温泉クンの旅日記

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足立美術館(1) 島根・安来

2016-07-27 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <足立美術館(1)>

 島根県安来市にある足立美術館は昭和四十五年(1970年)、創設者である地元の実業家「足立全康(あだち ぜんこう)」が七十一歳のときに創立した。



 美術館は横山大観を中心とした近代から現代の日本画の名作千五百点を収蔵している。
 収蔵している絵画や陶芸の作品もすごいが、五万坪の日本庭園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで桂離宮などの庭園を抜いて十三年連続(2003年~2015年)日本一に選ばれて世界的な評価を得ている。

「庭園もまた一幅の絵画である」
 これは創設者の言葉である。

 美術館といえば、イコール撮影禁止が常識だがここの庭園は撮影が許可されている。太っ腹でなんとも素晴らしい。千葉の猫の美術館に続いての撮影フリーだ。もっとも来館する客の数が半端ではなく多いので、人を入れずに写すのが大変そうだが。

 この庭の奥に茶室「寿立庵」があり、抹茶を楽しめるそうだがまだ美術館に入ったばかりだ。





 館内には「生の額絵」といって、窓がそのままに額縁になっているところがあちこちにある。ということはこの額縁、天候とか季節によって絵が変わるわけだ。





 まずは「苔庭」である。







 圧巻に広い眺望の「枯山水庭」だ。








  ― 続く ―


   →「匝瑳、猫の美術館(1)」の記事はこちら
   →「匝瑳、猫の美術館(2)」の記事はこちら
   →「匝瑳、猫の美術館(3)」の記事はこちら
   →「匝瑳、猫の美術館(4)」の記事はこちら


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