ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

7月12日、479回目の「火曜日行動」です。

2022-07-12 16:32:00 | 火曜日












朝から警報が発せられ初級部は休校になりました。でも「火曜日行動」を休むことはできません。



今日は479回目の「火曜日行動」です。



レポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんです。天候は良くありませんが、心一つに発信してまいります。応援よろしくお願いします。








長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ。今日はあいにくの雨ですけれど、本当にこの火曜行動、雨にも負けず、風にも負けず、どんな暑さや寒さにも負けずということで続けてきました。
大阪府のかっての誇りを取り戻し、子ども達の笑顔の為に一日も早い補助金の復活を求めて今日も火曜行動を進めていきます。

雨の中、火曜バンドの皆さんありがとうございます。いつも私達を元気づけてくれています。

参議院選挙が7月10日の投開票で終わりました。私達が戦後歩んできたみち、大切にしてきたもの、それをもう一度私達が、どう生かして次の世代に渡していくのか、ほんとにそれが問われた選挙だったと私は思っています。

今回は様々な政党が出てきました。選挙活動が合法化、選挙の時は思想信条の自由という中で、公然と外国の人達を排除など、本来出来ないことを選挙の中で訴えるなどが行われてきました。改めてですが、今回の選挙の中で安倍元総理が凶弾に倒れるという事件が起こりました。民主主義の破壊が言われています。

民主主義をいうのであれば、まず憲法を守り、法を守りそしてお互いの思想信条の違いを尊重し、そして憲法にうたわれた教育の平等を守るべきでそれが今、子ども達に、朝鮮学校の子ども達に、在日外国人の子ども達にされていません。これこそが民主主義の破壊だと思います。そしてお互いの言論を暴力で封じるということは許されない。

いつも火曜行動に来られている皆さんは思想信条、考えていること、日常的にやっている活動はそれぞれ違います。この子ども達の夢と希望を大人が奪わないという一点で、毎週火曜日にここに集まり10年を超えて声を上げています。

選挙中も火曜行動は続いていました。次の世代の子ども達に、大阪に生まれて良かった、日本に生まれて良かった、色々な人と交わって良かった、そんな思いを繋いでいきたい。

今回の選挙の中で、様々な場で貧困、格差の問題に出会い、街頭でも色々な方に出会いました。シングルマザーで子育てをしているお母さん、高校生の子どもさんが学校を続けていいかどうか悩んでいる、奨学金を受けて、この奨学金を返していけるんだろうか迷っている、そんな声がありました。又、物価が値上がりしている中、日常買っているパンや野菜などが値上がりし量が少なくなっている、お弁当や夕ご飯の量を減らしたりしながらやりくりしているという声も。

この社会の中で、子ども達が本当に大切にされなければならない時期に、食事や色々な不安を抱えながら生きている。朝鮮学校の子ども達がありのまま認められず、学校への補助金が打ち切られ、学校が統廃合になっていくなかでで頑張っている。こういうことをぜひ多くの人に考えていただきたいと訴えています。






















菅沼さんも元気なお姿を見せてくださいました。







火曜日バンドは雨にも風にも負けません。不滅です❣️







大村さんがマイクを持たれました。

大村さん

こんにちわ。479回目になります。

吉村知事、選挙の間あちこちまわられていたようですが、大阪の政治の方に頑張ってもらいたいと思います。カジノのことで住民投票を要求する署名があんなにも沢山集まったんですから、ぜひとも住民投票を実施してほしいと思います。

この前街頭演説で、麻生副総裁が安全保障に関わって、「弱い子がいじめられる、強い子はいじめられない、国も同じなんだ」と発言したことに対し、吉村知事は「いじめられる方に問題があるのではなく、いじめる方が悪い」という発言。本当にまっとうだと思います。

ならば、今、政府、大阪府、市が在日朝鮮人や朝鮮学校に対する差別を絶対に止めるべきだと思います。

公的な差別がどのようなことを招いているか。この前の安倍元総理が亡くなったことに関しても、ネットでは犯人が朝鮮人だというようなことが出回っていました。

これまでのことで言えば、1921年11月4日、原敬首相が暗殺されました。その犯人を、犯人は日本人だったんですが、新聞報道でさえ、当時の差別用語で”「鮮人」が犯人”と堂々と報じました。その2年後に関東大震災が起きました。デマで朝鮮人はじめ多くの人が殺されました。

ですから事件が起きると、在日朝鮮人、韓国人の方がどんな思いをされているか。

先日、ウトロで放火事件があり、コリア国際学院でも放火事件がありました。命が狙われているのです。そういったことをなくすためには、政府、自治体が公的な差別を止めるべきだと思います。

朝鮮学校への補助金復活、高校無償化適用などそういったことをしっかりと国と自治体がやるべきだと思います。















































オモニたちのアピールが始まりました。














高さんもアピールです。

高さん

久しぶりに参加することができました。

先程から何回かお話が出ているんですが、7月8日、元総理が銃撃事件で亡くなるという本当に衝撃的事件が起こりました。何とも言えない気持ちです。

総理になって、一番初めにしたことが、朝鮮学校の無償化からの排除でした。ですから正直それに対していろんな思いがあります。
長崎先生がおっしゃたみたいに、暴力はけっして許されないことだと思っています。言論には言論で。

そしてどんな日にも、火曜行動に立ち続けるのは、暴力でなくわたしたちの主張が正当だということを認めてもらうまで訴え続けることだと思っています。

事件の後、安倍さんが無事であることが何よりだったんですが、一番最初に、この犯人、もし朝鮮、韓国人だったらどうしょう、というのが頭の中をよぎりました。普通に考えたらありえないことなんですけど。これまでのことから、学校に行く子ども達に被害が及んだらどうしょうとか。

今回も、愛知朝鮮学校に電話がかかてきたそうです。愛知の女子生徒、女の子を誘拐するという電話がかかって来たそうです。

私達はいつもそういう恐怖と背中合わせで子ども達を学校に送っています。考えすぎといわれることがありますが、考えすぎということはないと思います。

大村先生もおっしゃていたみたいに、SNSを開くと「犯人は朝鮮人だ」というデマが飛び交っていました。日本社会では沢山の外国人の子ども達が学んでいます。一緒に生活しています。しかし、排外主義も広がっています。

吉村知事、今日は私達や子ども達が安心して、安全に暮らせるようにお願いに来ました。よろしくお願いします。


















康さんがマイクを持ちました。

オモニ

大阪府庁で働く皆さん、ご通行中の皆さん、東大阪からオモニ達がこうして闘いに来ました。雨の中です。本当に昼夜を問わず働いているアボジ、オモニなのにいつまでこの闘いを続けなければならないのでしょう。でも私達は負けません。大きな声で闘いを続けたいと思います。それでは大きな声で歌いましょう。

「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

*子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!





シュプレヒコールが続きます。














































合唱「声よ集まれ 歌となれ」が続きます。
















最後の歌は「勝利のその日まで」!




















駐輪場での申し送りです。









雨の中、皆さんお疲れ様でした。来週も頑張りましょう❣️



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする