温泉クンの旅日記

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昭和記念公園 (2)

2011-05-18 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <昭和記念公園(2)>


 目的の花、ポピーをみたので、ここからゆっくり戻ることにする。

 公園に巡らされた道路は幅がかなり広い。これも大規模な震災が発生したときに避難地として充分機能するようためだ。



 広いために、園内にはパークトレインという汽車型のバスが園内を走っている。
 歩いていると、空が広く、建物もまず見えないことからも広さを実感する。



 日本庭園の区画に寄ったが、ここだけでひとつの巨大公園である。
 ひょっとしたらこの日本庭園だけで、金沢の兼六園より広いかもしれない。



 庭園にマッチしている綺麗なトイレが設置されていた。公園内には、かなりの数の広くてきれいなトイレがあるが、これも避難地として機能させるためだろう。

 わたしは日本三名園にも、栗林公園にも行っているが、それに比べてとにかく恐ろしく広い。
 広さを帰って調べてみた
 それぞれのだいたいの広さを紹介しておくと、金沢の「兼六園」は三万坪(10ヘクタール)、水戸の「偕楽園」と岡山「後楽園」はだいたい同じで四万坪(13ヘクタール)である。
「広かったなあ・・・あそこは・・・」と思いだす、高松の「栗林公園」で、二十三万坪(75ヘクタール)。
 さてこの昭和記念公園、五十四万坪(180ヘクタール)というのだから、やっぱり桁が違うはずだ。ダントツ、ブッちぎり。



 洒落たベンチがあったので、ひと休みする。
 公園内では、もちろん煙草は限定された場所でしか吸えない。



 躑躅の小さな群生があった。



 ひと花ひと花、瑞々しくて元気である。

 小さなネモフィラという花の畑。





 なんとも可憐な花である。
 この花の名前はわたしには初めてのような気がする。

 この公園だが、家族連れや団体、犬連れなどには最適と思うが若いカップルには広すぎてどうなのだろう。まあ歩くだけでなく、ボート遊びもできるらしいからいいか。
 弁当の持ち込みはいいらしい。レストランもあるし、屋台みたいなものもあって軽食も食べられるが、花見のときここで酒は呑めるのだろうか。気になる・・・。

 あまりの広さに、ここが東京とは思えないほど遠くへ来たようで、驚くほどリラックスできた。まるで、旅をしたと同じ転地効果をわたしにもたらしてくれた。

 ところで喉が渇いた。
 そうだ、帰りには吉祥寺で降りてディープな焼鳥屋、「いせや」にでも寄るとしよう、か。
 ゲンキンなもので、そう決めたら急に足取りが軽くなった。



 今日はたっぷり歩いたので、ダークダックス・スタイルの立ち飲みでなく、できれば椅子席がありがたいのだが・・・。



  →「昭和記念公園(1)」の記事はこちら

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