急病院で紹介していただいた、阪大病院へ。
2週間後に再度診察予定。それまでにMRIをとる。
そこでだいぶわかるはず。
膿の場合は1ヵ月半の入院で点滴から投薬治療。(多分これだろう。)
良性の腫瘍の場合は2週間の入院で切開手術。(これならいいなあ。)
悪性の腫瘍や虫の場合のスケジュールは知らぬ。(いやだ。。)
晩から少し会社へ行った。

まあちゃんに本当に感謝している。
本当の戦いが始まった!



2度目の発作・エピローグ

2010-11-06 10:43:05 | Weblog
国立大阪・屋上ネットカフェにて、モーニングを食べながら。
(病院の朝食の他、母の土産の饅頭も2個食べた。すごい食欲。)

まあちゃんがこっちへ向かってる。先生に聞きたいことがあるという。
更に、阪大系やなくて京大系の病院でも意見を聞きたくその紹介状を書いてもらいたいと。

「おいおい。もうええやん。ここ気に入ったし。一人で帰れるし来なくてええぞ!」
「まあとにかく行かせて。じゃああとで。ガチャ。」

何なんだ、一体。
といいつつ、私も少し気になってたことがある。
ひょっとして、同じ件か?

今回の手術、言語機能にけっこうリスクがあるみたいだ。
気になることというのは他でもない、そのこと。
悪性だった場合はとにもかくにもすぐ取ってしまわないといけないのはわかる。
でも良性だった場合は?
そんなリスクを侵さなくても、放射線療法とかあるのでは?
組織をとって検査しないことには良性か悪性かわからないとのことだが、
言語機能に影響しない一部分だけ取って確認することはできないか?

今回、すでにまあちゃんの親戚の脳神経外科医のセカンドオピニオンを受けている。
結果は、「誰が診察しても、現在の治療方針となるでしょう。」とのこと。
しかし、彼も阪大系。
で、京大系の意見も聞きたいと?

ま、到着を待とう。
この病院、気に入ってるし、ここがいいなあ。



日記・てんかん

2010-11-06 00:10:41 | Weblog
11/3(水・祝)
マークンと風呂入ってたら、突如、漢字の群れが襲いかかって来た
よく見ると、一つは「孝」という文字だった
なんだかわからないがこれはまずいと思って湯船を飛び出た
マークン珍しく自分で体洗ってて「えらいっ」とか言ってたけどもうそんなどころじゃない
「すまん、さき出る!」
「えーっ、あかん」
「すぐ外にいるから」
浴室も飛び出たが漢字アタックは続く
ヘナヘナしゃがみ込んでまあちゃんに助けを求めてまあちゃんがのんびり返事を返したところで、意識は切れた

つづく

タンザニア旅行記6-3、ストーンタウンの夜

2010-11-03 03:20:17 | アフリカ旅行記
夜になると海辺の公園に屋台がたくさん出る
地元民や観光客で賑わってて楽しいし、料理も素晴らしい
ロブスターみたいなやつを選んで買ってその場で焼いてもらったやつが絶品
串焼きの肉も、ピザみたいなんも美味かった
特筆すべきはサトウキビジュース、サトウキビをかなり力技でローラーにかけて搾る、びっくり仰天の美味さ

宿に戻ってマークンまあちゃんおやすみ、私は再び部屋を出る
はっきり言って期待してた
ここは世界遺産の街、ザンジバル・ストーンタウン、毎年世界的音楽祭が開かれる音楽の街、木曜の晩にライブがやってないはずはない
ところがホテルマンは残念そうに首を振った
「今日はラマダン明け前夜だ
明日ならそこのリビングストン、その向こうの××、あっちの××、その向こうの××、いろいろやってるけど今日はない」
がっくし
ほんとにがっくし
この日が最後のザンジバルなんだ

仕方ないのでとりあえず名前があがってたリビングストンに行ってみる
しゃれたバー&レストラン、人でいっぱい(観光客8割)、でもライブはない
エリッキという地元男と話した
キリマンジャロ近くの大都市アリューシャ出身の建築を学ぶ学生、といっても30代ぐらいに見えた、男前、多分いいとこの出なんだろう
気持ちよさそうにタバコを吸ってるから、珍しいね、というと、エリッキ、
「クリスチャンだからな(内陸はほとんどがクリスチャン)
でもラマダンが開けたらイスラム教徒もバンバン吸うよ
タバコどころかマリファナもな」
えっここじゃ合法なのか?
「違法だけど警察からは隠れて吸うさ
日本だって同じだろ?」
いやそれはない、少なくとも俺の友達にはいない、と言うと、そりゃあんたの友達だけだろ、て言わんばかりにあっはっはと笑った
実際そうかもな

エリッキと別れて他の名前のあがった店を探すが名前覚えてなく苦戦
妙な建物を見つけた
入り口は人(地元民のみ)があふれてるけど中は真っ暗、でもその奥は明るくなってる
覗きこんでいると、入り口近くの男、恒例のスワヒリ語挨拶を仕掛けてくる
もうお手の物だ
ジャンボ→ジャンボ→マンボ→ポア→?(忘れた)→ボンバ→スワヒリ語話せるのかい!(と言ってると思う)→キトーーーゴ!(ほーーーんの少し!)
その後もお決まり
中国人かい→違うよ→コリアかい→違うよ→日本人かい→そうだよ
意外にいつもこの順番
続いて
「女欲しいか?」
これは初めてだ
要らないよ
「マリファナ欲しいか?」
おっとこれも初めて
要らないよ
「単に酒を飲みに来ただけなのか?」
そうだよ
こういう時、こっちの人は心底がっかりした顔をする
(まあちゃん曰わく「がっかり顔が上手い」)
肩をすぼめ眉をひそめるようなんじゃなくて、顔から表情が消える
これが人間の真のがっかりなんやなあと思う
「おわ!」
とか叫びながら中の暗がりからエリッキ登場
またあったね、さあ奥へ行こう
独りなら入れてなかったろうな
暗い部屋を通り抜け階段をあがると天井がない屋上のような広いスペース、地元民でいっぱいの飲み屋だ
なんかのケースをひっくり返したテーブルで飲む
隣のテーブルから向こうのテーブルから声がかかる
こっちへ来いよ、明日予定あるかい?
エリッキ、
「やつら儲け話たくらんでるんだ
ドルフィンツアーとかスパイスツアーとかな
でもあんたは明日ザンジバルを離れるんだよな、ははは
どころで俺の故郷アリューシャもいいとこだぜ、立ち寄ってみろよ」
いやそれは無理、日程組んでしまってるから

そう、アリューシャには行くはずもなかった
よもや、旅の終盤、行くはずもないアリューシャで大冒険が繰り広げられることになろうとは、この時点では知る由もない
まあとにかく音楽もなしにザンジバル最後の夜はふける
エリッキのおかげでそれなりには楽しい夜だった

タンザニア旅行記6-2、カポエイラ@ストーンタウン

2010-11-01 09:04:40 | アフリカ旅行記
象ホテルの目の前がビーチ
そりゃ街中のビーチだからね、前日までのような大自然リゾートってわけにはいかず、すぐ脇に大型貨物船が停泊してたりするが、とにかく海は海、ガイドつき観光は2時間ぐらいで切り上げ、私とマークンは海に出た
写真は昼飯前のもの、この同じ海で浮き輪のマークンと泳いでたんだ
ビーチは日光浴の金髪ギャルと物売りだけ
その時だった
突如バクちゅうしながら嵐の登場、黒い軍団
延々繰り広げられるアクロバット
「なああれカポエイラちゃうか?」
「ちゃうやろ」
私興奮、マークン冷静
ビーチへあがり、軍団近くを陣取って砂遊び開始、しばらくチラチラ見ていたら、尻尾を出しやがった!ジンガ、ていう左右にステップ踏む独特の動き、一瞬!砂遊びに夢中のマークンの首をグイッと回して「ほらカポエイラやん!」
それから2人で地味にアピール、三点倒立、逆立ち(秒殺)、側転、軽くジョゴ、しかし気づいてもらえず
座り込んでる軍団の一人に話にいった
君たち、カポエイリスタ?
「彼らはそうだよ、俺は違う、ただの友達だ。何?君らもそうなのか?参加して行けよ!カポエイラは別に珍しいもんじゃないよ、ザンジバルでもタンガニーカでもビーチというビーチ至る所でやってるよ」
いやいや僕たちこんな凄い人たちに交じれないです!
と言いつつ戻って引き続きマークンと地味にアピールしてたら、はっと気づくと連中バクちゅうしながらあっという間に立ち去ってしまった
おそらく、連中はどこかの道場で真面目にカポエイラに取り組んでて、アクロバットの練習をつぶれても痛くないビーチでやってるんだろう
それにしてもカポエイラを作ったのは連中の親戚だぜ、遠くブラジルで奴隷として虐げられてた、もう少し感傷的でもいいと思うけど、とことん明るいカポエイラだったな
カポエイラは、明るくていいのだ
明るく旅は続く