温泉クンの旅日記

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昇仙峡(2) 山梨・甲府

2007-11-28 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <昇仙峡(2)>

 昇仙峡について解説されたものを抜粋要約すると次のようになる。

  <・・・昇仙峡は甲府盆地北側、笛吹川の支流の荒川上流に位置する渓谷で、
  千娥滝の奥に昇仙峡ロープウェイの運転開始や、御岳昇仙峡有料道路が開通で
  いまや甲府市内最大の観光地である。
   秩父多摩甲斐国立公園に属し、同公園を代表する景勝地として知られてい
  る。
   正式名称は御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)という。全長五キロに
  わたる渓谷一帯には、花崗岩を深く侵食して形成された奇岩が至るところに
  みられる。観光地として栄えたのは江戸時代後期に遡るという。



   名所として覚円峰、千娥滝、いろいろな奇岩や巨岩など見所が多い。
   また豊かな自然に恵まれ、国内にいる鳥類のほとんどが棲息しているといわ
  れている。
   千娥滝近くの影絵美術館は藤城清治の作品を中心に影絵や切り絵が展示さ
  れ、毎年30万人が訪れている。この美術館は1994年に世界一の影絵美術館と
  してギネスブックに掲載された。
   ロープウェイの頂上には弥三郎岳があり、富士山や南アルプスを観ることが
  できる。>




 土産物屋が現れそして増えてくると、だんだん登りの道がきつくなってくる。
 やはりトテ馬車を待てば良かったか、とすこしだけ後悔する。



 昔、覚円が畳数畳敷ける広さの頂上で修行したと言い伝えられている「覚円峰
(かくえんほう)」である。






 おっ・・・あそこはすこしだけ紅葉している。



 千娥滝が近くなると、上のほうからの観光客が団体でおりてきた。狭い道なので
すれ違うのもひと苦労する。早めのスタートだったのでこれでもまだいいほうだろ
うが、あと一時間ぐらいしたら、ここらへんもごった返すことだろう。

 石門である。あとは橋を渡れば滝はすぐだ。かなりヘトヘトになってきた。



 一番奥にある千娥滝(せんがたき)。



 ものの本によると「地殻の断層によってできた。高さ30mの壮麗な滝は新緑から
紅葉、雪景色と四季にその美しさを装います」とある。
 写真スポットには多くの観光客がいて滝だけの写真をとるのに苦労する。

 とにかく、けっこう疲れた・・・。とても帰りも同じ道を歩く気はないし、いま
たっぷりの昼飯食ったら復路の運転も居眠りしそうな予感がする。

 滝を観賞して、残りわずかな元気を掻き集めて急な階段を一気に登りつめると、
周りの土産物屋を見る気も失せてタクシーを拾ってしまったのだった。


  - 昇仙峡(1)の記事はこちら -

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