おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

真空管の動作温度とハンダの融点

2017年04月26日 | 真空管アンプ
放射温度計で動作中の6550の温度を測ってみたら最高が大体140℃くらい。
私が使っているスズ60%、鉛40%のハンダは融点が183℃~190℃となって
いてあまり余裕がない。
今まであまり意識していなかったけど、真空管ソケットへのハンダ付けは
チョン付けを避け、引っ掛けるか絡げるほうが良さそう。
アンプの動作中にハンダが溶けて配線が外れたなんてあまり聞かないけれ
ど、真空管を過酷な高温となる条件で動作させる場合は注意が必要だね。
私は6550を軽く使うようにしているからあまり温度上昇はないと思って
いる。6550のプレート損失は最大42Wだけど、私のは14Wだから33%。
データシートでのバルブ温度は最高250℃だからハンダが溶けてしまう。
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3 コメント

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温度 (daikunomokichi)
2017-04-26 21:29:26
おんにょさん今晩は。
私は今まで温度について無頓着でした。
考えを改めなければと思いました。
ついでと言ってはなんすが、アンプ作りの電線についてアドバイスをお願いしたいです。
私はAWG24~AWG20を使っていたのですが耐電圧と温度について何も考えていませんでした。私の手元にUL3265,UL1007,UL1015がありますが、どの様な使い分けをしていますか?
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Re: 温度 (おんにょ)
2017-04-26 21:43:23
daikunomokichiさんこんばんは。
UL3265 150V 125℃、UL1007 300V 80℃、UL1015 600V 105℃です。
UL3265はGNDと半導体関係の配線、UL1015は特に高い電圧の+B配線、UL1007は
それ以外の一般的な真空管アンプの配線に使っています。
UL3265は電圧の定格が低いのにご注意。
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Re: 温度 (daikunomokichi)
2017-04-27 05:53:25
早速のアドバイス、
ありがとうございます。
UL3265 125V件了解しました。
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