地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

書評、泉谷閑示、「普通がいい」という病

2009-12-24 20:22:00 | 文化
精神科医、日本の精神風土の問題点と我々個々人が取り組むべき方向性を語る
まあちゃんが買ってきた本
もし私が本屋で手にしてたら、まず間違いなく出だしで辟易して戻してただろう
だってキーワードは「本当の自分」だぜ、そんなもんどこにもないさ、今の自分が自分だ!
だが読み進むうちにわかった
ここで言う「本当の自分」とは、限りなく「体」に近い「心」のこと
旧約聖書、横尾忠則、中原中也、ミシェル・フーコー、フロイト、シェイクスピア、パスカル、ニーチェ、ルソー、イソップ、夏目漱石、エーリッヒ・フロム、谷川俊太郎、密教、親鸞、などなど素敵な引用とわかりやすい説明
一昨日、会社帰りに読み終わった私の中で、何かが発動した
意識下に抑圧されていたこと「私はアホだ」、突如頭で暴れ出す
昨日(祝日)、ふらふらの私はマークンの遊ぼう攻撃にいつものように応えられない
野球、オセロ、トランプ、風船バレーのみ
おっとっと遊びは断った
散髪行ったけど「今月の散髪直後」撮らず、こんなん初めて
晩飯のときマークン「今日は面白くなかった。お父さんとあまり遊ばなかった」
悪いことした
今朝出勤途中、突如覚醒
私はアホだ、それがどうした、いいところも沢山ある(はず)さ!
私は一旦死んだ
そして生まれ変わった
多分私は共感力が強すぎる
この本、内容が面白い上に、終盤、著者がなんでこんな考えに至ったかの説明があって、それがぐっと来たためもの凄く影響を受けてしまった
真実を知りたければ是非読んで
一旦死ぬのが怖かったらやめておいた方がいいよ

この本を取り上げたまあちゃんに感謝
そして一昨日~昨日はいろいろ悪かった