地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

書評、久徳重盛「自宅で治せるぜんそく根治療法」その1

2009-10-14 08:04:13 | 文化
この本の凄さを説明するにはまず現状のぜんそく治療を説明せねばならない
過去、ぜんそくの発作で死ぬ人は年間一万人以上いた
近年、ステロイドの吸引が発明され、死者激減、今は三千人以下だったと思う
飲んだり塗ったりするのと違い、吸引ならほとんど副作用はない
ここで一つのパラダイムシフトがあった
今のぜんそく治療では、医者は「ぜんそくを治す」とは言わない
「ぜんそくをコントロールする」と言う
ステロイド吸引をひたすら続けて炎症を抑え、それでも悪くなった時は気管支拡張剤などで急場をしのぐ
まさにコントロール、素晴らしき発想の転換、何も完治しなくともキチンとコントロールすれば不幸な事故は防げるのさ!
でもこれには一つ問題がある
根治しない以上いいときと悪いときがある
私の場合悪いときでもライブ時はアドレナリンのおかげで問題ないが、寝不足の本番はきついし、それに練習ではアドレナリン出ない、練習にならない

そんななか出会ったこの本
ぜんそく「根治」だぜ
今の医療を真っ向から否定してるんだ
筆者は言う
「初版発行から二十年、自らのクリニックでのデータから改版を重ねてきたが、この治療が根付くにはあと二十年かかるだろう」
すごい本だ
まあちゃん有難う
次号、ポイントの解説と私の取り組みを説明する