新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

倒食

2024年03月09日 | 四柱・その他


先回のブログでは少子化について書いてみました。
皆様はどの様に思われましたか?
国の定義は、国土と国民と主権ですが、国民が増えるということは 国に勢いがあるということになります。
一つの家系でも、一組(二人)の夫婦で始まった家系から、末広がりに子孫が増えていくということは未来に希望があり嬉しいことだと思います。
最初の一組の夫婦の生き方が、家風となり歴史となって遺伝されていくのだと思います。
仲の良い夫婦…夫は妻や子の為、妻は夫や子の為に生きる。
その様な家庭で育った子供は両親を尊敬し、結婚に対して希望を持つと思います。

四柱推命的には、良い命式を持ち、大運の流れが時に合った命式の持ち主は、比較的順調に出会いと結婚と出産を迎えられるかも知れません…。
しかし、命式の並びに凶星があり、冲・刑の多い命式で、大運の流れが時に合わない場合には、環境が整わずに就職・結婚・出産等がスムーズでない場合も多い様です。

上図はある女性の命式です。
結婚適齢期の数え25歳~36歳の大運が劫財・比肩と分離運でした。
結婚とは一つになるということですので、その適齢期に分離運が来るのは良いとは言えません。
その様な中、比劫の大運が過ぎ この年に早産…
命式本体の土の偏印と、行運支の土(未・丑)の偏印が土尅水と水の食神を強く剋す年(倒食)となりました。
土の偏印の悪さを抑えるのが木の財星ですが、金の比劫が金尅木と弱い木の財星を強く剋す年でもありました。
また、辛にはメスという暗示もあります。
何かの清算が必要な年だったのかも知れませんね…

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