地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

最後の「心の旅」 その2 結果

2011-09-30 14:07:03 | 健康
九度山の帰りしにある事件があって、それが今回の気づきにつながった
翌日、鍼灸を受けに駅へ
人二人ギリギリすれ違える水道橋を渡る
前方から婦人
だいぶ向こうで立ち止まって避けてくれる
私は足早に「ありがとうございます」と通り過ぎる
婦人は「いいえ」と答える
いつも通りの光景だ
だが、私の心の中は全然違った
なんて壮快な気分!
こう思った

俺は今までなんて可哀想なやつだったんだろう
結構爽やかに振る舞ってたつもりだったけど、文字通り、爽やかに「振る舞ってた」だけだなあ

以前はこの橋で人とすれ違うたびに、こう思ってた

俺は景色を見たり川を見たり魚を探したりしながら歩いてる
橋ですれ違うのに一番効率的な方法は、ギリギリまで互いに意識せず、ただし左右のどちらへ寄るかの意思表示だけはしておいて、ぶつかる寸前で互いにサッとよけあう方法だ
実際に同年代以下の男性はそうしてる
ところが早くから避けて待たれると、景色も楽しめず全力で通過せねばならない
親切があだになってるんだよ!

でもこの日は違った
何にも思わない
挨拶が心地よい
誰かに避けかたどう思う?て聞かれたら?
うーん…
婦人はそれがいいと思ったんやろね、俺はそうは思わないけど、それが何か?ぐらいかな?

私は、もともと、自分の意見と違う意見を目にしたら、冷静でいれない人間だったのだ
それを、ややこしい複雑あたまが無理やり抑え込んでいた
様々な問題の遠縁がそこにある
ところが、ガンになり、やがて健康を回復する過程で、複雑あたまが単純あたまに変化していく
自分の意見と違う意見に対して、冷静を保てなくなる
さすがに赤の他人に意見することはないけど、友人知人家族に対しては態度が変わって行く
まずは、ビクターセガワさんの将棋ツイートへの反応のあたりから怪しい
羽生がなんぼのもんじゃい渡辺じゃい渡辺、的なツイートを執拗に繰り返していた
最近ではカッサーとのやりとり
他にも、何のこと?と言われるかもしれないけど、妹、義弟、まゆちゃん、サカイさんに、普段なら書かないコメントを書いてる
内容を思い返すと、全て、自分の意見と違う意見を目にして、自分の意見を語ろうとしている
遠回しだったり、結局言ってなかったりもするけど

もともとの状態は、ストレス的には大変だけど、社会的には問題なかった
それが、複雑あたま→単純あたまの変化で、社会生活不適合者に近い状態になってしまってたようだ
でも、もう大丈夫
最後の心の旅がバッチリ決まったよ
もう、自分の意見と違う意見を目にしても、何とも思わない

ただし、子育てだけは別だ
子育てについてはついムキになってしまう
まだなんかある?

ま、それはそれとして

つづきます