８月６日、５７９回目の「火曜日行動」です。

暑い熱い火曜日です。

今日のレポーターは、ハルモニ会のホープ木村さんです。

写真撮影は松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね。応援よろしくお願い致します。

長崎さんの第一声始まりました❗

☆長崎さん

今日も炎天下。猛暑が続きますが、元気に579回目の火曜日行動を始めて行きましょう。

今日は8月6日です。79年前の今日、日本に原爆が落とされました。広島でも多くの朝鮮人が被爆しましたが、その死を悼む碑が建てられるまでには、ずいぶん長くかかりました。

そして、まだ植民地主義も残っています。「あの国は怖い」と差別と偏見をあおり立てる政治の中で、福祉・医療が切り捨てられ、防衛費ばかりが増え続けています。

79年前の広島では、1発の原爆で15万人もの人々が亡くなりましたが、今、ガザで同じように多くの人々、子どもたちが瓦礫に埋もれて亡くなっているのです。

参加者の皆さん❗

劉先生がマイクを持たれました。

☆劉先生

万博への招待が各学校に送られていますが、朝鮮学校に対しても「分け隔て無く」招待が来ました。子どもたちに万博を見せてやりたいのはやまやまですが、安全面などを考慮して「検討中」と答えておきました。

万博には、初級から高級まですべての大阪の朝鮮学校が「分け隔て無く」招待されたのに、他のことに関しては「各種学校だから」とか何とかで、排除され続けています。

先月末は、各学校の納涼祭が開催され、オモニたちが学校のため、子どもたちのために、それこそ汗水垂らしてがんばっていました。

「分け隔て無く」をキーワードにして、大阪府庁の皆さん、子どもたちのために、「分け隔てなく」お願いいたします。

大野さんもマイクを持たれました。

☆大野さん

今日、広島で慰霊の集いがおこなわれました。口先では「核廃絶」を言いながら、実際は戦争への道を突き進んでいます。

原爆資料館のリニューアル工事では、遺体が埋まっているところでも、ていねいに掘り起こすことなく、そのまま進められたそうです。

79年前、無条件降伏を呼びかけるポツダム宣言が出された後もなお、日本は天皇中心の軍国主義に固執して、ポツダム宣言を受け入れませんでした。その後、トルーマン大統領は日本への原爆投下をおこなったのです。

これからも反戦に向けてがんばっていきたいと思います。



参加者の皆さん❗

キムさんがマイクを持たられました。

☆キムさん

数年前までは「連日30度超えの暑さ」と言っていたのが、今や連日40度近い猛暑というべきですね。オリンピックは見ないつもりでしたが、好きな選手だけはついつい見てしまいます。(^^ゞ)

そんなオリンピックでも、ダブルスタンダードがまかり通っています。ロシアは国としての参加が認められず、選手の個人参加になっていますが、イスラエルは堂々と国として参加しています。まずは国際的な差別をなくさなければなりません。

核兵器についても、朝鮮の核は悪だと言われますが、そういう人がアメリカの核については何も言いません。これもダブルスタンダードです。

なぜインターナショナルスクールはよくて、朝鮮学校はだめなのか、これもそうです。

先日、ウトロでライブがあり、あらためて祈念館を見てきました。感じたのは、私たち朝鮮人・韓国人はひとつだということです。

理不尽なダブルスタンダードが無くならない限り、差別はなくなりません。

オモニ会の皆さんがマイクを持たれました。

☆オモニ会

私たちは朝鮮学校に子どもたちを通わせている保護者です。仕事が毎日あって、今日は仕事を抜けてこの場にいる人もいます。

先月は各地の朝鮮学校で盛大に納涼祭がおこなわれました。地域の方々、日本の方々からもベルマークなどたくさんの支援をいただいています。

日本の学校の交通指導の方々が、朝鮮学校に通う子どもたちの名前を覚えて声をかけてくださっています。
そのように、補助金の方も支援をお願いします。

みんな一緒にシュプレヒコールと合唱です。

☆オモニたちの歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ！

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな！

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ！

・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ！

・行政が差別するな！

大村さんのアピールと最後の合唱です❗

☆大村さん

今日で579回目の火曜日行動。そして今日は8月6日。79回目の原爆が落とされた日です。今日の平和公園では、朝6時から警備が敷かれ、一般の市民が入れなくなっていました。広島の学校で平和教材として使われている「平和ノート」から、『はだしのゲン』や作者の中沢啓治さんの生い立ちを書いた文が削除されてしまいました。広島でさえ、教育から核の生々しい体験が消されています。

岸田首相は「核の傘の下で平和が保たれていく」などと述べ、核廃絶に本気で取り組む姿勢がないことは明らかでした。

当時軍需工場の町で会った広島には多くの朝鮮人がおり、7万人が被爆しました。そのうち4万人が亡くなり、2万3千人が南へ、3000人が北へ帰りました。その後、運動の力で被爆者手帳は外国人でも持てるようになりましたが、朝鮮民主主義人民共和国で被爆者手帳を持っているのはただ1人。その方も、国交がないため、日本に来ることができていません。私たちはそれを心に留めておかなければなりません。

先週この場に来られていましたが、九州の小倉駅でたった1人でデモをされている方がいます。（途中で6人に増えました）その方は、無償化は「特権」ではなく、当たり前の権利だとおっしゃっておられました。

☆『勝利のその日まで』

火曜日バンドは不滅です❗



いつものように駐輪所に集まり申し送りをしました。

来週は皆さんの健康も考えて盆休みをとることになりました。お間違いの無いようにね。２０日に又お会いしましょう。

7月３０日、５７８回目の「火曜日行動」です。

炎天下、



５７８回目の「火曜日行動」が行われました。

今日のレポーターはハルモニ会の平田さんとお若いヨシナリさんです。

写真撮影は松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。

長崎さんの第一声始まりました！

長崎さん

本当に暑いですね。みなさん、府庁で働いている皆さん、ごくろうさまです。
朝鮮学校に通う子ども達の夢と希望を奪わないでほしい、その思いで立ち続けて５７８回目になりました。酷暑の中今日も沢山の方が参加されています。

２７日に、北大阪初級学校で納涼祭が行われました。２８日には、大阪朝鮮初級学校で納涼祭が行われました。準備で汗を流された方、参加して懐かしい人たちと交流して過ごされた方、子ども達の公演に胸を熱くされた方、その方達もここに来られています。

みなさんにアピールをお願いします。

陶山さんがマイクを持たれました。

陶山さん

こんにちわ　私は守口で教育現場にいました。
４０数年前、小２の子どもの日記に「”朝鮮帰れ”と言われていやだった。」という記述があり、近くの城北朝鮮学校に行って色々教えてもらって取り組みを始めました。

指紋押捺拒否の子どもの入学があり、学校全体で取り組まなければならないということで、城北朝鮮学校との交流が始まりました。

４０数年前はまだ民族学級はは少なかった時で、子ども達を集めて、民族の言葉、民族の文化を学ぶために「ハギハッキョ」というのを始めました。その「ハギハッキョ」に小学生から来ていた子が、高校３年生になってカミングアウトをしました。そして卒業後は様々な活動をし、民族講師としても活躍していました。その彼女が２７日のサマーフェスタにはオモニになっていて、オモニ会、女性同盟の一員として売店で働いていました。嬉しかったです。

帰り道では音楽が遠くまで聞こえていて、地域の中に溶け込んでいるなと感じました。吉村知事、そういう関係を大切にし、教育環境を整えてください。

はるばる九州地方から来てくださいました。お子さんも連れてです、頭が下がります。

赤ちゃんを連れて九州から来てくださった李さん、決してあなたをわすれることは無いでしょう。

九州から来られたリさん

お疲れさまです。２人の子どもがいて、１人は九州の幼稚園に送っています。

私がなぜ今日、ここに来たのかをお話したいと思います。高校無償化が２０１０年に施行され、２０１２年に朝鮮学校が除外されました。２０１３年から各地で裁判が起こりましたが、最高裁までいって敗訴という結果に終わりました。私達は納得がいきませんでした。

しかし、その時私は、ただただ裁判を見守ることしかできませんでした。
高校無償化に対し、自分自身が何か出来なかったのか、なにをしなければいけなかったのかを考えたら居てもたってもいられなくなりました。

出産して、生後６カ月の子を背負って、毎週木曜日、小倉駅に立つことを決めました。

それから３年、この子と一緒に立ち続け、街を行く人に朝鮮学校が今置かれている状況についてお話をしています。中には、暴言を吐く人もいました。１人でやっていた時は、下を向いたまま何も言えなかった時もありました。いつまた、そういう人が私の子どもに暴言を吐くのではと、すごくこわい思いで3年間立ち続けました。そんな中、道行く人の中で参加したいという方がいらっしゃいました。今は、最低でも6人。一緒に立ち続けています。

朝鮮学校に通う子ども達が受けるべき学ぶ権利は特権ではなく、当り前の権利です。

全ての子ども達に与えられるべき権利が、なぜ朝鮮学校に通う子ども達だけにあたえられないのでしょうか。説明できる大人がいるでしょうか。大人の都合で外されたんです。

私達大人は、子ども達に対して安心して安全に学べる環境を残していかなければいけないと思います。私にできることは、小倉の駅に立ち、お話して1人でも多くの人に、朝鮮学校に理解を得ることだと思っています。

木曜行動で、道行く人が御好意で寄付をしてくださいます。頂いたお気持ちで、自分達でチラシを作り配っています。先週、ビラ配りをしている時に、通りすがりの日本の高校生がチラシを受け取り、無償化の問題、詳しくは知らないが簡単には知っていると、高校生3人が一緒にビラ配りをしてくれました。

お互いの当り前を認め合えるような社会を私達大人の手で共に作っていきませんか。
高校無償化実現までどれだけ長い時間がかかるかわかりません。それでも、ここで諦めてしまったら、除外を認め、受け入れたことになります。

幸いなことに、各地でこうやって同じような気持ちをもった方達が一緒になって声を上げています。どんな思いで行動をつづけているのか知りたくて今日、ここにやってきました。

地域は違えど、子ども達が安心して安全に学べるような社会を共に力を合わせ作っていけたらと思います。今日はありがとうございました。




間で、長崎さん

今日はグランマ号のＴシャツを着て、参加している方がおられますが
釜ヶ崎でＴシャツを販売して、朝鮮学校への支援ということで取り組んで頂いている、新井さんがここに来ておられます。

新井さん

皆さま、新井と申します

朝鮮学校支援のＴシャツ今年で10年目なんです。どんどん皆さんに広めていきたいと思っています。
今年120枚作りましたが、ほぼ無くなり
追加を60枚。

ご予約頂いた方には、今日持って来ました。

「菊池事件」とゆう漫画のパンフレットも持って来ました。
ハンセン病を元にした非常に酷い裁判、見えない療養所内での裁判所での安易な判決、それはおかしいとゆうことで再審請求されています。

パンフレットを頂いたのは同じくハンセン病と闘ってる島根の方です。

その方も4年前から朝鮮学校の問題にも心して頂き、Ｔシャツも買ってくださいました。

ハンセン病や菊池事件など、わからないこともお互いに関心を持って繋がり、闘って行けたら。

金銭的な支援だけでなく、無償化が適応され補助金が復活できるまで微力ながら続けていきたいと思っています
これからもよろしくお願いします。

長崎さん↓

私も活動の中で、朝鮮学校でこんな問題があるよと語らせて貰い、朝鮮学校への理解を深めて頂いたうえでＴシャツ買わない？ってことから繋がり、思いがけず東京や九州…いろんなところでこの支援が広がっています。

リュウ先生もマイクを持たれましたよ。

北大阪ソンセンニム

マイクを持つのは久しぶりですが、少しだけ話させて頂きます。
この場所での火曜日行動、578回目ですが
私自身この火曜日行動は高校生、大学生の頃も参加をしました。

教師となった今でも、今だに行われていることに憤りを感じます。

高校で舞踊・歴史を学び、朝鮮の言葉を学ぶことに誇りを持って一生懸命学んできました。

大村先生が、この火曜日行動が一日でも早く終わって欲しいと言ったのを覚えています。それが、今教師になり学生に教えたい一心で仕事をしていますが、何も変わっていない。

学生のころに火曜日行動、金曜行動、代表としてスイスのジュネーブにも出かけ、この問題を訴えて動きました。
世界に出るとたくさんの方々がこの問題に理解をし認識を持ってくださり、共に行動してくださいます。

日本ではどうしたものか、私達を反対し無くそうとする勢力がいつまでも無くならないことが、悲しいです。
朝鮮学校で自分達のことを学んでいるだけなのに、何がいけないのか。
小学生という年齢で子どもたちは疑問と闘いながら日々学んでいます。

12年を超えている事実がおかしいことです。

今の子供達が大人になって、火曜日行動はもう無くなっていて来ることもないように
私の代で、終わりにしたいです。

北大阪オモニ会のお若いオンマもマイクを持たれました。シュプレヒコールと合唱が続きます。

北大阪オモニ

皆さん暑い中お疲れ様です
北大阪朝鮮初級学校 2年生の母です。

府庁のみなさまもお疲れ様です
朝鮮学校への補助金再開を求め、高校無償化、幼保無償化即時適用、朝鮮学校への差別の是正に向けてアピールさせて頂いております。

ご支援くださる日本の方々とウリトンポ達が共に力を合わせ、朝鮮学校への理解を求め、子供たちへの学ぶ権利や差別を無くし、違いを認めあえる豊かな社会を作りましょうと世論喚起の為に本当に様々な動きがありました。
ウリトンポ達は各学区ごとに担当を決め、参加を呼びかけています。

ハルモニ・ハラボジ・オモニ達だけでなく
日本や韓国の市民活動をされてる方、
時には課外活動のひとつとして学生の参加も。
毎週参加の初級・中高級オモニ会、仕事の合間に抜けて参加されるオンマなど、コロナの最中でも実にいろんな方々が続けてきた地道な活動は 、578回にもなりました。

これからも当事者の思いを伝える場、
連帯の場として、みんなで声をあげましょう。　コマッスムニダ。

火曜日バンドは不滅です！！

最後のアピールは大村さんです！

大村さん

今日で578回目です
今日も猛暑日ですが、これからもたくさんのオモニやソンセンニム達や日本人達
たくさん駆けつけてます。
子供達が学ぶ権利というのは、誰でも一緒のことなんです。お願いではありません。

朝鮮学校を差別すること、在日朝鮮人を差別することは、当事者だけの問題ではありません。日本人、日本人社会の問題です。

当たり前の権利がちゃんとなるように
あきらめない気持ちで歌いましょう。

合唱「勝利のその日まで！」

고개를 들어요 한숨을 거두자요
아이들의 웃음을 빼앗길순 없잖아요
포기를 말자요 단념도 하지 말고
전진만이 우리의 길 승리의 그날까지

空を見上げよう　ため息つかずに
奪われるものか　子どもらの笑顔
諦めるまい　断念するまい
進もうわれらの道　勝利のその日まで！

暑さは続きますが、来週も「火曜日行動」を行います。

8月１３日は盆休みになります。日程をご確認くださいね。

7月２３日、５７７回目の「火曜日行動」です。

暑い暑い体温より熱い日です。それでも皆さん府庁前に集まりました。理不尽な民族差別に抗って❗

今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんと小川さんです。写真撮影は松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね。

長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

　炎天下ですが水分補給をしながら、今日も577回、火曜日行動始めていきたいと思います。暑い中でも私たちを元気づけてくれるのが、火曜日バンドの皆さんです。朝鮮の曲、日本の曲を合わせながら演奏してくれます。

　夏の納涼大会が先日、南大阪で行われましたが、今度の27日には、北大阪・東大阪でも行われます。暑い時ですが、ぜひ皆さんご参加ください。

　朝鮮学校で学ぶ子どもたちが、自分の当たり前の学ぶ権利、ありのままの自分でいること、それを民族教育がいかに守り保障してきたのか、ぜひ足を運んでいただいて、朝鮮学校の子どもたちが、生き生きと学ぶ姿、親御さん方が、いろいろな困難がある中でハッキョに送っているのか、そんな思いを知っていただきたいと思います。

　私が朝鮮学校支援する原点は、保育士として民族保育をする中で、子どもたちが、かかわる人たちが変わっていく姿です。在日の在園率が70％を超える園で、両親とも日本人は私の子どもだけでした。後はダブル、ハーフ、そして朝鮮名を名乗る子どもでした。

　在日の保育士さんと日本人の保育士で、言葉を学ぶ、自分のルーツが素敵なものであることを知ってもらう様々な取り組みをしました。給食にビビンバやトックをしたり、おやつにチヂミをしたりしました。そんな中で在日の保育士さんが、本名を名乗って子どもたちの前に立った時、＜先生も朝鮮人なん、私も朝鮮人なんだよ＞と嬉しそうに話しかけました。朝鮮学校をこの日本の中で宝として守って行く原点だと思っています。

　ありのままの自分が朝鮮人として生き、自分の存在が認められ、それを共に喜ぶ人たちがいる、そんな学校として、地域のコミニテイーとしてあります。納涼会でその姿を見ていただきたいと思います。
それではマイクを渡していきます。



火曜日バンドは不滅です❗



崔さんがマイクを持たれました。

崔さん

　この現時点でリアルタイムで、全国、韓国領事館前で、米韓合同軍事演習に反対する、デモンストレーションを行っています。

　米軍と韓国軍は、8月19日から米韓合同軍事演習を行うことを公表しています。今までの軍事演習とは違うのです。朝鮮に対する核先制攻撃を想定したというものを前提にした、核先制攻撃シュミレーション軍事演習です。

　青森の三沢米空軍基地を飛び立ったＦ35ステルス戦闘機、この戦闘機には核爆弾を模した模擬爆弾、50キロトン級を搭載した、これが日本から飛び立ちます。それが韓国領域に達し、その間、韓国は戦闘機を保持し、朝鮮との境目の江原道（カンウオンド）の太白山に米軍の爆撃演習基地があるのですが、そこに飛来するというのです。とんでもない、核先制攻撃シュミレーションです。こんなものが行われたらどうなりますか？朝鮮半島においての核戦争が間違いなく起こります。

　日本は深くかかわってきます。少し前に日本が公表した、日米防衛外務閣僚会議2+２、それとセットして、有事の際に日本をアメリカがしっかり核を持って守りきるという。アメリカは戦争すると言っている。戦争するからしっかり日本も加担せよと言っている。日本政府は、解りました。積極的に加担します。だからしっかり核を持って守ってくださいね。こんな会議をやると言っているのです。とんでもない状況が我々の目前に差し迫っています。

　戦争がおこったらどうなりますか？とんでもないことになります。沖縄はもちろん日本も戦場になります。皆さんの子どもたちも戦場に引っぱり出されて、殺し合いに参加させられるのですよ。それが今目の前に迫っている。それが現状なのです。止めるのは今でしょう。

　少し前、沖縄の友人がＪアラートが鳴り響いているからと電話がありました。辺野古でカヌーで闘っている友人です。「Ｊアラート鳴り響いているやろ。朝鮮学校の子どもたち大丈夫か？いじめられてないか？どつかれてないか？いつでも飛んでいくよ。」

　今、我々に求められているのは、この想像力、この想いではないでしょうか。そのきっかけをつくるためこの場に立っています。

金さんもマイクを持たれました。

金さん

　皆さんご苦労様です。今お話があったように、在日の方も日本人も、戦争が近づいているという危機状況にあって、大勢の方が知らないということに憂いを感じます。先日も言いましたが映画見に行ったときに、南西諸島で自衛隊の基地がどんどんできていっているわけですけども、一旦基地ができたら、基地を拡大しようが、新たにミサイル配備しようが、住民にはほとんど事実を知らされないままに、配備が進んでいく。広島も、呉が戦前さながらの軍港化するという話も出てきています。西日本全般で、戦争のための準備がされていっているのに、その地域の住民さえ知らない事実があります。

　我々も、差別があって心痛め、将来に不安を感じていますが、それにつながっているいろんな事実に関して心細い。闘う側のネットワークもますます問われるかなと思います。

　もう一つ、先月、出入国管理法および難民認定法がまた改悪されました。日本の社会はアジアの民衆を人としてでなく物としか見ていないということを痛感します。教育を受け生活をする権利が本来あるはずの人間でなく、単なる労働力としか見ていない。

　日本は実はたくさんの人と仲良く平等に公平に共生せな日本社会は持つはずがないのに、将来の人々のことを考える頭持っている人が、この国のトップにどれだけいるかと思うと、ほんとにお寒い話です。

　人が声をあげないと気づきません。人が繋がって声をあげていきましょう。朝鮮学校が差別されている。何とか変えていこうという連帯の、それすら知らない人たちに知らせることによって、世の中には希望があるな、一緒に負けずに頑張っていこうという意気を高めていけたらいいなと思います。がんばりましょう。

　

呉さんがマイクを持たれました。

呉さん

大阪朝鮮学校父兄代表です。

大学４年２年、中３の子どもがいます。私も大阪朝鮮学校の教師をしています。５７７回のこの行動、ありがたいです。

末っ子が高校１年生ですが、変わらないままここにいるのが悲しいです。私立も無償化になり、私たちが税金払っても何も変わらない。高校でも奨学金借りて、大学でも借りて。親も頑張ってる。この日本で朝鮮語を習って朝鮮語を学ぶためにウリハッキョを選んでいる人達います。

日本がアジア、世界をめざす国になっていくのか、問われていると思います。よろしくお願いします。


歌　「声よ集まれ　歌となれ」

シュプレヒコール

子どもたちの学ぶ権利を保障せよ！

行政が差別するな！

朝鮮学校に高校無償化を適用せよ！

朝鮮学校に補助金を復活せよ！

みんなの力で豊かな共生社会を創ろう！



最後のアピールは大村さんです。

大村さん

府庁の皆さん、ご通行中のみなさん、今日で５７７回目となりました。

厳しい暑さの中でも朝鮮学校のこどものことを考えてほしいという思いで集まっています。
みんなの思いは一つ、朝鮮学校のこどもを差別しないでほしい。

先週、大阪朝鮮学校の各オモニ会代表の方と支援者と大阪府にこども基本法にのっとってやってほしいと要請しました。
大阪府の家庭局３人が対応していたが、オモニたちのせつせつたる訴えが胸にしみました。子どもをなぜ厳しい中でも朝鮮学校に行かせるのか、朝鮮人として生きてほしい、朝鮮学校はそういうところであると。だから朝鮮学校はいろんな不備あるが、こども基本法にのっとり子どもの人権の問題として答えていってほしいと思っています。

南大阪初級学校の夏祭りがありました。
朝鮮学校は在日朝鮮人のコミュニティの場です。学校をもりたてていきたいです。

人々の想いのつまった納涼祭です。来週もあります。ぜひ行って交流を持ってください。私もこの前、初めての友人といっしょに行きました。在日の人といっしょにビールを飲み焼肉を食べ、いろんな思いで友人は帰ったと思います。

朝鮮学校はそういう所です。あきらめないで歌を歌いましょう！

歌「勝利の日まで」

今日も洪さんが参加者の皆さんに冷たいものを差し入れて下さいました。

いつもいつもコマッスムニダ。

駐輪場での申し送りです。

納涼祭や色々なイベントが紹介されました。全部行きたいですね。来週も頑張ります。

7月１６日、５７６回目の「火曜日行動」です。

真夏のように太陽が照りつけています、どなたですか！？今日雨だとおっしゃった方は（フフフ）

今日は５７６回目の「火曜日行動」です。

今日のレポーターはハルモニ会の横道さんと井上さんです。

写真撮影は松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね。

長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

府庁にお勤めの皆さん、ご通行中の皆さん、こんにちは。暑い火曜日です。2012年4月17日にはじめて私たちは府庁前に立ちましたが、それから12年、今日は576回目になります。

行政が朝鮮学校を学校として認めない、朝鮮人は差別してもいいんだと行政がし続けて12年。嘗て人権の大阪として全国の教員の憧れの教育をしていた大阪の誇りを取戻すためにも私たちは今日もマイクを持ちます。

今日もわが子を朝鮮学校に送っている当事者であるオモニ、アボジの皆さん、お孫さんを朝鮮学校に送っているハルモニ、ハラボジの方々、朝鮮の歌曲、日本の民謡、沖縄の歌などを奏でてくれる火曜日バンド、様々な活動をしている日本人支援者、いろんな人たちが参加しています。

今、日本社会では、片方で「多文化共生」という言葉が錦の御旗のように広がっています。勿論、「多文化共生」は私たちが生きていく上で大切なことです。しかし、過去に植民地支配をしてきた国々、侵略戦争で傷を負わせてきたことにどう向き合うのかを抜きにした形で、日本で暮らす様々な国の人たちと表面的に仲良くしようと「多文化共生」が語られることが多いです。火曜日行動に来ていただいて、多文化とは何なのか、自分らしく生きることがなぜこれほど難しいのか、なぜ日本社会でここまで犠牲を払わないと朝鮮学校に通わせることができないのか、その理不尽さについて是非皆さんに知っていただきたいです。

これから各ハッキョでは夏祭り、納涼祭が行われていきます。朝鮮学校にとっては大切な財源です。オモニの皆さんは汗を流して暑い中、焼き肉やチョレギスープやチヂミなど沢山の料理を作って販売します。子どもたちや歌舞団の公演も行われます。是非お近くのハッキョに足を運んでみて下さい。

参加者の皆さん❗



大野さんがマイクを持たれました。

☆大野さん

アンニョンハシムニカ
暑くてぶっ倒れそうですが、決して倒れる訳にはいかないという思いで参加しています。

昨日、6chで吉村知事が玉川さんと対談していました。吉村知事は過去に“万博には玉川さんは出入り禁止だ”と政治的な集まりで言ったことに対して、誠に申し訳ありませんでした、と非を認めていました。二つのメインとして2キロに及ぶ巨大な木造建築とiPS心臓のことをもっぱら話していました。

必ず成功させると自身たっぷりでしたが、チケットの売れ行きも悪いのに不思議な思いでした。
カジノについても、大阪府は年に1000億円儲かるんだと言っていました。口先で願望だけを言う癖があるのかもしれません。

皆さんご存知のように、あそこは産業廃棄物で埋め立てた島です。元々建物を建てる発想はなかったらしいです。そこに建てるのですから地盤沈下するのは明らかです。それを食い止めるために数十メートルの杭をうたないといけないのだそうですが、その費用が入っていないんです。万博、IRでとてつもない経済効果があると謳っていますが、余りにも計画性の乏しい、無責任な発想でしかないと思います。

今は兵庫の知事が大変なことになっていますから、自分がテレビに出て謝罪したのではないかと思っています。

いずれにしても、朝鮮学校へ無償化を適用し、朝鮮人に対する差別を撤廃し、朝鮮と仲良くしていかなくてはならない、一刻も早く差別をなくす政策に切り替えてほしいと願います。

高さんがマイクを持たれました。

☆ オモニ

ご通行中のみなさん、大阪府庁で働いているみなさん　アンニョンハシムニカ。
わたしは大阪中高級学校の前前のオモニ会会長をしていました。
ここに立って何年にもなります。わたし達の訴えを聞いてほしいと思います。

日本が国連「子どもの権利条約」を批准して３０年になります。そして「こども基本法」が施行されて一年になります。
「こども基本法」についてお話しようと思います。誰にでもわかる法律です。

ここには３つのポイントと書かれています。
先ず、だれのための基本法か？　心身の発達の途上にある全て子どもに適用される、と書いています。子どもをど真ん中に、中心に考えようという法律です。
国や民族の違い、国交がない国の子どもは適用しない、とは書いていません。

わたし達の子ども達はもう4世5世です。在日朝鮮人の子ども達は「こども基本法」のど真ん中に立っているのでしょうか？ 受けとめられているのでしょうか？

日本ではいろんな所で多文化共生がいわれています。しかし一番近い中国、韓国、朝鮮を敵対視しています。
わたし達の子どもも、そのまんま受け入れてほしいと思います。
火曜日行動を早く終わらせてください。よろしくお願いします。

参加者の皆さん❗

カンさんがマイクを持たれました。

☆ 東大阪初級のオモニ

大阪府庁のみなさん　ご通行中のみなさん

暑い中、ほんとうにご苦労さまです。わたし達も身も心も暑いです。汗だくです。

今、前前オモニ会長もおっしゃられましたが、すべての子ども達が幸せになるための「こども基本法」。法律を一番守らなければならない行政が一番差別している。許せません。

いつも子ども達に言っています。差別は絶対にしてはいけない。ご近所の子ども達とも、日本の子ども達とも、みいんな仲良くしなさい。と教えています。

誰が守っていないのでしょうか。（府庁舎に向かって）聞こえてますか！

わたし達は暑い日も寒い日も雨の日もたたかっていきます。

諦めることなく訴えていきます。


☆ オモニのみなさんと共に歌とシュプレヒコール

♪『声よ集まれ　歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ！

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな！

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ！

・朝鮮学校の補助金支給を復活させよ！

・行政が差別するな！

火曜日バンドは不滅です❗

赤ちゃんと一緒に頑張ってくださった方❗同時通訳もしてくださいました。

聞き取りをしてくださっている井上さんと横道さん❗

最後は大村さんのアピールと合唱「勝利のその日まで」❗

☆ 大村さん

ご通行中のみなさん、大阪府庁で働いているみなさん　
たいへん暑い日ですが、わたし達はこんなにたくさん集まって声をあげています。

先ほどからオモニのみなさんが怒りを持って訴えておられますが、本人がこのように訴えなければならない・・・これはどういうことでしょうか。
「すべての子ども達に」に朝鮮学校の子ども達は含まれていなのでしょうか。

いつも言っていますが、日本の学校に当たり前に揃っている物が朝鮮学校には揃っていません。それを揃えるのは行政の役割です。
朝鮮学校に子どもさんを送るオモニ、アボジも納税者です。ちゃんと義務を果たしているのに、権利は奪われている。
わたし達は当たり前の権利として勝ちとるまで闘います。

駐輪場での申し送りです。

故郷ー南の地から映画監督がお二人も来てくださいました。

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来週も頑張ります。

7月９日、５７５回目の「火曜日行動」です。

猛暑です。息が苦しいです。でも府庁前に向かいます。

今日のレポーターはハルモニ会の木村さん。



写真撮影は中山さんと松尾さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね、応援よろしくお願い致します。

長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

連日猛暑が続いています。今日も暑いですが、575回になる火曜日行動、元気に始めましょう。

全ての民族が差別されないことを目指し、2012年4月17日に私たちはこの行動をはじめました。

当初はこんな当たり前のことを訴えなければならないということが、これほど長く続くとは考えていませんでした。

この１２年間で、この場に来られていた高齢の方々が何人も、思いを私たちに託し、天国へと旅立って行かれました。幼い子どもたちは高校生となり、中学、高校生だった子どもたちは自分の子どもを連れてこの場に来るようになりました。

人権の大阪と言われ、全国に先駆けて朝鮮学校の支援を行った大阪府が、橋下知事が登場してからは全国に先駆けて朝鮮学校への支援を打ち切ってしまいました。

『関心領域』という映画を見ました。アウシュビッツ収容所の隣で楽しく暮らすナチスの一家を描いた映画です。大阪府の職員の方々が、上から言われたからと言って差別をするのは、アウシュビッツの隣で楽しく暮らす家族と同じだといつも思っています。

参加者の皆さん❗

　

平石さんが久しぶりにマイクを持たれました。

☆平石さん

お久しぶりです。全港湾にいた頃は組合活動ばかりしていましたが、今はなぜか仕事で忙しくしています。

オモニの皆さんは私たちには想像もできない悩みや苦労を抱えていて、そこに橋下がひどいことをしたことに怒りを覚えています。

私は南大阪朝鮮学校をずっと支援しています。今度も納涼祭に行く予定です。子どもたちを育ててがんばり続けているオモニたちの姿は私たちの励みにもなります。

参加者の皆さん❗

火曜日バンドは不滅です❗

オモニ会の方がマイクを持たれました。

☆大阪朝鮮初級学校のオンマ

今日は1年生の保護者と一緒に来ました。
この火曜日行動という場があることで、これまでのことをあまりよく知らない若い世代のオンマたちの間でも、いろいろなことを共有できます。

ヨシナリさんもマイクを持たれました。

☆ヨシナリさん

東大阪で子育てをしています。

子育てにはとてもお金がかかります。日本人も朝鮮人も同じように一生懸命子育てをしています。

私は朝鮮高校が近くにあるにもかかわらず、ずっとどんなところか知りませんでした。実際に行ってみないと分からないのです。朝鮮学校に行って、子どもたちの様子を見て、驚きました。

そして、あるオモニに感謝の言葉を言われて、私は複雑な気持ちになりました。オモニに頭を下げさせるのは何なのかを考えると、怒りが湧いてきました。

これからもがんばっていこうと心に誓いました。

梁青年がマイクを持ちました。

☆青年

私は生野で活動をしています。
日本社会は朝鮮人への差別と偏見に満ちています。共生社会を築いていくのは難しいです。

朝鮮は植民地から解放されたにもかかわらず、日本の朝鮮に対する植民地主義が未だに残っています。民族教育の意義も理解されていません。

今日は若い世代の数が少ないようですが、若い世代もがんばっていきたいと思います。

高級部時代から何回もアピールの先頭に立ってくれた青年です。

☆若者

生野で活動をしています。

私も『関心領域』を見に行きました。それで思ったのは、人間は“関心領域”の内側だけで生活できるということです。逆に言えば、生活に関わることなら、関心を持てるのではと思います。

私自身、ガザやウクライナのことにどれだけ関心を持っているのかと、深く考えました。問題が自分の生活に関係していないと、本当の意味で関心を抱いているとは言えないのではないでしょうか。

距離的に遠いところだけでなく、時間的にも、現在だけでなく、過去、未来のことにも思いを馳せるべきだと思います。

若いオモニたちがアピールとシュプレヒコールの先頭に立ちました。

☆大阪朝鮮中高級学校のオモニ会

今日は仕事を休んでここに来ました。

この14年間、高校無償化…、新しい制度が生まれる度に、新たな線引きがおこなわれてきました。植民地から解放されてから75年、4世、5世が生まれているにも関わらず。

7月28日には学校で納涼祭があります。

ずっとずっと声をあげ続けていきたい、そんな思いを込めて歌います。

☆オモニたちの歌とシュプレヒコール
『声よ集まれ　歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ！

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな！

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ！

・朝鮮学校の補助金支給を復活させよ！

・行政が差別するな！

最後のアピールは大村さんです。

☆大村さん

今日で575回になります。

猛暑の中でもこれだけの人が集まっています。

先日、金剛山歌劇団の舞台があり、私も友人たちを誘いました。

友人たちの感想は、まずは「感動した」。そして「自分自身、朝鮮に対する偏見をものすごく持っていたが、朝鮮のすばらしい歌や踊りに触れて、それが払拭された」と話してくれました。

朝日新聞の「声」の欄に、韓国ドラマやK-popで韓国への関心を持ち、さらに過去の悲しい歴史があることを知って、その歴史をなかったことにせず、新たな日韓関係を築いていきたいとする高校生の意見が掲載されていました。

　先ほどから紹介されている夏祭りや納涼祭もフード、ファッション、文化に触れ、朝鮮学校に関心を持つ機会になると思います。

　私たちは諦めないという思いを込めて、歌いましょう。

☆『勝利のその日まで』

大阪中高、大阪初級からオモニたちが大勢来てくださいました。

駐輪場での申し送りです。

来週も雨がふりませんように、猛暑か和らぎますように❗今日も飲み物をもって駆けつけてくださった洪分会長コマッスムニダ！