ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

10月3日、538回目の「火曜日行動」です。

2023-10-03 15:22:07 | 火曜日
また火曜日がやって来ました。今日は538回目の「火曜日行動」の日です。



今日のレポーターはハルモニ会の横道さんと井上さんです。写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。



東大阪地域のオモニたち大勢来てくださいました。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

先週、韓国からの教会の青年の方々が初めて朝鮮学校を訪ねられるのに同行して大阪朝鮮初級学校に行って来ました。4年生から6年生の子どもたちが課外授業として、日頃披露している歌や舞踊を講堂で韓国からの青年たちに披露しました。日本で生まれ育ち、四世、五世になる子どもたちが青年たちのウリマルの質問にすぐに答えられること、歌詞の素晴らしさ、などに感動しておられました。子どもたちの披露の後に、韓国の青年たちがピアノと共にアリランを歌いました。子どもたちも一緒に唱和しました。朝鮮学校は南北の架け橋、平和のマダンだと改めて思いました。

その後の交流会では、なぜ朝鮮学校が差別を受けているのか、裁判でなぜ負けているのか、という質問がありました。また、こちらからは、幼稚園から大学まで朝鮮学校があること、などは韓国に伝わっているか、と尋ねました。

韓国では、「ウリハッキョ」という映画を観て初めて朝鮮学校を知ったという方が多いようです。それでも、民族教育を守るためにどのように闘われて来たかということはあまり知られていなかったり、在米韓国人の方々が市民権を持っているのと日本で日本国籍を取るということの意味が同じように考えられている、という指摘も出ました。

朝鮮学校の子どもたちの姿と南北の架け橋として朝鮮学校があることを是非韓国に帰ったら伝えていきたい、これからも朝鮮学校とつながっていきたいと青年たちは言っていました。



火曜日バンドは不滅です❗



大野さんがマイクを持たれました。

☆日朝市民連帯共同代表 大野さん

アンニョンハシムニカ 体調の加減で涼しくなったので来ることができました。

いつまで続くのか。日本政府が10年前に拉致問題の政治的決着なしには在日の人たちの環境を一切改善しないと一方的に決めてしまったのが問題です。それが重しのようになってしまっている。

歴史を振り返ると、たとえば文禄、慶長の役は朝鮮を侵略し領土を大名に分け与える目的で行われましたが、高麗王朝の墓を荒らし、財宝を盗み滅茶苦茶なことをやって来た、そのようなことを抜きに拉致問題云々を言うのはどうか。拉致問題についても堂々と明確に言っていかなくてはならないと思っています。




キム・クッカンさんが久々にマイクを持たれました。

☆金 菊江(キム クッカン)さん

本当に久しぶりですいませんでした。

この火曜行動が500回を超え、終わりがないまま続いているのが胸が痛く、今日は仕事を抜けて参りました。朝鮮民族、特に在日には昔から日本政府は何一つ与えてくれなかった。私たちがどのように権利を勝ち取ったか、団結して闘ってひっついて手を挙げて声をあげて拳を振り上げて、そうやって自分たちの生活、民族、歴史を守って来たんです。植民地時代が終わってこの平和と言われる日本社会の中でこれがまだ続いているのは、日本政府が歪んでいるからです。

私は看護師もしながらケアマネージャーの仕事もしています。日本社会が超高齢化社会に入って、65歳以上の方が4割になるという時代が来ています。と同時に子どもがどんどん減っている。日本で生まれる子どもが90万を切りました。声を高くして言いたいです。子どもたちはみんな宝物です。朝鮮学校に通っている子どもたちはみんな日本社会に貢献しています。

大阪府は2007年、大阪府は子ども条例を制定しました。子どもたちが健全な生活ができるよう大人が見守ることを義務化しました。なぜ朝鮮国籍だから、韓国国籍だから、と子どもたちが差別されなくてはいけないのでしょう。

大阪府は自ら定めた条例をなぜ守らないのか、子どもたちに差別は許されません、子どもたちは日本社会の宝、これからの日本の活力になると認識を改めて、同じように権利を享受する、私たちは歩みを止めません。このために何度も何度もここに来て闘い続けることを、みなさん、もう一度エイエイオーで確かめたいと思います。

がんばりましょう!エイ エイ オー!

☆ 長崎さん

オモニの心の底からの叫びだと思います。
ありがとうございました。
大阪府、大阪市はオモニの訴えを真摯に受け止めてください。




大村さんとヨシナリさんがマイクを持たれました。


☆ 大村さん

みなさんこんにちは。
昨日2日(月)大阪朝鮮中高級学校で体育祭がありました。
日曜日が雨だったので昨日に順延ということで、平日でしたが、それでも保護者の方々、同胞の方々が観客席を埋め尽くしました。

午前中は色々な競技や演技がありました。午後からは「輝かしい未来へ」というテーマで全校生によるマスゲームがありました。
マスゲームを演じている学生達を見ていると、これまで民族教育が脈々と受け継がれてきて、これからも、もっともっと輝かしい未来へと繋いで行きたい、行くんだ、という思いが伝わってきました
わたしは見ていて心が熱くなりジーンときました。

大阪朝鮮高級学校は1952年に始まったので去年が70周年でした。これからも100年目に向かって頑張ろうとしています。
民族教育に対する政府、行政による公的差別、こんな中だからこそ、これからも頑張っていこうという強い意志を感じました。


☆ ヨシナリさん

アンニョンハシムニカ
皆さんお疲れ様です。東大阪から来ましたヨシナリです。
昨日大阪朝鮮中高級学校の体育祭に初めて行きました。仕事の都合で午後からの部になりましたが。

感想は一言では言い表せません。感動した、良かった、と言いたいのですが、そんな簡単な言葉では言い表せません。
マスゲームは一人一人の表情が素晴らしくて涙が止まりませんでした。

私には高校生と大学生の子供がいます。日本の学校の運動会、体育祭を見てきましたが、こんなに感動したのは初めてだと思いました。
子供達一人一人がしっかり育てられ、生きているんだなと感じました。

昨日流した涙は、感動の涙だったはずなのですが、気がつけば悔し涙に変っ
ていました。
この悔し涙を持って、これからも皆さんと共に声をあげていこうと思います。


☆ オモニ会のみなさんのリードで歌とシュプレヒコ―ル




お疲れ様です。私達は東大阪朝鮮初級学校のオモニ会から来ました。
大阪朝鮮中高級学校の体育祭に、たくさんの方々が足を運んでくださったと聞いて、たいへん感謝しています。

日本学校の生徒達も、もちろん素晴らしい子供達だと思います。
私達のウリハッキョで学んでいる子供達もそれに負けないくらい素晴らしい子供達です。
子供達の未来を守るために差別の無い社会を目指して、これからも闘っていきます。
がんばりましょう!

歌♪『声よ集まれ、歌となれ』
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!
・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!
・行政が差別するな!



シュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が繰り返されています。



最後の歌は「勝利のその日まで」❗



駐輪場での申し送りです。



共同通信の記者の方も紹介されました。



つづい
ていろんなイベントへの案内がありました。



来週も頑張ります。

コメント
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